食中毒

食中毒は暑い季節に増えてきますが、季節に関わらず注意が必要です。
予防のために皆さんの食生活を今一度見直してみましょう!


食中毒の注意喚起(2018/08/03)   NEW

腸管出血性大腸菌感染症について

今年は特に暑い日が続いていますが、高温多湿になる時期は、食中毒菌による感染性胃腸炎も増加します。

岡山県では、腸管出血性大腸菌感染症の発生が増加しており、今後もこの傾向が続く可能性があることから、平成30612日付けで食中毒注意報を発令したのに続いて、619日に『腸管出血性大腸菌感染症注意報』を発令しています。

この感染症は、季節に関係なく年間を通して発生しますが、例年、6 月中旬から8 月にかけて発生が多くなります(図)。

岡山県 腸管出血性大腸菌感染症 月別発生状況 (岡山県感染症情報センター)より

主な初期症状は「腹痛」、「下痢」などで、更に進むと水様性血便になります。

腸管出血性大腸菌感染症は、通常の食中毒対策を実施することで十分に予防可能です。

県では予防策として調理や食事前などの手洗いの徹底、食品は冷蔵庫で保存し、調理後はできるだけ速やかに食べる、食肉は中心部まで十分に火を通すなどの食中毒対策の励行を呼び掛けています。


すなわち食中毒予防の3原則: 菌を「付けない(清潔)」 「増やさない(新鮮・冷却)」 「殺す(加熱)」を守ることが大切です。

ただし、少量の菌量でも感染、発症しますので、患者の便やおむつの取り扱いには注意するなど、二次感染にも気をつけて下さい

本学構成員においても発症者が報告されています。ぜひ学生さんに注意喚起していただき、食中毒の予防に努めるとともに、疑わしい症状がある場合は早めに病院を受診して適切な治療を受けるようにしてください。

<参考>

岡山県感染症情報センター 「腸管出血性大腸菌感染症注意報を発令しました」

http://www.pref.okayama.jp/page/detail-91998.html

保健管理センターホームページ 健康情報「食中毒」

http://www.okayama-u.ac.jp/user/hokekan/jikoboshi/shokuchu.html


★ご参考に…

☆下痢が続くときは保健管理センターか医療機関を受診しましょう!
  下痢が続く時の食事の注意点は・・・?


下痢の時の食事の注意点

  
 
※もし、下痢や腹痛が集団発生して食中毒が疑われるような場合はご相談ください。