国立大学法人 岡山大学

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中四国・播磨HeReNet-本学が岡山理科大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始

2026年02月09日

 本学の研究機器共用体制・整備等強化促進に関するタスクフォースは、2月2、3日に「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(通称:中四国・播磨HeReNet)」の連携機関である岡山理科大学(岡山市北区)を訪問。本事業を推進すべく、核磁気共鳴装置(NMR装置)からヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始しました。
 本学からは総合技術部の石井誠課長、浦上久幸技術専門員、安藤晴菜技術職員(特任)と研究協力課の山﨑秀顕専門員、友定良太事務職員が参加。岡山理科大学からは研究・社会連携部総合機器センターの櫻井詠司技術職員らが参加しました。
 2月2日にヘリウムガス回収用圧縮機1台とヘリウムガス回収用ガスバッグ10個を納品し、NMR装置とガスバッグを専用のホース等で接続する作業を行いました。翌3日には、回収用圧縮機の試運転等を行い、NMR装置からガスバッグへのヘリウムガスの回収を開始しました。
 今回、岡山理科大学でヘリウムガスの回収を始めたことで中四国・播磨HeReNetで4機関(鳥取大学・徳島大学・米子工業高等専門学校・岡山理科大学)がヘリウムガスの回収を始めたことになります。3月には新たに2機関で回収を始める予定であり、HeReNet事業は関係者の協力のもと、想定したスケジュールより大幅に早くフェーズ1が進んでいます。
 また、MRI装置(1台)が学内のヘリウムガス回収ラインの敷設場所から遠い場所に設置されており、ガスが大気放出されているため、HeReNet事業の一環としてガスバッグや回収用圧縮機を使って回収ができるように準備を進めています。1月に複数回、関係者の打ち合わせや回収現場の下見等を行い、春頃をめどにヘリウムガスの回収を開始する予定です。
 本学は、地域の中核・特色ある研究大学として「中四国・播磨HeReNet」および「HeliGet(使用済設備から液体ヘリウムを回収)」を通じて、学内のみならず近隣の大学や研究機関、高等専門学校、企業等に液体ヘリウムを供給することで、液体ヘリウムを使った研究・開発の裾野を大いに拡げることを目指します。またヘリウムは100%海外に依存しているため、本取り組みは経済安全保障の点からも極めて重要となります。
 引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と参画機関らが進める、わが国の研究力向上・イノベーション創出強化、そして経済安全保障の枠組みにおける重要な取り組みへの挑戦に、どうぞご期待ください。

<参考>
中四国・播磨HeReNet-HeliGet岡山大学が岩手大学・岩手医科大学実施の使用済MRIからのヘリウム回収に参画~500L超のヘリウムを回収~
米子工業高等専門学校、鳥取大学、徳島大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始
電気通信大学とヘリウムリサイクル事業などについて意見交換を実施
岩手大学とのヘリウムリサイクル事業についての意見交換を実施
使用済み核磁気共鳴装置(NMR)からヘリウムガスを回収~「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」に向けた大きな一歩~
わが国の研究力の基盤を支える液体ヘリウムの利用促進・安定供給に向けて11大学・高専等と意見交換を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動に向け学内説明会を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動に向けた学外説明会を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動 ヘリウム回収実証実験を開始
“人機一体”の研究基盤を強化推進するために「研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース」が始動
岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)

【本件問い合わせ先】
研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用) 機関連携部門
TEL:086-251-8705
E-mail:herenetoffice◎adm.okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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