国立大学法人 岡山大学

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岩手大学技術職員が本学を訪問~地域中核・特色ある研究大学の取り組み「中四国・播磨HeReNet」の北東北地域への展開に向けて意見交換を実施~

2026年03月12日

 2月27日、岩手大学理工学系技術部の千葉寿第一技術室長と藤崎聡美第三技術室長が本学津島キャンパスを訪問し、研究機器共用体制・整備等強化促進に関するタスクフォースとの「中四国・播磨ヘリウムリサイクル事業ネットワーク(通称:中四国・播磨HeReNet)」に関する意見交換会に参加しました。
 本学からは畑中耕治副タスクフォース長・機関連携部門長(主任URA)、総合技術部の石井誠課長、浦上久幸技術専門員、廣田聡技術専門職員、安藤晴菜技術職員と研究協力課の山﨑秀顕専門員、友定良太事務職員、研究・イノベーション共創機構の彭子澴コーディネーターが参加しました。
 意見交換会では、本学が進める中四国・播磨HeReNet事業の業務内容等の説明を行った後、質疑応答や北東北地域へのHeReNetの展開に向けて意見交換を行いました。併せて、本学の液化装置等設備や岡山理科大学(岡山市北区)のヘリウムガス回収用設備の見学を行いました。
 また、「HeliGet」(使用済設備などから液体ヘリウムを回収)や「HeliSET」(次世代のヘリウムユーザーの育成及びヘリウム価格の安定化を目的とした、ヘリウム関連人財育成プログラム)についても意見交換を行い、最後に岩手大学と分子科学研究所が共同開発した水漏れや振動等さまざまな検知に応用できるスマートスピーカー制御器”WAN-WANシステム” の説明会を開催しました。
 今回の岩手大学との意見交換は、本学が推進するヘリウムリサイクル事業の全国への波及に寄与するとともに、今後の同大学とのヘリウムリサイクル事業の協力体制についても議論する貴重な機会となりました。岩手大学の千葉寿第一技術室長は、「ヘリウムリサイクル事業を推進する岡山大学の取り組みは素晴らしい。今回の訪問で得た知識や経験を生かして岩手大学でのヘリウムリサイクル実施の可能性について検討を始めたい」と述べました。
 本学は、地域中核・特色ある研究大学として「中四国・播磨HeReNet」および「HeliGet」を通じて、学内のみならず近隣の大学や研究機関、高等専門学校、企業等に液体ヘリウムを供給することで、液体ヘリウムを使った研究・開発の裾野を大いに広げることを目指します。またヘリウムは100%海外に依存しているため、本取り組みは経済安全保障の点からも極めて重要な取り組みです。さらに本学は、次世代のヘリウムユーザーの育成及びヘリウム価格の安定化を目的とした、ヘリウム関連の人材育成プログラムの開発と実装(HeliSET)も進めており、「HeReNet」、「HeliGet」、「HeliSET」を合わせて「”He3”プロジェクト」として今後も推進していきます。
 引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と参画機関らが進めるわが国の研究力向上・イノベーション創出強化、そして経済安全保障の枠組みにおける重要な取り組みへの挑戦に、どうぞご期待ください。

<参考>
文部科学省職員が地域中核・特色ある研究大学の取り組み「中四国・播磨HeReNet」の施設整備を見学
中四国・播磨HeReNet-本学が岡山理科大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始
中四国・播磨HeReNet-HeliGet岡山大学が岩手大学・岩手医科大学実施の使用済MRIからのヘリウム回収に参画~500L超のヘリウムを回収~
米子工業高等専門学校、鳥取大学、徳島大学においてヘリウムガスの回収(フェーズ1)を開始
電気通信大学とヘリウムリサイクル事業などについて意見交換を実施
岩手大学とのヘリウムリサイクル事業についての意見交換を実施
使用済み核磁気共鳴装置(NMR)からヘリウムガスを回収~「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」に向けた大きな一歩~
わが国の研究力の基盤を支える液体ヘリウムの利用促進・安定供給に向けて11大学・高専等と意見交換を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動に向け学内説明会を実施
「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク」始動 ヘリウム回収実証実験を開始
“人機一体”の研究基盤を強化推進するために「研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース」が始動
岡山大学 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)

【本件問い合わせ先】
研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用) 機関連携部門
TEL:086-251-8705
E-mail:herenetoffice◎adm.okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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