国立大学法人 岡山大学

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令和3年度からの授業時間の変更と学期の運用について

 本学は, Society5.0時代を見据えて「教育から学修へ」というそれぞれの学修者に個別最適化された『学修者主体の学び』に向けて教育改革を進めています。平成28年度には,それまでの90分授業,前期・後期制を改め,現行の60分授業・4学期制を導入しました。この改革によって,80%以上の教員が授業の見直しを行い,半数に近い授業でアクティブ・ラーニングが行われるなど授業の改革・改善が進みました。しかし,一方で,授業時間が長くなった影響により,学生の自主学習時間や正課外活動,教員の学生指導時間が十分に確保できなくなったことやカリキュラムデザインの自由度という点でまだ改善を要する課題が残っていることが明らかとなりました。
 そこで,これまでの経験を踏まえ,教育改革をさらに一歩進めるために,令和3年度から次のように授業時間の変更と柔軟な学期の運用を行います。

(1)具体的には,一授業時間を50分とします。これは現行の60分授業を短縮することになりますが,併せてEdTechをはじめとする個別最適学修の支援環境の整備を進めることにより,『学修者主体の学び』を実現し,自律的学修を保証することで学びの質を実質的に確保します。

(2)学期の運用については,1学期8週の授業期間を1学期7週とし,8週目を試験期間とします。また,学問分野の特性・教育効果等に応じて,学期をまたがって授業科目を開講するなど柔軟な授業実施を行います。

(3)なお,医療系学部(鹿田地区)は,現行制度導入時に大幅なカリキュラム変更を行っており,現時点での50分授業への更なる変更は,かえって教育の質の低下を招きかねないとの判断により,現行制度(60分授業)を維持します。大学院研究科については,各研究科で運用しますので,その指示に従ってください。

50分・7週授業への変更について

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