OHNCC 岡山大学病院頭頸部がんセンター

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センター長挨拶

頭頸部がんの患者さんに良い医療の提供を

木股敬裕

岡山大学病院 頭頸部がんセンター
センター長 木股敬裕

良い医療とは何か?

勿論、がんが治癒して再発に悩まなくなることです。でも、舌、のど、あご、鼻、耳などに発生した頭頸部のがんは、がんのみを治療するという目的だけでは、患者さんに良い医療を提供することはできません。何故なら、頭頸部は人間が人間らしく生活していくために最も大切な、会話、摂食、呼吸、外観などの機能が備わっている部位だからです。口腔がんで舌が切除されれば、会話や食べる機能が低下します。喉頭がんでのどが切除されれば、味覚や声を失います。治療後に外観が変わることも稀ではありません。放射線治療後は唾液などが出にくくなります。治療前にお話を聞いても治療後のイメージを作ることができず、多くの患者さんが治療後の機能の欠損や後遺症で悩んでおられます。この領域は、がんの根治を求めながら治療後の生活の質をいかに維持するかを、強く求められている特殊な部位なのです。そのためには、複数分野にわたる幅広い専門性を有するチーム医療が求められます。

本センターは、医科、歯科、看護師、その他のメディカル部門などを含めた診療科の枠を超えたチーム医療を、一貫して行うことができる国立大学病院で初めての施設です。先進的医療は勿論のこと、外来・入院・社会復帰までのきめ細かな医療福祉サービスや、総合病院としての幅広い疾患にも対応した医療、そして治療後の後遺症に苦しんでいる患者さんへの医療を提供していきます。患者さんの立場に立った、当センターしかできないより良い医療を推進し提供できるように全員で頑張っていきます 。

岡山大学病院 頭頸部がんセンター
センター長 木股敬裕

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