岡山大学 農学部

UNIV. TOP
LANGUAGE
ENGLISH
MENU

食料環境政策学

研究室のウェブサイト(日)(別サイト)] 研究室のウェブサイト(英)(別サイト)]

食料環境政策学 Food and Environmental Policy

教員

Fumikazu UBUKATA教授:生方 史数 Prof. Dr.Fumikazu Ubukata
E-mail:ubukat-f@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
専門分野:東南アジア地域研究、国際開発学、政治経済学、環境と開発、ポリティカル・エコロジー

教員

Katutoshi OONAKA准教授:大仲 克俊 Assoc.Prof. Dr. Katutoshi OONAKA
E-mail:pwnu4uds@(@以下はokayama-u.ac.jp を付けてください。)
専門分野:農業経営学、農業政策学、地域政策学、一般企業の農業参入や大規模水田農業経営体の農業経営と地域農業構造に関する研究

主な研究テーマ アジアにおける食料・環境政策に対する人文・社会科学的研究

 食料・環境問題を解決するためには、問題を人間社会の課題としてとらえるための人文学・社会科学的なアプローチが不可欠である。当分野では、主にアジアにおける食料・環境問題(農業、資源産業、環境政策、コミュニティ開発、災害対策など)を地域研究と政治・経済の視点から捉えなおすことで、アジア各国が民主的で持続可能な社会を築くための道筋を検討している。

情報圏が変える東南アジアの辺境社会

東南アジアの辺境社会は、国家や市場アクターが「持続可能な開発」の実践等を契機に情報基盤を整備することで、遠隔地と強力に結合されつつある。研究では、PES、一次産品の認証、災害対策を例に、情報を介した国家や市場の影響力増大が辺境社会に与えた影響を検証している。

mobilephone
地域農業の構造再編に関する研究

地域農業の維持・発展を目指して,自然的・社会的・経済的立地条件を考慮しながら,いかに生産要素(土地,労働力,資本,そして情報)を調達し,再編成していくのかについて,フィールド調査に基づきながら明らかにする。

nougaku0408_img03.jpg

最近の主な業績

  • Watanabe, H. and Ubukata, F. “Does International Environmental Certification Change Local Production and Trade Practices? A Case Study of Shrimp Farming in Southern Vietnam” Human Ecology https://doi.org/10.1007/s10745-023-00424-x , 2023.
  • Dinh, N. C., Ubukata, F., and Tan, N. Q., and Ha, V. H. “How do Social Connections Accelerate Post-flood Recovery? Insights from a Survey of Rural Households in Central Vietnam”. International Journal of Disaster Risk Reduction 61(2021) 102342 https://doi.org/10.1016/j.ijdrr.2021.102342 , 2021.
  • 生方史数編 『森のつくられかた—移りゆく人間と自然のハイブリッド』共立出版,2021年
  • Ubukata, F. "Environmentally Challenged Asia: in the Context of Backwardness and Diversity", In Goto, K. et al. eds. The Asian Economy: Contemporary Issues and Challenges. Routledge, Abingdon and New York. 233-249. 2020.
  • Ubukata, F. and Hoang, T. Q. “Local Struggles for the Coproduction of Natural Capital: Payment for Forest Environmental Services in Central Vietnam”, In Devlin, J. F. ed. Social Movements Contesting Natural Resource Development. Routledge, Abingdon and New York. 83-97. 2019.
  • 蛯原一平・齋藤暖生・生方史数編『森林と文化ー森とともに生きる民俗知のゆくえ』共立出版,2019.
  • 西川邦夫・大仲克俊,『環太平洋稲作の競争構造 農業構造・生産力水準・農業政策』,農林統計出版(2021)
  • 大仲克俊,企業の農業参入の政策経緯と現状,渋谷往男編著,『なぜ企業は農業に参入するのか 農業参入の戦略と理論』,農林統計出版,23~41(2020)
  • 大仲克俊,中食・外食産業による農業参入の実態分析,『なぜ企業は農業に参入するのか 農業参入の戦略と理論』,農林統計出版,129~154(2020)
  • D. A. Tho and Onaka, K. “Status and Challenges of Agricultural Machinery Services Development in Vietnam Central Coast Area”, Japanese Journal of Agricultural Economics 22: 135-140, 2020.
  • 大仲克俊,岡山県における農業構造変動と農地中間管理事業 : 農業構造変動の停滞地域における実態と課題 (特集 農地所有・利用と担い手をめぐる課題 : 農地中間管理事業の中間的総括を踏まえて) ,農業問題研究 51(2) 33 - 42(2020)
]

卒業生・修了生の進路

  • 大学教員
  • 大学職員(川崎医科大学)
  • 大学院進学(岡山大学大学院・九州大学大学院・京都大学大学院)
  • シンクタンク(長野県農協地域開発機構)
  • 国際NGO(Fauna and Flora International)
  • コンサルタント(ジャパンインターナショナル総合研究所)
  • 民間企業(モンテローザ,伊予銀行,山口銀行,大分信用組合,香川銀行,らでぃっしゅぼーや,三協食鳥,神鋼環境ソリューション、NTTファシリティーズ関西、旭化成、日立ソリューションズ、SCSK、Huaqin Telecom Technology、JHD)
  • 団体(岡山県農協中央会,山口県農協中央会,高知県農協中央会,広島県信農連,全農岡山,JAみのり,JA熊本うき,JAつやま,JA岡山東,(社)川福会,(独)農畜産業振興機構、岡山商工会議所)
  • 公務員(農林水産省,経済産業省,国税庁,兵庫県,和歌山県,大分県,福岡県,松山市,玉野市,南国市,岡山市、岡山県警、徳島県)
  • 自営(農業)

収穫祭ポスター