国立大学法人 岡山大学

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文部科学省職員が地域中核・特色ある研究大学の取り組み「中四国・播磨HeReNet」の施設整備を見学

2026年03月11日

 2月20日、文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課の乾優里研究設備係長(併)研究支援係長、大臣官房会計課の渡邊恭男第一予算班第一係長、高等教育局国立大学法人支援課の小林千宙支援第四係員らが本学研究機器共用体制・整備等強化促進に関するタスクフォースが取り組む、「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(通称:中四国・播磨HeReNet)」の施設設備等の見学に訪れました。
 見学に先立ち、本学津島キャンパス本部棟において、研究・イノベーション共創管理統括部の河本雅紀部長から中四国・播磨HeReNetに関する概要説明の後、畑中耕治副タスクフォース長・機関連携部門長(主任URA)や浦上久幸技術専門員による学内施設の見学会を実施しました。
 その後、中四国・播磨HeReNetの連携機関である岡山理科大学(岡山市北区)を訪問。ヘリウムガス回収用圧縮機によるガスバッグからガスボンベへのヘリウムガスの回収作業の様子を見学しました。
 回収作業を行った岡山理科大学研究・社会連携部総合機器センターの櫻井詠司技術職員は、「今まで大気放出していたヘリウムガスを回収でき、リサイクルによって液体ヘリウムをかなり安価に手に入れることができるようになり、とても有り難い」と述べました。
 本学は文部科学省からの支援を受け、2025年度にヘリウム液化装置周辺設備基礎および既存設備移設などの工事を行いました。
 本学は、地域中核・特色ある研究大学として「中四国・播磨HeReNet」および「HeliGet」(使用済設備などから液体ヘリウムを回収)を通じて、学内のみならず近隣の大学や研究機関、高等専門学校、企業等に液体ヘリウムを供給することで、液体ヘリウムを使った研究・開発の裾野を大いに拡げることを目指します。またヘリウムは100%海外に依存しているため、本取り組みは経済安全保障の点からも極めて重要な取り組みです。さらに本学は、次世代のヘリウムユーザーの育成およびヘリウム価格の安定化を目的とした、ヘリウム関連の人材育成プログラムの開発と実装「HeliSET(ヘリウム関連人財育成プログラム)」も進めており、「HeReNet」、「HeliGet」、「HeliSET」を合わせて「"He3"プロジェクト」として今後も推進していきます。
 引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と参画機関らが進めるわが国の研究力向上・イノベーション創出強化、そして経済安全保障の枠組みにおける重要な取り組みへの挑戦に、どうぞご期待ください。

<参考>
中四国・播磨HeReNet-本学が岡山理科大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始
中四国・播磨HeReNet-HeliGet岡山大学が岩手大学・岩手医科大学実施の使用済MRIからのヘリウム回収に参画~500L超のヘリウムを回収~
米子工業高等専門学校、鳥取大学、徳島大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始
電気通信大学とヘリウムリサイクル事業などについて意見交換を実施
岩手大学とのヘリウムリサイクル事業についての意見交換を実施
使用済み核磁気共鳴装置(NMR)からヘリウムガスを回収~「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」に向けた大きな一歩~
わが国の研究力の基盤を支える液体ヘリウムの利用促進・安定供給に向けて11大学・高専等と意見交換を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動に向け学内説明会を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動に向けた学外説明会を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動 ヘリウム回収実証実験を開始
“人機一体”の研究基盤を強化推進するために「研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース」が始動
岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)

【本件問い合わせ先】
研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用) 機関連携部門
TEL:086-251-8705
E-mail:herenetoffice◎adm.okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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