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よくある質問と回答

 

問1 授業には、講義と演習がありますが、それぞれどのようなものですか。

本学部では、多人数の学生に対して行う講義とともに、各学年で1クラス20人程度の少人数教育を配置しています。具体的には、1年次には大学で法律・政治を学ぶための基礎的事項を演習形式で学ぶ「法政基礎演習」、2年次以上には各専門分野の演習が開講されています。

憲法、民法、刑法などの実定法であれば、講義では、法律の体系や法律の各規定がどのような考え方に基づいてつくられているかを中心に学びます。演習では、具体的事件を取り上げて、どのような問題があるか、法的にはどのように解決するかなどについて学生がレポートを作成しそれに基づき討議するなどの方法で学びます。

 

問2 授業の中に、実務で活躍している方々の授業もありますか。

法律・政治の理論や考え方を体系的に学ぶことは、学ぶ時間が十分にある大学でなければできないことです。それとともに、社会で実際にどのようなことが起こっていて、どのような課題があるのかを知ることにより、私たちが学ぶ意義を確認し、それをどのように社会で生かすことができるかを考えることができます。そこで、社会で活躍している実務家の方々が、実際に起こっている事象や実務について授業する法実務入門」(弁護士)や「不動産関係法」(司法書士)といった科目を開講しています。
また、法学部教員には、自治体の審議会委員をしたり、実務家と研究会を行うなど種々の形で実務と関係している者が多く、また国家公務員、銀行員、大使館勤務など実務経験者もおり、授業の中で実務を踏まえた内容を取り入れています。

 

問3 法曹(弁護士・裁判官・検察官)を目指す場合、学部卒業後法科大学院に進学しなければなりませんか。

法曹になるためには、原則として、学部卒業後法科大学院に進学し、法科大学院修了後司法試験に合格しなければなりません。法科大学院の修業年限は原則3年ですが、法学の基礎的な学識を有すると認められた場合(このことは、法科大学院の入試において法学科目の試験に合格した場合に認められます。)には2年で修了することができます。

岡山大学法学部では、岡山大学法科大学院の教員による特別演習を開講するなどにより、法科大学院への進学を支援しています。また、法学を深く学ぶ学生のサークルも活発に活動しています。

最近の法学部卒業者の法科大学院進学状況は、次のとおりです。(人数)

  岡山大学法科大学院 他大学法科大学院
2014年3月卒 11 12 23
2015年3月卒 9 12 21
2016年3月卒 11 9 20
2017年3月卒 9 8 17
2018年3月卒 7 8 15

 

問4 法科大学院に進学するには、必ずしも法学部を卒業する必要はないと聞きますが、法学部に進学する場合と他学部に進学する場合で、どのように違いますか。

どの学部を卒業しても法科大学院に進学することができます。これは、例えば工学の知識技術をもつ人が法曹になって、特許などの知的財産権に関する法的問題を扱うなど、多様な知識・経験をもつ人が法曹になることが望ましいとの考え方に基づき制度が作られているためです。

ただ、司法試験に合格するためには、法律について幅広く高度な専門知識が求められ、長期間の法学学習が必要なので、法曹を目指す人の多くは法学部へ進学しています。

 

問5 法科大学院に進学する場合、学部在学中にどのような勉強をすればいいですか。

実定法の授業で法律の体系や法律の規定の基礎にある考え方を学ぶことは、法科大学院での学習の基礎になるので、法律の基礎的・基本的な事項をしっかり学んでほしいと思います。また、実際に法曹として仕事をするには、法律だけでなく、経済・社会についての多様な知識や人間性についての深い理解などが必要です。法科大学院に進学してからは、実定法以外の分野を幅広く学ぶ時間的余裕がないので、学部段階で法律学以外も幅広く学ぶことが望ましいと思います。

 

問6 公務員を目指す場合、入学後どのように勉強すればいいですか。

公務員試験では、法律、政治、経済などの分野から出題されますが、基本的な内容の出題が多いので、法律分野については授業で法律の体系や基礎にある考え方をしっかり学ぶことが重要です。なお、公務員試験のための講座の受講を希望する学生のために、岡山大学生協が主催する公務員講座が学内で開かれています。

岡山大学法学部卒業者で国や地方自治体の公務員になる者の割合は比較的高く、最近の卒業者では次のとおりです。(人数)

  国家公務員 地方公務員
2014年3月卒 36 56 92
2015年3月卒 27 53 80
2016年3月卒 29 62 91
2017年3月卒 51 42 93
2018年3月卒 35 50 85

 

問7 将来国際的な仕事をしたい場合、入学後どのように勉強すればいいですか。

主として国際的な仕事をする場としては、外務省、国際協力機構(JICA)など政府機関で働く場合、国際的に業務を展開している企業で働く場合、国連などの国際機関で働く場合などがありますが、どの企業や官庁・自治体に就職しても国際的な仕事をする機会は多くあります。

岡山大学法学部では、国際法、国際私法(国際的な取引や生活関係に関する法律)や国際政治に関する専門科目が多数開講されています。法学部の一部科目には英語で授業されているものもあります。また、外国語教育科目として、全学共通で英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語などが開講されています。
就職先に必要な知識や語学力、自分の関心などに応じて、これらの科目を履修してください。

 

問8 AO入試の面接はどのようなものですか。

AO入試の面接は、数人1組で集団面接を実施し、例えば次のような課題について、受験者に自己の考えを述べてもらい、また、他の受験者の意見について反論や違う見方をするのであればそれを述べてもらい、討議をしてもらっています。面接時間は、2018(平成30)年度入試では1組30分程度でした。

[課題例]
 日常的にごく普通に行われており、それ自体は特に良くも悪くもないことやサービスの提供行為が、ときとして何らかの犯罪に役立ってしまうことがあります。その場合に、犯罪の手助けになってしまうかもしれないと思いながら行為した者を、処罰すべきでしょうか。
 例えば、「金物屋が客にドライバーを売ったところ、客がけんかの凶器としてそのドライバーを使用した場合に、ドライバーを販売した金物屋を傷害の幇助犯(協力者)として処罰すべきか」という問題を考えてみてください。

このような課題について、意見を述べ、討議する方法で、社会的問題についての理解力、表現力、他者とのコミュニケーション能力などを評価します。

 

問9 AO入試を受験する場合、どのような知識や能力が求められますか。

10の1文目(AO入試学生募集要項の「求める人材」に書いているように、法学部は「①社会に対する広範な関心を持ち、幅広い視点からものごとを考えようとする人②自ら課題を発見し、ねばり強く考え、自ら判断していこうとする人③世界の動きに関心があり、グローバルな視点をもって活躍したいという意欲のある人」を求めています。したがって、普段から広く社会のできごとに関心を持ち、それについての見方、あるべき解決策などについて、他の人々の見方や意見を学び、その上で自分で考えるように努力してほしいと思います。

 

問10 後期日程入試の小論文では、どのような能力が求められますか。

後期日程入試の小論文では、社会の問題に関する文章を読み、それに関する論述を求める出題をしています。したがって、文章読解能力、文章表現能力が必要とされるほか、社会の問題に対する関心や思考力なども求められます。また、英文の資料を用いて出題することがあり、英文読解能力も求められます。

[本件についての問合せ・連絡先]
法学部副学部長・入試委員長  黒神 直純
電話:086-251-7482
FAX:086-251-7373
e-mail:black◎cc.okayama-u.ac.jp
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