頭頸部がん治療における歯科医の役割
立体モデルを利用した顎骨再建について
岡山大学病院では、頭頸部癌における上下顎骨再建症例のほぼ全例に対して、CTから原寸大の3Dモデルを当院歯科技工室にて作成し、術前にモデルサージェリーを行い、手術を行っています。
下顎歯肉がんのケース
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上の写真は、左下顎の歯肉がんを示します。 | CTから原寸大の3Dモデルを作成し、モデルサージェリーを行い、手術前に 下の写真のように金属のプレートを準備し、手術前にプレートを曲げておきます。 |
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術後の口の中です。左下顎の病巣部は手術で切り取られ、歯肉と顎の骨の部分は、あしの骨と皮膚で、つくられています。 | 手術後の口の中の写真です。咬合状態も良好に保たれています。 |