OHNCC 岡山大学病院頭頸部がんセンター

  • トップページ
  • サイトマップ

頭頸部がん治療における歯科医の役割

顎義歯について(顎顔面補綴)

顎顔面補綴(がくがんめんほてつ)とは,生れ付きの疾患,交通事故などの外傷や,腫瘍を取り除く手術などによって失われた口や顔またその周辺の部分のかたちを人工物で修復することを担当する歯科の治療分野の一つです.

口の中,あるいはその周辺部分の無くなった部分を修復することによって,食べることや発音あるいは見た目などの機能の回復を図り,患者様が快適な社会生活をおくれることを目的とします.

写真で示したものは,上顎の手術の後(図1)に用いられる顎顔面補綴の装置の一例で顎義歯(がくぎし)というものです(図2).手術によって失った歯茎や骨の部分を補うために通常の義歯よりも大きくなります.

図1A:通常の歯のない上顎 図1B:手術後の上顎
図2:上顎の顎義歯 その1 図2:上顎の顎義歯 その2
Pagetop