研究テーマ
研究テーマ
山陽圏フィールド科学センターでは、生産販売を行う以外にもフィールドを利用した様々な研究を行っています。果樹については岡山の特産品であるモモの生理障害発生低減、品質向上技術開発に関してやブドウの発育制御に関する研究を行っております。野菜については、施設栽培における省力栽培や環境制御に関する研究、露地栽培については大規模化に対応した省力栽培技術の研究に取り組んでいます。水稲については、直播体系技術や光合成能力向上に関する研究、およびAI画像解析による生育診断技術の開発を行っております。畜産関係では産地における肉牛牧場の技術体系の確立に関して取り組んでおります。雑草については機械的防除法や物理的防除法の開発を進めています。
最近では、デジタルトランスフォーメーション(通称DX)に関する農業機器を積極的に導入し、外部資金を活用してスマート農業に関する研究(果樹の非破壊品質測定、環境モニタリングによるモモ栽培の安定化、樹体3Dモデル化による樹形教材作成や果実品質の樹内変動の可視化、温室の複合環境制御)にも取り組み、農業の新しい形づくりに貢献できるような研究に取り組んでいます。