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  活動報告

    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)が主催する研修(講座)やシンポ
    ジウム、その他の活動報告です。
 


  益新設立十周年記念行事
   「中国における医薬品の研究開発に関する討論会」
  

    【日時】令和元年12月6日(金)
    【会場】益新(中国)有限公司 益新ビル(江蘇省 蘇州市蘇州工業園区集賢街88号)

     益新ビルにおいて、公文センター長が「Ad-REIC遺伝子治療の現状と展望」と題して講演を行いました。

   益新集団のWEBサイトから

     益新集団が設立十周年記念式典を開催

    
厳浩総裁が挨拶の中で、まず十年にわたって、園区政府、研究機関、提携先やパートナー様からいただいた
   ご支援ご協力に謝意を表し、益新の今日までの発展を振り返りました。益新は、2008年に園区に根を下してか
   ら模索の中で前進し、前進の中で成長して来ました。その中で、中国の市場に適し、同時にEPSグループやスズ
   ケングループの日本における優位性が発揮できるビジネスモデルを着実に確立してきました。すなわち、日中
   をつなぐヘルスケア産業の専門商社として成長することができたのです。益新はこれからも初心を忘れず、パー
   トナーの皆様と一緒に日本から優れた製品や技術を導入し、インキュベーション機能と研究開発機能を備え、
   生産能力と販売能力を併せ持つ開かれたプラットフォームを構築し、中国の健康産業の発展に貢献していく
   所存で、引き続き、来賓の皆様のご支援ご協力をお願いしたいと述べました。

         

         挨拶する厳浩総裁
   

   挨拶される公文裕巳先生
    また、新見公立大学学長公文裕巳先生からもご挨拶を受け賜わりました。先生は、新薬の開発に際し、
   EPSグループから多大な支援を受けたこと。さらに、その新薬を中国にも導入した経緯を振り返って紹介され
   ました。益新では、これからも日本から先端的な医薬品や技術を中国に導入し、実用化に努力してほしい。
   そのため、引き続き協力していきたいと述べられました。
    この他、大塚製薬(中国)有限公司董事長の滿志偉様、方正璞華(蘇州)有限公司董事長管祥紅様、江蘇省
   党統戦部副部長兼省僑務弁公室主任王華様、蘇州翼朴股権投資基金管理有限公司CEO林向紅様から
   暖かいご挨拶をいただきました。






  第4回東アジア遺伝子治療推進懇話会(第24回遺伝子治療推進産学懇話会)
  

    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)
  では、次代の生命科学の一翼を担う遺伝子治療分野でのアジアに
  おける連携を目指し、平成19年度から4回にわたってシンポジウム
  「アジアンスタディ岡山」を開催してきました。平成24年2月に
  は、このシンポジウムの発展形として、清華大学健康科学基金
  (中国・北京)の支援を受けて「第1回東アジア遺伝子治療推進懇
  話会」を中国・蘇州で、平成25年3月に第2回目となるシンポジウ
  ムを岡山で、第3回を平成26年6月に中国・蘇州で開催しました。
   第4回目となる今回のシンポジウムは再び岡山の地に帰り、第24
  回遺伝子治療推進産学懇話会(日本)との併催とし、日本学術振興
  会(JSPS)並びに中国国家自然科学基金委員会(NSFC)の二国間
  交流事業による支援を受けて、北京大学との共同により開催いたし
  ました。日本・中国・韓国の遺伝子治療に関わる第1級のアカデミア、
  企業等70名を超える参加者とともにがん遺伝子治療の現状と将来
  展望、並びに、がん遺伝子治療領域での最新の研究成果について
  報告、討論しました。岡山大学の研究者からは、“がんの遺伝子治療薬
  Ad-REIC”が、呼吸器、消化器、泌尿器、脳神経など各科領域において
  も有効で、泌尿器科領域においては、前立腺がんで治癒例が認められて
  いることが報告され、東アジアにおける共同研究開発に向けた取り組みに
  ついての活発な意見交換を行いました。

    【日時】 平成27年6月21日(日) 10時30分~17時20分

    【会場】 岡山プラザホテル 吉備の間

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)
         清華大学健康科学基金(中国・北京)

    【協賛】 日本学術振興会(JSPS)
         中国国家自然科学基金委員会(NSFC)
         EPSホールディングス株式会社
         三井倉庫ホールディングス株式会社
         日本遺伝子治療学会
         遺伝子治療推進産学懇話会(日本)


    【プログラム】
 
10:30~13:35  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学/桃太郎源㈱)
10:35~10:40  祝辞
  Zicai Liang (Peking University)
 10:40~10:45  祝辞
  那須 保友 (岡山大学)
第1部 中国における遺伝子治療薬と核酸医薬の開発
モデレーター : 金田 安史(大阪大学)、Xingjie Liang (Chinese Academy of Science)
10:45~11:20  siRNA 薬の開発を可能にするsiRNA技術について
  Zi-Cai Liang (Peking University)
11:20~11:55  siRNA薬のデリバリー:挑戦と戦略
  Xin Zhang (Chinese Academy of Sciences)
1155~12:30  アデノウイルスベクター製剤中の複製能を有するウイルス (RCA) の
 高感度検出法

  Min Liang (TOT Shanghai R&D Center)
12:30~13:45  昼食
第2部 韓国における遺伝子治療薬の開発
モデレーター:浅野 茂隆 (東京大学)、Min Liang(TOT Shanghai R&D Center)
13:45~14:20  腫瘍マーカーとしてのREIC/Dkk3
  Eun-Ju Lee (Chung-Ang Univesity, Seoul)
14:20~14:55  腫瘍溶解ウイルス開発の最近の進歩
  Chae-Ok Yun (Hanyang University, Seoul)
 14:55~15:15  休憩
第3部 がん治療遺伝子REIC/Dkk-3の最近の進歩
モデレーター:田川 雅敏(千葉県がんセンター)、Chae-Ok Yun(Hanyang Univ)
15:15~15:35  マウス正常組織におけるREIC/Dkk3の役割
  大内 淑代 (岡山大学)
15:35~15:55   Ad-REICによる脳腫瘍の治療
  黒住 和彦 (岡山大学)
 15:55~16:15   肺がんにおけるAd-REIC/Dkk-3による治療
  豊岡 伸一 (岡山大学)
 16:15~16:35   Ad-REICによる膵がん・肝臓がんの治療
  白羽 英則 (岡山大学)
 16:35~17:15   がん治療の新たな展望 -Ad-REICによるがんの遺伝子治療-
  公文 裕巳 (岡山大学、桃太郎源株式会社)

17:15~17:20   閉会の辞
   厳 浩 (清華大学健康科学基金/イーピーエス㈱代表取締役会長)
17:30~19:30   懇親交流会



  第22回 遺伝子治療推進産学懇話会


    10月21日(火)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第22回会合が行われ、POCクリニカルリサーチ株式会社
   代表取締役社長 小澤健夫先生より「遺伝子治療薬の開発
   動向 -国内開発促進への期待-」、岡山大学大学院泌尿器
   病態学 教授 公文裕巳より「REIC遺伝子医薬の臨床開発
   -現状と展望-」と題して ご講演をいただきました。薬事法
   改正により新たにスタートした条件・期限付き承認制度の
   活用と世界標準との乖離について、また日本のみ厳格化
   されているカルタヘナ法の取り扱い等、幅広い質疑と討論
   が行われ、会合終了後には懇親会を開催しました。

    【日時】 平成26年10月21日(火) 15時00分~17時30分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、杏林製薬株式会社、第一三共株式会社
          武田薬品工業株式会社、タカラバイオ株式会社、中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
          岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター、公設国際貢献大学校
          桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                  NPO法人アジア医学融合科学研究戦略ネットワーク 理事長
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆

          15時05分 「遺伝子治療薬の開発動向 -国内開発促進への期待-」
                  POCクリニカルリサーチ株式会社 代表取締役 小澤健夫 先生

          16時15分 「REIC遺伝子医薬の臨床開発 -現状と展望-」
                  岡山大学大学院 泌尿器病態学 教授 公文裕巳

          17時15分 意見交換




  岡山大学機能強化戦略プロジェクト-難治固形がんの遺伝子治療-
  第2回シンポジウム



    岡山大学ICONTでは、10月 11日(土)、岡山プラザホテル
   (新館4階)鶴鳴の間において、「岡山大学機能強化戦略プロ
  ジェクト-難治固形がんの遺伝子治療- 第2回シンポジウム」
  を開催いたしました。
    ICONTでは、昨年度から、がん治療遺伝子REICによる 『自
  己がんワクチン化療法』 の臨床試験対象を、従来行って参り
  ました前立腺がんからアンメットニーズの高い肺がん、腎がん、
  膵臓がん、肝臓がん、悪性脳腫瘍などの難治固形がんに拡大し、
  「岡山大学機能強化戦略プロジェクト」として推進しています。
    今回のシンポジウムでは、産・官・学から110名以上の参加が
  あり、公文裕巳センター長がREICの開発コンセプトと臨床研究
  の現状、新たな展開について講演した他、本プロジェクトのメン
  バーである研究者らが最新の研究成果について報告を行いま
  した。
    招請講演では、日本を含む全世界での患者数の増加が予測され、
   社会問題となっている悪性胸膜中皮腫の病態と治療、日本の遺伝
   子治療の最近の動向と展望についての報告が行われました。また、
   特別講演では、第1回に引き続き、加藤勝信内閣官房副長官に「これ
   からの健康医療戦略について」と題してご講演いただきました。


    【日時】 平成26年10月11日(土) 13時00分~17時00分

    【会場】 岡山プラザホテル 新館4階 鶴鳴の間 (岡山市中区浜2丁目3-12)

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)

    【共催】 メディカルテクノおかやま

    【後援】 公設国際貢献大学校 ・ 岡山県医用工学研究会 ・ 遺伝子治療推進産学懇話会


    【プログラム】
 
13:00~10:05  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長)
13:05~13:10  挨 拶
  山本 進一 (岡山大学副学長)
基調講演
座長 : 古矢 修一(岡山大学研究担当理事・シニアURA)

13:10~13:45  REIC遺伝子医薬の開発コンセプト
  ‐ 臨床応用の現状と新たな展開 -

  公文 裕巳 (岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長)

臨床各科領域における難治固形がんへの適応
座長 : 那須 保友(岡山大学病院副病院長)

13:45~14:55    ・変貌するがん治療とAd-REIC
                鵜殿平一郎(岡山大学 免疫学 教授)
  ・高機能REIC遺伝子発現アデノウイルスベクターの開発
                阪口 政清(岡山大学 細胞生物学 准教授)
  ・悪性脳腫瘍に対するAd-REIC治療
                黒住 和彦 (岡山大学 脳神経外科 講師)
  ・REICは、膵臓がん、肝臓がんに対しても有効か
                白羽 英則 (岡山大学 消化器・肝臓内科 講師)
  ・胸部悪性腫瘍に対するREIC/Dkk-3遺伝子治療
                豊岡 伸一 (岡山大学 臨床遺伝子医療学 教授)
14:55~15:05  休憩 (コーヒーブレイク)
招請講演
座長:公文 裕巳(岡山大学ICONT センター長)

15:05~16:35  悪性胸膜中皮腫-その病態と治療-
  中野 孝司氏 (兵庫医科大学呼吸器内科 教授)
 遺伝子治療の最近の動向と展望
  小澤 敬也氏 (東京大学 医科学研究所附属病院 病院長
           同   先端医療研究センター・遺伝子治療開発分野 教授)

特別講演
座長 : 槇野 博史(岡山大学病院 病院長)

16:35~16:55  これからの健康医療戦略について
  加藤 勝信 (内閣官房副長官 衆議院議員)

16:55~17:00  閉会の辞
  森田 潔 (国立大学法人岡山大学長)




  公文センター長の三木記念賞受賞について

    当センターの公文裕巳センター長が、第47回(平成26年度)岡山県三木記念賞を受賞されることが決定
   しました。
    REIC遺伝子医薬の開発をはじめとする主に前立腺がんを対象とした新治療法の研究開発、医療分野におけ
   る産学官連携への貢献等の功績が認められたものです。
    授与式は、平成26年9月1日(月)16時から、岡山衛生会館・三木記念ホールにて挙行されます。

   ・三木記念賞についての詳細はこちら





  岡山大学病院での悪性胸膜中皮腫を対象とする
  REIC遺伝子治療臨床研究について

    岡山大学が国に申請し、平成26年2月に承認された悪性胸膜中皮腫に対するREIC遺伝子治療臨床研究の
   実施について、大学院 医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科のホームページに情報が掲載されま
   した。

   ・岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科のホームページはこちら





  悪性胸膜中皮腫を対象とする遺伝子治療用医薬品
  JST産学共同実用化開発事業(NexTEP)採択について

    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)では、長年にわたり、「がんワクチン機能
   を有するREIC遺伝子医薬」の臨床応用に向けて取り組んで参りましたが、この度、杏林製薬株式会社(東京
   都千代田区、代表取締役社長 宮下三朝)から、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「産学共同実用化
   開発事業(NexTEP)」に応募していた「悪性胸膜中皮腫を対象とする遺伝子治療用医薬品プログラム」が、平成
   26年6月23日付で採択されました。
    当センターは、杏林製薬株式会社、岡山大学発のバイオベンチャー企業であります桃太郎源株式会社と連携
   し、悪性胸膜中皮腫を対象とする遺伝子治療用医薬品の実用化を支援するとともに、今後とも、難治固形がん
   全般に対する「がんワクチン機能を有する遺伝子医薬」としての応用開発に取り組んで参ります。

   ・岡山大学の報道発表資料はこちら(PDF)
 
   【参考ウェブサイト】
    JST プレスリリース
    杏林製薬ニュースリリース
    桃太郎源新着情報
    
岡山大学プレスリリース





  第3回東アジア遺伝子治療推進懇話会(第21回遺伝子治療推進産学懇話会)
  


   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)
  では、次代の生命科学の一翼を担う遺伝子治療分野でのアジア
  における連携を目指し、平成19年度から4回にわたってシンポジ
  ウム「アジアンスタディ岡山」を開催してきました。平成24年2月
  には、このシンポジウムの発展形として、清華大学健康科学
  基金(中国・北京)の支援を受けて「第1回東アジア遺伝子治療
  推進懇話会」を中国・蘇州で、平成25年3月に第2回目となるシン
  ポジウムを岡山で開催しました。
   第3回目となる今回のシンポジウムも同様の枠組みで、中国・蘇
  州のイーピーエス㈱現地法人である益新有限公司コンファレンス
  ホールで開催し、日本・中国・韓国の遺伝子治療に関わる第1級の
  アカデミア、企業、薬事行政担当者等70名を数える参加者とともに
  新医療の発展に向けた具体的な推進策を討議しました。ICONTの
  公文センター長からは、現在岡山大学病院で行われている“がん治療
  遺伝子REIC”による前立腺がんを対象とした遺伝子治療臨床研究に関
  する最新の成果を発表し、東アジアにおける共同研究開発に向けた取り
  組みについての活発な意見交換を行いました。


    【日時】 平成26年6月14日(土) 13時30分~18時00分

    【会場】 益新有限公司 コンファレンスホール (中国・蘇州市)

    【主催】 清華大学健康科学基金(中国・北京)
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
         (ICONT)

    【共催】 イーピーエス株式会社
         三井倉庫株式会社

    【後援】 日本遺伝子治療学会(JSGT)
         蘇州バイオベイ
         遺伝子治療推進産学懇話会(日本)
         Family Doctor Online
         桃太郎源株式会社


    【プログラム】
 
13:30~13:35  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学ICONTセンター長/桃太郎源㈱取締役)
13:35~13:45  来賓挨拶
  Zhi-qiang Yang (蘇州FDA)
第1部 東アジアにおける遺伝子治療の新たな展開
モデレーター : 浅野茂隆 (CRMSA理事長)、Zhao Wang(清華大学教授)

13:45~14:15  中国における遺伝子治療薬の薬事申請
  Zi-Cai Liang (中国・北京大学)
14:15~14:45  韓国における遺伝子治療の現状
  Chae-Ok Yun (韓国・漢陽大学)
14:45~15:15  日本における遺伝子治療の現状
  田川 雅敏 (千葉県がんセンター)
 15:15~15:45  中国における遺伝子治療の現状
  Xiao-Ning Zhang (中国・清華大学)
15:45~16:00  休憩 (コーヒーブレイク)
第2部 がん遺伝子治療REIC/Dkk-3 の可能性
モデレーター:金田安史 (JSGT理事長/大阪大学教授)、Min Liang(TOT Shanghai R&D Center)

16:00~16:30  REIC遺伝子-胃がんにおける役割-
  Huachuan Zheng (中国医科大学)
16:30~17:00  子宮頸がんにおけるREIC遺伝子の臨床的有意性
  Eun-Ju Lee (韓国・中央大学校)
 17:00~17:50  Ad-REIC遺伝子治療の現況と今後の展望
  公文 裕巳 (岡山大学ICONTセンター長/桃太郎源㈱取締役)

17:50~18:00  閉会の辞
  厳 浩 (清華大学健康科学基金/イーピーエス㈱代表取締役会長)
18:30~20:30  交流会 (蘇州SCHOTEL)




  第20回 遺伝子治療推進産学懇話会


    3月25日(火)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第20回会合が行われ、国立がん研究センター研究所 遺
   伝子免疫細胞医学研究分野 分野長 青木一教先生より
   「難治がんに対するサイトカイン遺伝子治療の開発」、
   自治医科大学 内科学講座 血液学部門 教授 小澤敬也
   先生より「キメラ抗原受容体(CAR)発現Tリンパ球を用い
   た遺伝子治療」と題して ご講演をいただきました。研究
   成果の具体に関する質疑をはじめ、治療の個別化と実用
   化の両立,知財の確立,バイオ企業との連携による臨床
   研究の推進状況など、幅広い質疑と討論が行われ、会合
   終了後には懇親会を開催しました。

    【日時】 平成26年3月25日(火) 15時00分~17時30分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、杏林製薬株式会社、
          塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、タカラバイオ株式会社、中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
          岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター、EPS株式会社
          公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                  NPO法人アジア医学融合科学研究戦略ネットワーク 理事長
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆

          15時05分 「難治がんに対するサイトカイン遺伝子治療の開発」
                  国立がん研究センター研究所 遺伝子免疫細胞医学研究分野
                  分野長 青木 一教 先生

          16時15分 「キメラ抗原受容体(CAR)発現Tリンパ球を用いた遺伝子治療」
                  自治医科大学内科学講座血液学部門
                  教授 小澤 敬也 先生

          17時15分 意見交換




  医療展示会 岡山メディカル・イノベーション

    岡山大学鹿田キャンパス内 Junko Fukutake Hallで開催された
   「医療展示会 岡山メディカル・イノベーション」に出展しました。
   ブースでは、「REIC遺伝子医薬と生物製剤微量注入装置」と題した
   ポスター展示を行いました。
   また、公文裕巳センター長による出展者プレゼンテーションも行わ
   れました。

    【日時】 平成26年3月18日(火)~20日(木)
          (出展者プレゼンテーション:20日(木)
                          16時10分~16時20分)

    【会場】 Junko Fukutake Hall(岡山市北区鹿田町)

    



  悪性胸膜中皮腫に対するREIC遺伝子治療臨床研究
  厚生科学会議科学技術部会で実施承認

   岡山大学がかねてより国に申請していた悪性胸膜中皮腫に対する
  REIC遺伝子治療臨床研究の実施について、平成26年2月18日に開催された
  厚生科学会議科学技術部会で承認されました。先行して実施されている
  前立腺がんに対する臨床研究については、すでに安全性と有効性が確認
  されつつあります。さらに、腎細胞がんについても、すでに平成26年2月
  3日に学内の審査委員会で臨床研究の実施が承認され、国への申請が予定
  されています。
   この度、これら一連の計画・経過について記者発表会を開催いたしま
  した。悪性中皮腫に対する臨床研究は、今後厚生労働大臣・環境大臣の
  承認を経て、4月にも岡山大学病院で開始されます。





  第19回 遺伝子治療推進産学懇話会


    11月26日(火)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第19回会合が行われ、久留米大学先端癌治療研究セン
   ター臨床研究部門 教授 野口正典先生より「泌尿器がん
   に対する新規ペプチドワクチン療法」、有限会社レギュラ
   トリーサイエンス研究所 代表取締役 秦武久先生より
   「中国での医薬品開発とCFDA(China Food&Drug Admi-
   nistration)の動向」と題し、ご講演をいただきました。既に
   一部が先進医療の適用を受け、複数のプロトコルで臨床
   治験が進行するワクチン療法の具体的なゴール(製品化)
   に向けたプロセスや、より治療効果を高めるための併用
   療法の展望、また 巨大市場が魅力な一方、日本よりも承
   認に時間を要す中国における創薬事業の今後について、
   幅広い質疑と討論が行われました。また、会合終了後には
   懇親会を開催しました。

    【日時】 平成25年11月26日(火) 15時00分~17時30分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、エーザイ株式会社
          杏林製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、武田薬品工業株式会社
          中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
          岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター、EPS株式会社
          公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                  NPO法人アジア医学融合科学研究戦略ネットワーク 理事長
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆

          15時05分 「泌尿器がんに対する新規ペプチドワクチン療法」
                  久留米大学先端癌治療研究センター臨床研究部門 教授 野口正典先生

          16時15分 「中国での医薬品開発とCFDA(China Food&Drug Administration)の動向」
                  有限会社レギュラトリーサイエンス研究所 代表取締役 秦武久先生

          17時15分 意見交換





  BioJapan 2013 World Business Forum

    パシフィコ横浜で開催された「BioJapan 2013 World Business Forum」
   に出展しました。ブースでは、「がんワクチン機能を有する遺伝子医薬
   Ad-REICの臨床開発」と題したポスター展示を行いました。
   また、公文裕巳センター長による出展者プレゼンテーションも行わ
   れました。

    【日時】 平成25年10月9日(水)~11日(金)10時00分~17時00分
          (出展者プレゼンテーション:10日(木)
                        14時55分~15時20分)

    【会場】 パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)

    【資料】 出展ポスター (PDF 1.4MB)



  岡山大学機能強化戦略プロジェクト-難治固形がんの遺伝子治療-
  キックオフシンポジウム



   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
  (ICONT)では、がん治療遺伝子REICによる『自己がんワク
  チン化療法』の臨床試験対象を、前立腺がんからアンメット
  ニーズの高い複数の難治固形がんに拡大し、臨床応用を目指し
  ます。今回、その取り組みが、『難治固形がんの遺伝子に選定
  治療』として平成25年度の岡山大学機能強化戦略プロジェクト
  され、キックオフシンポジウムを岡山コンベンションセンター
  で開催しました。
   このシンポジウムでは、産・官・学・民 の参加者が120名に及
  び、公文裕巳センター長がREICの開発コンセプトと臨床研究の現
  状について講演した他、本プロジェクトのメンバーである研究者ら
  が研究報告を行いました。
    招請講演では、日本の遺伝子治療の承認審査の動向や遺伝
  子治療の現状と問題点についての報告が行われました。また、
  特別講演では、加藤勝信内閣官房副長官に「日本経済再生と
  日本版NIH」と題してご講演いただき、今後わが国の健康・医療
  戦略における研究開発の司令塔となる日本版NIH構想について
  最新情報を提供していただきました。


    【日時】 平成25年9月1日(日) 13時00分~17時10分

    【会場】 岡山コンベンションセンター 1階 イベントホール (岡山市北区駅元町14番1号)

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)

    【共催】 メディカルテクノおかやま

    【後援】 岡山県 ・ 岡山市 ・ 岡山県産業振興財団 ・ 公設国際貢献大学校
         岡山県医用工学研究会 ・ 遺伝子治療推進産学懇話会


    【プログラム】
 
13:00~13:05  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長)
13:05~13:15  挨 拶
  山本 進一 (岡山大学副学長)
  槇野 博史 (岡山大学病院長)
基調講演・報告 「遺伝子治療の新展開 -難治固形がんの克服に向けて- 」
座長 : 谷本光音 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長)

13:15~15:00  Ad-REICによる自己がんワクチン化療法
  ‐ 開発コンセプトと臨床研究(前立腺がん)の現況 -

  公文 裕巳 (岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長)
  臨床各科領域における難治固形がんへの適応拡大
  ・悪性グリオーマ  黒住 和彦 (岡山大学 脳神経外科 講師)
  ・膵臓がん  白羽 英則 (岡山大学 消化器・肝臓内科 講師)
  ・胸部悪性腫瘍(肺がん・中皮腫) 豊岡 伸一 (岡山大学 臨床遺伝子医療学 教授)
  ・腎臓がん  渡部 昌実 (岡山大学病院 新医療研究開発センター 准教授)
  ・追加発言  鵜殿平一郎(岡山大学 免疫学 教授)
 臨床研究中核病院における遺伝子治療の展開
  那須 保友 (岡山大学病院 新医療研究開発センター 教授)
15:00~15:20  休憩 (コーヒーブレイク)
招請講演
座長:古矢修一 (岡山大学シニアリサーチアドミニストレーター)

15:20~16:00  遺伝子治療用医薬品の承認審査等の動向について
  坂本 純氏 (医薬品医療機器総合機構 再生医療製品等審査部 部長)
16:00~16:40  日本の遺伝子治療の現状と問題点
  小野寺 雅史氏 (国立成育医療研究センター研究所 成育遺伝研究部 部長)


特別講演
座長 : 公文裕巳 (岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長)

16:40~17:00  日本経済再生と日本版NIH
  加藤 勝信 (内閣官房副長官)


17:00~17:10  閉会の辞
  森田 潔 (国立大学法人岡山大学長)
17:15~19:15  交流会 (407号室)
  ご来賓:加藤勝信 内閣官房副長官




  第18回 遺伝子治療推進産学懇話会


    7月11日(木)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第18回会合が行われ、国立成育医療センター研究所・
   成育遺伝研究部 部長 小野寺雅史先生より「小児稀少
   疾患に対する我が国の遺伝子治療の現状と問題点」、
   三重大学大学院医学系研究科・がんワクチン治療学
   遺伝子・免疫細胞治療学 教授 珠玖洋先生より「改変T
   細胞の輸注療法」と題し、ご講演をいただきました。再生
   医療と共に、創薬・開発に向けた追い風を感じ始めた
   遺伝子治療について、治療体系に応じた医薬品医療機
   器総合機構の審査区分、治療のネットワーク化、ロジス
   ティックまで幅広い質疑と討論が行われました。また、
   会合終了後には懇親会を開催しました。

    【日時】 平成25年7月11日(木) 15時45分~18時10分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、杏林製薬株式会社
          第一三共株式会社、武田薬品工業株式会社、中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター、三井倉庫株式会社
         千葉県立がんセンター、公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時45分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 副会長
                  岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学 教授 公文裕巳

          15時50分 「小児稀少疾患に対する我が国の遺伝子治療の現状と問題点」
                 国立成育医療センター研究所・成育遺伝研究部 部長
                 国立成育医療センター病院・内科系専門診療部免疫科 医長 小野寺雅史先生

          17時00分 「改変T細胞の輸注療法」
                  三重大学大学院医学系研究科・がんワクチン治療学
                  遺伝子・免疫細胞治療学 教授 珠玖洋

          18時00分 意見交換





  第2回 東アジア遺伝子治療推進懇話会 ~東アジアにおけるがんの遺伝子治療~
  (第17回 遺伝子治療推進産学懇話会)


   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
  (ICONT)では、次代の生命科学の一翼を担う遺伝子治療分野
  でのアジアにおける連携を目指し、平成19年度から4回にわた
  ってシンポジウム「アジアンスタディ岡山」を開催してきま
  した。平成24年2月には、このシンポジウムの発展形として、
  清華大学健康科学基金(中国・北京)の支援を受けて「第1
  回東アジア遺伝子治療推進懇話会」を中国・蘇州で開催し
  ました。
   今回も同様の枠組みで、その第2回目となるシンポジウムを
  岡山プラザホテルで開催し、日本・中国・韓国の遺伝子治療
  に関わる第1級のアカデミア、企業、薬事行政担当者が立場
  を超えて交流し、120名を数える参加者とともに新医療の発展
  に向けた具体的な推進策を討議しました。特に今回は、ICONT
  の公文センター長から、現在岡山大学病院で行われている“がん
  治療遺伝子REIC”による前立腺がんを対象とした遺伝子治療臨床
  研究に関する最新の成果を発表し、REICを核とする、東アジア  
  における共同研究開発に向けた取り組みについての活発な意見
  交換を行いました。



    【日時】 平成25年3月30日(土) 10時00分~18時00分

    【会場】 岡山プラザホテル

    【主催】 清華大学健康科学基金
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター

    【協賛】 イーピーエス株式会社

    【後援】 日本遺伝子治療学会
         遺伝子治療推進産学懇話会


    【プログラム】
 
10:00~10:05  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学、桃太郎源株式会社)
10:05~10:15  祝 辞
  山本 進一 (岡山大学 理事)
  浅野 茂隆 (早稲田大学、遺伝子治療推進産学懇話会会長)
第1部  東アジアにおける遺伝子治療の現況
モデレーター : 藤原俊義 (岡山大学)、Chae-Ok Yun (韓国・漢陽大学校)

10:15~10:55  日本における遺伝子治療
  金田 安史 (大阪大学、日本遺伝子治療学会理事長)
10:55~11:35  韓国における遺伝子治療
  Choon-Taek Lee (韓国・ソウル大学校、韓国遺伝子細胞治療学会会長)
11:35~12:15  中国における遺伝子治療
  Min Liang (中国・东源生物医药科技有限公司)
12:15~13:15  昼 食
第2部  がん遺伝子治療の将来展望
モデレーター : 田川雅敏 (千葉県がんセンター), Choon-Taek Lee (韓国・ソウル大学校)

13:15~13:55  がんウイルス療法の臨床開発
  藤堂 具紀 (東京大学)
13:55~14:35  T細胞を用いた遺伝子治療
  峰野 純一 (タカラバイオ株式会社)
14:35~15:15  がん標的性アデノウイルスの開発
  Chae-Ok Yun (韓国・漢陽大学校)
15:15-15:30   休 憩
第3部  がん治療遺伝子REIC:東アジアにおける共同研究開発のモデルとして
モデレーター : 公文裕巳 (岡山大学)、Min Liang (中国・东源生物医药科技有限公司)

【Ⅰ】 REIC研究開発の現況
15:30~15:45  革新的がん医療の創造におけるREICの役割
  公文 裕巳 (岡山大学、桃太郎源株式会社)
15:45~16:15  子宮がんにおけるREIC/DKK3
  Eun-Ju Lee (韓国・中央大学校)
16:15~16:45  胃がんにおけるREIC遺伝子と その発現産物の役割
  Huachuan Zheng (中国医科大学)
16:45~17:00  REICによる肺がんの治療
  豊岡 伸一 (岡山大学)

【Ⅱ】 研究開発の展望
17:00~17:50  東アジアにおける REIC in situ 遺伝子治療の臨床開発
  公文 裕巳 (岡山大学、桃太郎源株式会社)
  Min Liang (中国・东源生物医药科技有限公司)


17:50~18:00  閉会の辞
  厳 浩 (中国・清華大学健康科学基金、イーピーエス株式会社)
18:15~19:45  交流懇親会 (岡山プラザホテル)




  第16回 遺伝子治療推進産学懇話会


    1月23日(水)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第16回会合が行われ、大阪大学大学院薬学研究科・分子
   生物学分野 教授 水口裕之先生より「マイクロRNAによる
   遺伝子発現制御能を有した次世代アデノウイルスベクター
   の開発」、九州大学大学院薬学研究院・革新的バイオ医薬
   創成学 教授 米満吉和先生より「センダイウイルス遺伝子
   組換え技術を応用したRNAバイオ医薬群の創成」と題し、
   ご講演をいただきました。対象臓器に応じたマイクロRNAを
   ベクターに組み込むことで、アデノウィルスの安全性をより
   高める技術,末梢血中の循環がん細胞CTCを検出する最
   新研究,末梢動脈疾患を対象に日本でフェーズⅡの臨床
   試験を実施するに至った経過等をご発表いただき、ウィル
   スベクターの安全性からPMDAとの連携まで幅広い質疑と
   討論が行われました。また、会合終了後には懇親会を開催
   しました。

    【日時】 平成25年1月23日(水) 15時00分~17時30分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アンジェスMG株式会社、杏林製薬株式会社、第一三共株式会社
          タカラバイオ株式会社、中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター、三井倉庫株式会社
         ディナベック株式会社、公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 副会長
                  岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学 教授 公文裕巳

         15時05分 「マイクロRNAによる遺伝子発現制御能を有した次世代アデノウイルスベクター
                の開発」
                 大阪大学大学院薬学研究科・分子生物学分野 教授 水口裕之先生

         16時15分 「センダイウイルス遺伝子組換え技術を応用したRNAバイオ医薬群の創成」
                 九州大学大学院薬学研究院・革新的バイオ医薬創成学 教授 米満吉和先生

         17時15分 意見交換・他





  岡山大学 知恵の見本市2012


     岡山大学創立五十周年記念館で開催された「知恵の見本
    市2009」に出展し、REIC遺伝子を用いたがんの標的医療に
    ついて紹介しました。ブースでは、「ナノバイオ標的医療の
   創成-がんワクチン機能を有するREIC遺伝子医薬の開発-」と
   題したポスター展示のほか、パネルセッションを行いまし
   た。
   
    産・学・官の多数の方々にご来訪いただきました。

    【日時】 平成24年11月2日(金) 12時00分~17時00分

    【会場】 岡山大学創立五十周年記念館

    【資料】 出展ポスター (PDF 1.8MB)





  BioJapan 2012 World Business Forum


     パシフィコ横浜で開催された「BioJapan 2012 World Business Forum」
   に出展しました。ブースでは、「新規がん治療遺伝子REIC/Dkk-3-がん
   ワクチン機能を有する遺伝子医薬-」と題したポスター展示を行いまし
   た。
     また、ICONTの藤井康之特任講師による出展者プレゼンテーションも
   行われました。

    【日時】 平成24年10月10日(水)~12日(金) 10時00分~17時00分
         (出展者プレゼンテーション:11日(木)
                          16時10分~16時35分)

    【会場】 パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)

    【資料】 出展ポスター (PDF 3MB)










  第14回 遺伝子治療推進産学懇話会


    7月5日(木)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第14回会合が行われ、大阪大学大学院 医学系研究科
   分子治療学講座 遺伝子治療学分野 教授 金田安史
   先生より「遺伝子治療推進のための提言」を、 POCクリ
   ニカルリサーチ株式会社 代表取締役社長 小澤健夫
   先生より「遺伝子治療の展望」と題し、ご講演をいただき
   ました。日米欧の三極での実用化が確実に近づいてい
   る遺伝子治療の過去と将来を展望する講演を伺い、大
   学単位で複数の開発拠点を分散して設ける現状から、
   ナショナルトランスレーショナルセンターの創設と成功が
   企業からの資金提供を促す環境整備にも繋がる等の
   意見も出され、活発な質疑と討論が行われました。また
   会合終了後には懇親会を開催しました。

    【日時】 平成24年7月5日(木) 15時45分~18時10分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、大塚製薬株式会社
          杏林製薬株式会社、大鵬薬品工業株式会社、タカラバイオ株式会社、武田薬品工業株式会社
          中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
         日本遺伝子治療学会、千葉県立がんセンター、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーション
         センター、岡山大学病院新医療研究開発センター、ディナベック株式会社、公設国際貢献大
         学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時45分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長
                  早稲田大学理工学術院先端システム医生物工学研究室 教授 浅野茂隆氏

          15時50分 「遺伝子治療推進のための提言」
                   大阪大学大学院医学系研究科 分子治療学講座 遺伝子治療学分野 教授
                   日本遺伝子治療学会 理事長 金田 安史 先生

          17時00分 「遺伝子治療の展望」
                   POCクリニカルリサーチ株式会社 代表取締役社長 小澤 健夫氏

          18時00分 意見交換・他





  第1回 東アジア遺伝子治療推進懇話会
  ~東アジアにおける遺伝子治療の未来へ~
  
(第13回 遺伝子治療推進産学懇話会)


    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンターでは、
   過去4回に亘って回を重ねてきました「アジアンスタディ岡山」
   のさらなる発展形として「第1回東アジア遺伝子治療推進懇話
   会 -東アジアにおける遺伝子治療の未来に向けて-(The
   First Symposium of East Asian Gene Therapy Interest Group
   -The Future of Gene Therapy in East Asia-)」を開催しました。
    この懇話会は、日本・中国・韓国が連携することによって
   遺伝子治療の臨床研究を活性化させることを目的に、中国・
   蘇州において、清華大学健康科学基金との共催により開催
   したものです。
    当日は、21世紀の新医療創造の主流となるべき遺伝子治療
   を主題に、東アジアの遺伝子治療に関わる第1級のアカデミア、
   企業、薬事行政担当者が立場を超えて交流し、100名を超える
   参加者とともに新医療の発展に向けた連携を目指して具体的な
   推進策を討議いたしました。


    【日時】 平成24年2月25日(土) 10時00分~18時10分

    【会場】 中国蘇州市 金陵観園国際酒店 (WEB

    【主催】 清華大学健康科学基金
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター

    【後援】 日本遺伝子治療学会
         Suzhou BioBay
         日本遺伝子治療推進産学懇話会


    【プログラム】

10:00~10:05  開会の辞
  公文 裕巳 (岡山大学、桃太郎源株式会社)
10:05~10:10  祝 辞
  張 小寧(清華大学、SFDA審査評定委員会)
第1部  日本における遺伝子治療の最近の進歩
モデレーター : 浅野 茂隆 (早稲田大学)、金田 安史 (大阪大学)

10:10~10:40  固形がんに対する遺伝子治療 -岡山大学の歩み-
  公文 裕巳(岡山大学、桃太郎源株式会社)
10:40~11:10  タカラバイオのT細胞遺伝子・細胞治療 -日本、アジア、米国-
  峰野 純一(タカラバイオ株式会社)
11:40~11:40  センダイウイルスベクターによる遺伝子治療薬の開発
  飯田 章博 (ディナベック株式会社)
11:40~12:40  昼 食
第2部  中国と韓国における遺伝子治療の最近の進歩
モデレーター : Sheng-Long Ye(復旦大学), Zhao Wang(清華大学)

12:40~13:10  肝がんに対する遺伝子による標的医療の最近の進歩 (予定)
  Sheng-Long Ye(復旦大学)
13:10~13:40  修飾タンパク質によるType2糖尿病の治療
  Xiaokun Teng(一元バイオテック株式会社)
13:40~14:10  NKT細胞: がんの遺伝子治療に向けた新戦略
  Ming-Hui Zhang(清華大学)
14:10~14:40  先進的ナノテクノロジーによる遺伝子医薬の開発
  Xing-Jie Liang(国立ナノバイオ科学センター)
 14:40~15:10  リラキシン発現腫瘍溶解アデノウイルスDWP418の臨床第Ⅰ相試験
  Chae-Ok Yun (漢陽大学)
15:10-15:30   休 憩
第3部  東アジアにおけるトランスレーショナルと薬事行政
モデレーター : Chae-Ok Yun (Hanyang大学)、Min Liang (东源生物医药科技有限公司)

15:30~16:00  中国で効率的にトランスリレーショナルリサーチを遂行するための問題点 (予定)
  Min Liang(东源生物医药科技有限公司)
16:00~16:30  日本のアカデミアによる遺伝子医薬のトランスリレーショナルリサーチ
  田川 雅敏(千葉県がんセンター)
16:30~16:45   韓国における遺伝子医薬の現状
  Chae-Ok Yun (漢陽大学) 


第4部 パネルディスカッション
 「東アジアにおいて遺伝子治療薬の開発をどう協働して進めるか」
16:45~18:00  (モデレーター)
   公文 裕巳 (岡山大学)
   Sheng-Long Ye(復旦大学)

 (パネリスト)
   Chae-Ok Yun(漢陽大学)
   Min Liang (东源生物医药科技有限公司)
   田川 雅敏(千葉県がんセンター)

 (特別発言)
   浅野 茂隆(早稲田大学)
   金田 安史(大阪大学)

 
18:00~18:10  閉式の辞
  厳 浩 (清華大学健康科学基金、イーピーエス株式会社)
18:15~20:00  交流懇親会 (於 中国・蘇州 金陵観園国際酒店 観園庁)





  第12回 遺伝子治療推進産学懇話会


    1月17日(火)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第12回会合が行われ、Hanyang University (韓国 漢陽
   大学校)教授Chae-Ok Yun,先生より「Clinical Develop-
   ment of relaxin-expressing oncolytic adenovirus」、クリン
   グルファーマ株式会社 代表取締役 岩谷 邦夫氏より
   「Challenge of Kringle Pharma」と題し、ご講演をいただ
   きました。今回は、遺伝子治療への積極的な取り組みを
   はじめつつある韓国FDAの認可を受け、大学と韓国の
   製薬企業が、国内の医療機関(がんセンター)に於いて
   実施した臨床フェーズⅠ試験の成果報告や、大阪大学
   発バイオベンチャー企業による講演とあって、米韓FDA
   の現状や、実施したフェースⅠ試験のコスト、今後予定
   するフェーズⅡ試験への課題等に関する質疑と討論が
   行われ、会合終了後に懇親会を開催致しました。

    【日時】 平成24年1月17日(火) 15時00分~17時40分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、大塚製薬株式会社
          杏林製薬株式会社、第一三共株式会社、大鵬薬品工業株式会社、タカラバイオ株式会社
          武田薬品工業株式会社

        (オブザーバー)
          千葉県立がんセンター、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
          岡山大学病院新医療研究開発センター、岡山大学新医療創造MOT講座
          公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長
                  早稲田大学理工学術院先端システム医生物工学研究室 教授 浅野 茂隆氏

          15時10分 Clinical Development of relaxin-expressing oncolytic adenovirus
                  Hanyang University 教授 Chae-Ok Yun,

          16時30分 Challenge of Kringle Pharma
                  クリングルファーマ株式会社 代表取締役 岩谷 邦夫氏

          17時30分 意見交換・他





  第11回 遺伝子治療推進産学懇話会


    9月27日(火)に京都大学東京オフィス会議室に於いて
   第11回会合が行われ、ジェノミディア 取締役・CTO 中島
   俊洋先生より「遺伝子医薬用の新規デリバリーシステム
   (HVJ-E)の開発」について、医薬品医療機器総合機構
   審査マネジメント部 薬事戦略相談室 室長 益山光一氏
   より「PMDAによる薬事戦略相談について」、九州大学生
   体防御医学研究所・ゲノム病態学研究分野 教授 谷憲
   三朗先生より「遺伝子治療2011(現状と展望) -日本遺
   伝子治療学会からのメッセージ-」と題し、ご講演をいた
   だきました。今回は、薬事行政担当官や、製薬企業から
   バイオベンチャーに転身された講師による講演とあって、
   従来にも増して製品化に向けた具体的な質疑と討論が
   行われ、会合終了後に懇親会を開催致しました。

    【日時】 平成23年9月27日(金) 14時55分~18時00分

    【会場】 京都大学東京オフィス会議室

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、エーザイ株式会社
          杏林製薬株式会社、第一三共株式会社、大鵬薬品工業株式会社、タカラバイオ株式会社
          武田薬品工業株式会社

        (オブザーバー)
          千葉県立がんセンター、日本遺伝子治療学会、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーション
          センター、公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 14時55分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 副会長
                  タカラバイオ株式会社 細胞・遺伝子治療センター長 峰野 純一氏

          15時00分 「遺伝子医薬用の新規デリバリーシステム(HVJ-E)の開発」
                  ジェノミディア株式会社 取締役・CTO 中島 俊洋氏

          16時20分 「PMDAによる薬事戦略相談について」
                  医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部
                  薬事戦略相談室 室長 益山 光一氏

          17時05分 「遺伝子治療2011(現状と展望)-日本遺伝子治療学会からのメッセージ-」
                  九州大学大学院医学系研究科 教授 谷 憲三朗氏

          17時50分 意見交換・他





  第10回 遺伝子治療推進産学懇話会


    6月17日(金)に東京ステーションコンファレンスに於いて
   第10回会合が行われ、名古屋大学大学院医学系研究科
   ウイルス学 教授 西山幸廣先生より「単純ヘルペスウイル
   スHF10を用いたがん治療法の開発」について、自治医科
   大学内科学講座神経内科学部門 特命教授 村松慎一先
   生より「パーキンソン病の遺伝子治療」についてご講演を
   いただきました。また、アジアンスタディ岡山にて採択され
   ました「東アジア遺伝子治療推進産学懇話会の発足」に
   ついても公文副会長より、日本遺伝子治療学会の全面的
   な支援のもとに、2012年2月頃に中国にて第1回目の開催
   を目指すこと等が報告されました。今回は研究者と開発を
   担当されている企業様のご同席もあって、従来にも増して
   活発且つ具体的な質疑と討論が行われ、会合終了後に
   懇親会を開催致しました。

    【日時】 平成23年6月17日(金) 14時55分~18時00分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス 503-B

    【参加】 懇話会役員、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、杏林製薬株式会社
          塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、大鵬薬品工業株式会社、タカラバイオ株式会社
          武田薬品工業株式会社、中外製薬株式会社

        (オブザーバー)
          千葉県立がんセンター、日本遺伝子治療学会、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーション
          センター、公設国際貢献大学校、桃太郎源株式会社、メディカルテクノおかやま

    【内容】 14時55分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会 会長
                  早稲田大学理工学術院 先端システム医生物工学研究室 教授 浅野 茂隆氏

          15時00分 「単純ヘルペスウイルスHF10を用いたがん治療法の開発」
                  名古屋大学大学院医学系研究科ウイルス学 教授 西山 幸廣氏

          16時25分 「パーキンソン病の遺伝子治療」
                  自治医科大学内科学講座神経内科学部門 特命教授 村松 慎一氏

          17時35分 「東アジア遺伝子治療推進産学懇話会の発足について」
                  遺伝子治療推進産学懇話会 副会長
                  岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 教授 公文 裕巳

          17時50分 意見交換・他





  平成23年度「特別電源所在県科学技術振興事業」に採択されました


    文部科学省から岡山県が受託し、大学等が保有する技術シーズをさらに高め、研究成果を地域の企業へ
   還元することを目的として実施されている平成23年度「特別電源所在県科学技術振興事業」にICONTが
   提案した「がん治療遺伝子REICによるナノバイオ標的医療の創成」が採択されました。
    本プロジェクトの目的は、ICONTで開発してきたREIC遺伝子医薬の有効性、安全性と汎用性をさらに高め
   るために、REIC遺伝子のより効率的な発現系の確立、非ウイルスキャリアの応用などシステムの深化を実
   現することです。また、必ずしも解明されていないREIC遺伝子・タンパク質の根源的な生物学的機能を同時
   に解析して、ナノバイオ標的医療の科学的基盤を強化するとともに、新たな標的分子を探索します。

    【グループ研究代表者】 公文裕巳センター長

    【研究テーマ名】がん治療遺伝子REICによるナノバイオ標的医療の創成

    【研究期間】平成23年6月1日~平成24年2月29日

    【研究費総額】2,400万円





  おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)がオープンしました


    岡山大学医療系キャンパス内に産学官共同研究拠点OMICが
   オープンし、開所式が開催されました。式典には、131名の参加
   者があり、盛況のうちに終了いたしました。

    OMICは、近未来のライフイノベーションを実現する最新の分子
   イメージング総合施設であり、ICONT事業の成果である革新的
   遺伝子医薬と分子標的プローブ開発技術、ならびに協働企業との
   産学連携体制を先行モデルとして、医療イノベーションの実現を
   目指します。

    【日時】 平成23年4月27日(水) 13:00~14:05

    【会場】 岡山大学鹿田キャンパス 臨床講義棟 臨床第1講義室 他

    【主催】 岡山県、岡山県経済団体連絡協議会、岡山大学

    【内容】 13時00分 式 辞 森田 潔 (岡山大学長)
                 挨 拶 石井 正弘 氏 (岡山県知事)
                 挨 拶 中島 博 氏 (岡山県経済団体連絡協議会座長)
                 祝 辞 小原 満穂 氏 (科学技術振興機構理事)
          13時20分 施設概要説明 公文 裕巳 (産学官連携センター長)
          13時50分 謝 辞 阿部 宏史 (岡山大学理事・副学長)
          14時00分 テープカット
                  森田 潔 (岡山大学長)
                  石井 正弘 氏 (岡山県知事)
                  中島 博 氏 (岡山県経済団体連絡協議会座長)
                  小原 満穂 氏 (科学技術振興機構理事)
                  阿部 宏史 (岡山大学理事副学長)
                  谷本 光音 (岡山大学医歯薬学総合研究科長)
                 除 幕
                  槇野 博史 (岡山大学病院長)
                  公文 裕巳 (産学官連携センター長)
          14時05分 閉 式
          14時10分 関係者施設見学





  シンポジウム「アジアンスタディ岡山’11 ~アジアから世界へ~ 」 開催報告


    次代の生命科学の中核の一翼を担う遺伝子治療分野に
   おいて、アジアにおける連携を模索してきた「アジアンスタ
   ディ岡山」の第4回目となるシンポジウム「アジアンスタディ
   岡山’11 ~アジアから世界へ~」を開催いたしました。

    本会では、東アジアの遺伝子治療に関わる代表的なアカ
   デミア、企業、薬事行政担当者が岡山に集結し、ゲノム近
   接が想定される「アジア人のがん・生活習慣病のSNP(1塩
   基多型)解析」と「日本・中国・韓国の遺伝子治療の現状と
   課題」をもとに、新医療創造におけるアジアとの連携を目指
   して、『東アジア産学・橋渡し連携』のより具体的な推進策
   を討議いたしました。

    産学官から約150名の参加者があり、これまでの本分野での研究
   開発の進展に加え、アジアでの連携に向けた取り組みとして、日本、
   中国、韓国、シンガポールの研究者を中心とした「東アジア遺伝子
   治療推進産学懇話会」の設立も発表されました。


    【日時】 平成23年2月18日(金) 10時00分~17時30分

    【会場】 岡山コンベンションセンター
         (岡山市北区駅元町14番1号 TEL 086-214-1000)

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
         岡山大学イーピーエス寄附講座「新医療創造MOT講座」

    【共催】 遺伝子治療推進産学懇話会

    【後援】 日本遺伝子治療学会、日本学術会議、岡山県、岡山市
         中国経済産業局、(財)ちゅうごく産業創造センター、
         (社)中国地域ニュービジネス協議会、(社)岡山経済同友会
         公設国際貢献大学校、岡山県商工会議所連合会
         (財)岡山県産業振興財団、岡山県医用工学研究会
         メディカルテクノおかやま



    【プログラム】
 
10:00~10:05  開会挨拶
  曽良 達生 (岡山大学 理事・副学長)
10:05~10:15  来賓挨拶
  仙波 秀志 (文部科学省 科学技術・学術政策局 国際交流推進官)
  王 玲 (中国駐日本国大使館科学技術部 三等書記官)
SessionⅠ アジアにおけるイノベーション:SNP解析と遺伝子治療
座長:浅野 茂隆 (早稲田大学理工学術院 教授)

10:15~10:45  基調講演: アジアンスタディ岡山 -5年間の成果と展望-
  公文 裕巳
  (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授、桃太郎源株式会社 取締役)
10:45~11:15  特別講演: アジア地域における生活習慣病などの疾患に関わるSNP解析
  清水 憲二 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授)
11:15~11:45  特別講演: 日本における遺伝子治療 –その先進的な取り組み–
  森下 竜一
  (大阪大学大学院医学系研究科 教授/アンジェスMG株式会社 取締役)
11:45~12:10  特別講演: 肝細胞癌に対する標的医療の遺伝学的研究
  叶 胜龙 (復旦大学医学院 教授/中山病院肝癌研究所副所長)
12:10~13:05  昼 食
SessionⅡ  東アジアにおける遺伝子治療
座長:藤原俊義 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授/オンコリスバイオファーマ株式会社 取締役)

13:05~13:30  遺伝子治療の最前線
  峰野 純一 (タカラバイオ株式会社 細胞・遺伝子治療センター長)
13:30~13:55  ディナベックにおける中国との共同開発
  長谷川 護 (ディナベック株式会社 代表取締役社長)
13:55~14:20  韓国における遺伝子治療 –規制当局の視点から–
  Oh, Il Ung (韓国食品医薬品局 先進医療製品研究部門 上級科学官)
14:20-14:40   コーヒーブレイク
SessionⅢ 中国における遺伝子治療の新しい波
      座長:田川 雅敏氏 (千葉県がんセンター がん治療開発研究グループ 部長)

14:40~15:05  中国における遺伝子治療 –その経験–
  梁 旻 (东源生物医药科技(上海)有限公司 総経理)
15:05~15:30  非ウイルス性遺伝子デリバリーシステムと脳疾患への応用
  蒋 新国 (復旦大学薬学院 教授)
  蒋 晨 (復旦大学薬学院 教授)
15:30~15:55  変異型グルコキナーゼ遺伝子を用いたインスリン非依存型Ⅱ型糖尿病に
 対する遺伝子治療
  黄 海东 (杭州一元生物技术有限公司 董事长)
  滕 晓坤 (上海伯豪生物技术有限公司 技术支持部・总监)


パネルディスカッション 「アジアにおける遺伝子治療:可能性と挑戦」
16:00~17:30  (座長)
   金田 安史 (大阪大学大学院医学系研究科 教授)
   公文 裕巳 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授)

 (パネリスト)
   Oh, Il Ung (韓国食品医薬品局先進医療製品研究部門 上級科学官)
   山口 照英 (国立医薬品食品衛生研究所遺伝子細胞医薬部 部長)
   川上 浩司 (京都大学大学院医系研究科 教授)
   梁 旻 (东源生物医药科技(上海)有限公司 総経理)
 
17:30~17:35  閉会挨拶
  厳 浩 (イーピーエス株式会社 代表取締役社長)
18:00~19:30  交流会 (岡山全日空ホテル)





  悪性胸膜中皮腫に対するREIC遺伝子治療臨床研究 学内審査委員会に申請


    悪性胸膜中皮腫患者は、世界的な規模で増加しています。
   この病気は、予後が極めて悪く、治療薬のニーズがますます
   高くなると予測されていますが、現時点で 高い有効性を示す
   治療薬は存在しません。
    この度、岡山大学では、独自に開発したREIC遺伝子発現
   アデノウイルスベクターを用いた「悪性胸膜中皮腫に対する
   新しい薬剤の開発」を目的に、岡山大学遺伝子治療臨床
   研究審査委員会(学内倫理委員会)に臨床研究実施の申
   請を行いました。
    同じREIC遺伝子を用いた「前立腺がんに対する遺伝子治療
   臨床研究」は、すでに上記の審査委員会で実施が承認され
   ており、国からの実施の承認が間もなく得られて臨床研究が
   開始できる見込みです。
    前立腺がんを対象とした、REIC遺伝子による今回の臨床
   研究は、わが国で初めての「悪性胸膜中皮腫に対する遺伝
   子治療」となります。

    【日時】 平成22年12月3日(金) 16時00分

    【会場】 岡山大学医学部 管理棟3階 大会議室





  第8回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における がんに対する遺伝
    子治療の一層の推進を図ることを目的に平成20年9月に
    設立された遺伝子治療推進産学懇話会の第8回会合が
    行われ、神戸バイオテクノロジー研究・人材育成センター
    を見学の後、东源生物医药科技(上海)有限公司 Liang
    Min統括マネージャーより「The Current Situation of Gene
    Therapy in China」、千葉県がんセンター研究局 がん治
    療開発グループ田川雅敏部長より「アジア地区における
    国際遺伝子治療開発研究連携と現状」についてご講演を
    いただきました。講演後は、遺伝子治療における多面的
    戦略、特にアジア諸国との連携について活発な質疑と討
    論が行われました。

    【日時】 平成22年11月11日(木) 13時30分~17時15分

    【会場】 神戸バイオテクノロジー研究・人材育成センター(神戸BTセンター) 共用会議室(1階)

    【参加】 懇話会役員、岡山大学、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社
          大塚製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、大鵬薬品工業株式会社
          桃太郎源株式会社、公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま
          早稲田大学総合研究機構GCS研究所、早稲田大学理工学術院、日本遺伝子治療学会
          事務局、タカラバイオ株式会社細胞・遺伝子治療センター

    【内容】 13時30分 神戸BTセンター見学

          14時25分 あいさつ
                  早稲田大学理工学術院・先端システム医生物工学研究室 教授
                  遺伝子治療推進産学懇話会会長  浅野茂隆氏

          14時30分 「The Current Situation of Gene Therapy in China」
                  东源生物医药科技(上海)有限公司 統括マネージャー Liang Min氏

          15時50分 「アジア地区における国際遺伝子治療開発研究連携と現状」
                  千葉県がんセンター研究局 がん治療開発グループ 部長
                  千葉大学大学院医学研究院分子腫瘍生物学客員教授 田川雅敏氏

          17時00分 意見交換・他





  Prof. Steven Albelda 講演会


    ICONTと協働企業の桃太郎源㈱で推進している「Ad-REIC
    による悪性中皮腫遺伝子治療」に関連し、悪性中皮腫遺伝
    子治療の世界的権威であるProf. Steven Albelda(University
    of Pennsylvania)をお迎えして講演会を開催しました。当日は
    悪性中皮腫に対する免疫遺伝子治療の実績について具体
    的に解説いただき、岡山大学の研究者、学生など27名が参
    加し、活発な意見交換が行われました。

    【日時】 平成22年9月3日(金) 18時00分~19時30分

    【場 所】 第9カンファレンスルーム
          (岡山大学鹿田キャンパス管理棟6階)

    【演 題】 Immuno-gene therapy for Mesothelioma: Successes and Challenges

    【主 催】 ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)
          腫瘍・胸部外科学講座
          遺伝子・細胞治療センター





  第7回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における がんに対する遺伝
    子治療の一層の推進を図ることを目的に平成20年9月に
    設立された遺伝子治療推進産学懇話会の第7回会合が
    行われ、タカラバイオ株式会社の峰野純一 細胞・遺伝子
    センター長より「体外遺伝子・細胞治療薬開発のフロンティ
    ア」、国立医薬品食品衛生研究所の山口照英 前遺伝子
    細胞医薬部長より「遺伝子治療薬の品質・安全性・有効
    性確保に関連する国際動向」についてご講演をいただき
    ました。講演後は、TCR遺伝子療法やがん免疫療法への
    応用に関する開発予定や、具体的な患者さまへの提供
    方法・コスト、ICHや中国の動向など幅広い質疑と討論が
    行われました。

    【日時】 平成22年7月30日(金) 15時15分~18時15分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス 5階 503-C号室

    【参加】 懇話会役員、岡山大学、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社
          エーザイ株式会社、大塚製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社
          大正製薬株式会社、大鵬薬品工業株式会社、武田薬品工業株式会社
          桃太郎源株式会社、公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時15分 あいさつ
                  遺伝子治療推進産学懇話会会長
                  早稲田大学理工学術院特任教授 浅野茂隆氏

          15時30分 「体外遺伝子・細胞治療薬開発のフロンティア」
                  タカラバイオ株式会社 細胞・遺伝子センター長 峰野純一氏

          16時40分 「遺伝子治療薬の品質・安全性・有効性確保に関連する国際動向について」
                  国立医薬品食品衛生研究所 前遺伝子細胞医薬部長・現客員研究員
                  医薬品医療機器総合機構生物系審査第1部・テクニカルエキスパート
                   山口照英氏

          17時50分 意見交換・他





  特許実施許諾調印式


    岡山大学と岡山県(工業技術センター)が共同で開発した
    「細胞観察用デバイス」の技術が、技術移転機関の岡山
    TLOを介して合成繊維機器・精密機械部品メーカーの協和
    ファインテック株式会社に技術移転され、その調印式が開
    催されました。これは、ICONTでも展開研究を進めている
    バイオフィルムの観察器具に関する技術であり、抗菌剤や
    感染症治療薬などの研究用に需要が見込まれています。

    【日時】 平成22年3月25日(木) 10時30分~12時00分

    【会場】 テクノサポート岡山(岡山県工業技術センター内)

    【出席者】
      (岡山県産業振興財団) 島津 理事長、阿部 専務理事
      (岡山県工業技術センター) 横溝 所長、西田 次長
      (岡山TLO) 上田 アドバイザー
      (協和ファインテック) 橋本 社長、大森 部長
      (岡山大学医歯薬学総合研究科) 公文 教授、狩山 助教
      (岡山大学資源食物科学研究所) 金原 准教授[平成22年4月 静岡大学工学部教授に転任]
      (岡山大学研究推進産学官連携機構) 渡邊 副機構長  他





  第6回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における がんに対する遺伝
    子治療の一層の推進を図ることを目的に平成20年9月に
    設立された遺伝子治療推進産学懇話会の第6回会合が
    行われ、ディナベック株式会社の長谷川護代表取締役社
    長に「PlasmEXシステムが導く先端医療の世界」、岡山大
    学の藤原俊義准教授に「遺伝子改変ウイルスによる創薬
    研究」についてご講演をいただきました。前回に続き、経
    済産業省製造産業局生物化学課よりオブザーバー参加を
    いただき、公演後はウイルスベクターの利活用に関する
    具体的な質問や、イメージングシステムの実用性など幅
    広い討議が行われました。

    【日時】 平成22年2月16日(火) 15時30分~17時55分

    【会場】 大正製薬株式会社 本社2号館 1階会議室

    【参加】 懇話会役員、岡山大学、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社
          エーザイ株式会社、大塚製薬株式会社、第一三共株式会社、大正製薬株式会社
          大鵬薬品工業株式会社、武田薬品工業株式会社、桃太郎源株式会社
          公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま
         (オブザーバー) 経済産業省製造産業局生物化学課 宮坂翔喜氏

    【内容】 15時30分 あいさつ
                   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科教授
                   遺伝子治療推進産学懇話会 副会長 公文裕巳氏
          15時35分 「PlasmEXシステムが導く先端医療の世界」
                   ディナベック株式会社 代表取締役社長 長谷川護氏
          16時45分 「遺伝子改変ウイルスによる創薬研究」
                   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
                   遺伝子・細胞治療センター/消化器・腫瘍外科学 准教授 藤原俊義氏
          17時45分 意見交換・他





  「REIC遺伝子治療」の臨床研究に関する合同記者発表会


    岡山大学ICONTでは “新規がん治療遺伝子REIC”の
    研究開発を協働企業7社と続けていますが、この度、協働
    企業であるイーピーエス株式会社、桃太郎源株式会社
    (岡山大学発バイオベンチャー)間に新規のライセンス契
    約が締結され、2010年春より順次、米国、日本、中国に
    おける臨床試験(前立腺がん・悪性中皮腫)が実現する
    運びとなりました。これを受けて、岡山大学・桃太郎源株式
    会社・イーピーエス株式会社による合同記者発表会を開催
    しました。岡山大学ICONTは、日本の画期的な創薬シー
    ズが日本の地方研究開発拠点で成熟し、拠点における研
    究開発の独自性を堅持しながら、世界の2大大国である
    米国、中国、両国の遺伝子治療臨床開発における優位
    性を活かしつつ、巨大市場を見据えた画期的な創薬事業
    を展望しています。

    【日時】 平成21年11月20日(金) 13時00分~14時00分

    【会場】 イーピーエス株式会社 第二オフィス(飯田橋MFビル) 会議室

    【参加】 報道関係 13社13名、フリージャーナリスト 1名

    【内容】 13時00分 主催者代表 開会挨拶
                   国立大学法人 岡山大学 副学長 曽良達生

          13時05分 ご報告 「岡山大学が創製したREIC治療遺伝子、日本、米国、中国で臨床試験に着手」
                   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター センター長 公文裕巳

          13時40分 質疑応答

    【資料】 〔PDF〕 報道資料(450KB)





  岡山大学 知恵の見本市2009


    岡山大学創立五十周年記念館で開催された「知恵の見本
    市2009」に出展し、REIC/Dkk-3を用いたがんの標的医療
    について紹介しました。ブースでは、ポスターの展示のほか、
    REICの発見の経緯や抗がん機能を紹介したプロモーション
    ビデオを初めて公開しました。
    産・学・官の多数の方々(主催者発表:400名)にご来訪いた
    だきました。

    【日時】 平成21年11月6日(金) 10時00分~17時00分

    【会場】 岡山大学創立五十周年記念館

    【資料】 出展ポスター (PDF 1.9MB)





  シンポジウム “アジアンスタディ岡山’09 in 上海” 開催報告


    平成19年度、20年度と連続して岡山で開催してきた国際シンポ
    ジウム「アジアンスタディ岡山」を、第3回目は、国際泌尿器科学
    会議(中国・上海市)に併せて「Asian Study Okayama 2009 in
    Shanghai」として上海で開催しました。

    今回も、日本・中国・シンガポールなどから多くの出席者があり、
    公文センター長による講演 ”A Japanese-China collaborative
    study realizing a magic bullet concept for cancer gene therapy
    by using REIC/Dkk-3”を始め、イーピーエス社(中国)のLiang Min
    先生、岡山大学病院 遺伝子・細胞治療センター講師の賀来春紀
    先生の各講演と活発な個別討論が行われました。最後の総合討
    論では、岡山大学が進めている遺伝子治療に関わる国際共同研
    究(遺伝子多型SNP共同研究)および 国際共同臨床試験(免疫
    賦活遺伝子IL-12による治療)を契機に東アジアの遺伝子治療に
    係る研究共同体が形成され、世界をリードする遺伝子治療の情
    報を発信することに期待が表明されました。

    【日時】 平成21年11月2日(月) 16時00分~18時30分

    【会場】 Shanghai International Convention Center (Room 3E)

 




  第5回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における がんに対する遺伝
    子治療の一層の推進を図ることを目的に昨年9月に設立
    された遺伝子治療推進産学懇話会の第5回会合が行わ
    れ、東京大学の藤堂具紀先生に「遺伝子組換えヘルペス
    ウイルスを用いたがんのウイルス療法の開発」について、
    岡山大学の公文裕巳先生に「がん治療遺伝子REICによる
    遺伝子医薬:開発の現状と展望」についてご講演をいただ
    きました。また、今回は経済産業省製造産業局生物化学
    課よりオブザーバー参加をいただき、公演後は遺伝子
    治療を日本で具現化するための課題について、産官学の
    それぞれの立場から活発な討議が行われました。

    【日時】 平成21年9月24日(木) 15時00分~17時15分

    【会場】 第一三共株式会社本社10階会議室

    【参加】 懇話会役員、岡山大学、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社
          エーザイ株式会社、大塚製薬株式会社、第一三共株式会社、大正製薬株式会社
          武田薬品工業株式会社、桃太郎源株式会社、公設国際貢献大学校
          メディカルテクノおかやま
       (オブザーバー)
          経済産業省製造産業局生物化学課課長補佐 鈴木隼人氏
          経済産業省製造産業局生物化学課 宮坂翔喜氏

    【内容】 15時00分 あいさつ
                   早稲田大学理工学術院特任教授
                   遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆氏

          15時05分 「遺伝子組換えヘルペスウイルスを用いたがんのウイルス療法の開発」
                   東京大学医学部付属病院トランスレーショナルリサーチセンター
                   特任教授 藤堂具紀氏

          16時10分 「がん治療遺伝子REICによる遺伝子医薬:開発の現状と展望」
                   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学 教授 公文裕巳氏

          17時05分 意見交換・他





  イノベーション・ジャパン2009-大学見本市


    東京国際フォーラムで開催された「イノベーション・ジャパン
    2009―大学見本市」に出展し、REIC/Dkk-3を用いたがんの
    標的医療について紹介しました。会期中に開催された新技術
    説明会では、角南麗美特任助手が「新規がん抑制遺伝子
    REIC/Dkk-3による‘がん’の標的医療」と題し、REICに関す
    る研究の成果を発表しました。

    また、ICONTのブースには、産・学・官の多数の方々にご来
    訪いただきました。

    【日時】 平成21年9月16日(水) ~ 18日(金)
          (新技術説明会:17日(木) 15:00~15:30)

    【会場】 東京国際フォーラム

    【資料】 ブース出展資料(PDF 1.2MB),発表資料(PDF 2.8MB)





  第8回 国際バイオEXPO・バイオアカデミックフォーラム


    東京ビッグサイトで開催された「第8回国際バイオEXPO」に
    出展し、REIC/Dkk-3を用いたがん治療戦略について紹介
    しました。製薬企業、病院関係者など多数の方々にご来訪
    いただきました。

    また、併催のバイオアカデミックフォーラムでは、柏倉祐司
    特任准教授が「A Magic Bullet Approach to Cancer:究極の
    がん治療遺伝子REIC/Dkk-3」と題し、最新のREICに関する
    研究の成果を発表しました。立ち見の聴講者が出るほどの
    盛況ぶりで、REICによるがんの治療が広く注目されつつ
    あります。

    【日時】 平成21年7月1日(水)~3日(金) (発表:2日(木): 14時50分~15時20分)

    【会場】 東京ビッグサイト

    【資料】 ブース出展資料(PDF 1.5MB),発表資料 (PDF 2.4MB)





  科学技術振興機構(JST) 高山大プログラムオフィサーによるICONT視察


    6月10日、科学技術振興機構(JST)高山大プログラム
    主管がICONTを訪問され、文部科学省科学技術振興
    調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成
    事業:ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」
    の進捗状況および再エントリーに向けた取組みについ
    て視察されました。

    公文センター長から事業の報告を受けた後、鹿田キャ
    ンパス内の研究拠点である「アニマル画像センター」
    および「遺伝子・細胞治療センター」を見学されました。





  第4回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学が一体となって 日本における がんに対する遺伝子
    治療の一層の推進を図ることを目的に昨年9月に設立され
    た遺伝子治療推進産学懇話会の第4回会合が行われ、
    大阪大学の金田安史先生に「HVJ-Eによる‘がん’の治療
    戦略」について、森下竜一先生に「世界初の血管新生遺
    伝子治療薬の開発状況」についてご講演いただき、講演
    後は活発な討議が行われました。


    【日時】 平成21年6月9日(火) 15時00分~17時25分

    【会場】 武田薬品工業株式会社 大阪本社 11階1号会議室

    【参加】 岡山大学、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、大塚製薬株式会社
          塩野義製薬株式会社、 第一三共株式会社、武田薬品工業株式会社、桃太郎源株式会社
          公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま

    【内容】 15時00分 あいさつ
                   日本遺伝子治療学会 理事長
                   遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆氏

          15時05分 「HVJ-Eを用いた癌治療戦」
                   大阪大学大学院医学系研究科遺伝子治療学 教授 金田安史氏

          16時00分 「HGF遺伝子治療薬 -先進国初の遺伝子治療薬- 」
                   大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学 教授 森下竜一氏

          16時55分 意見交換・他

          17時15分 事務連絡
                   遺伝子治療推進産学懇話会事務局長 奥野健次





  文部科学省基盤政策課 川端和明課長によるICONT視察

    3月26日、文部科学省基盤政策課の川端和明課長が岡山
    大学を訪れ、文部科学省・科学技術振興調整費「若手研究
    者の自立的環境整備促進事業」の支援を受けて設立された
    「異分野融合先端研究コア」キックオフミーティングに臨席され、
    開催のご挨拶をいただきました。
    その後、同大鹿田キャンパスのナノバイオ標的医療イノベー
    ションセンター(ICONT)に移り、文部科学省から委託を受けて
    いる科学振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点
    の形成:ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成事業」
    の進捗状況等について視察されました。
    那須保友大学院医歯薬学総合研究科准教授から事業の概
    略、拠点の整備状況について説明を受けた後、研究拠点で
    あるアニマル画像センター、遺伝子・細胞治療センターを熱心
    に見学されました。川端課長は本プログラムの策定・立案に
    直接関与されており、岡山大学における具体的な成果に関し
    て興味を示されました。





  第3回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における がんに対する遺伝
    子治療の一層の推進を図ることを目的に昨年9月に設立
    された遺伝子治療推進産学懇話会の第3回会合が行わ
    れ、岡山大学によるエコー画像を踏まえた実際の遺伝子
    治療の取り組み紹介や、遺伝子治療の日米欧の現状と
    展望についての講演の後、アジア連携を含めた幅広い
    討議が活発に行われました。

    【日時】 平成21年3月19日(木) 14時00分~16時00分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス

    【参加】 アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、エーザイ株式会社、大塚製薬株式会社
          第一三共株式会社、大正製薬株式会社、大鵬薬品株式会社、武田薬品工業株式会社
          中外製薬株式会社、桃太郎源株式会社、公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま
          岡山大学ほか

    【内容】 14時00分 はじめに
                   遺伝子治療推進産学懇話会 事務局長 奥野健次

          14時05分 あいさつ
                   日本遺伝子治療学会 理事長
                   遺伝子治療推進産学懇話会 会長 浅野茂隆氏

          14時10分 本邦における前立腺がん遺伝子治療臨床研究
                   岡山大学医歯薬学総合研究科泌尿器病態学 准教授 那須保友

          14時20分 遺伝子治療の展望
                   京都大学大学院医学研究科薬剤疫学分野 教授 川上浩司氏

          15時05分 遺伝子治療の欧米における現状
                   POCクリにカルリサーチ株式会社 代表取締役 小澤健夫氏

          15時50分 意見交換





  「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」事業
  「ナノバイオ標的医療等の新たな医療の創造とその基盤技術研究」事業

  合同成果発表会


    岡山大学「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の
   形成」事業、および産学官の連携組織である「メディカル
   テクノおかやま」が平成20年度に岡山県から委託を受け
   た「ナノバイオ標的医療等の新たな医療の創造とその
   基盤技術研究」事業の合同成果報告会を開催いたしま
   した。
    学内研究者、ICONT協働企業、岡山県内企業、官公庁
   等から78名の出席がありました。
    「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」事業
   成果報告会の部では、本事業のこれまでの成果および
   今後の展開について公文センター長から報告いたしま
   した。また、「ナノバイオ標的医療等の新たな医療の創
   造とその基盤技術研究」事業成果報告会の部では、学
   内から10名の研究者による発表があり、熱心な質疑応
   答が行われました。

    【日時 】 2009年3月10日(火)
          13:10~14:15 「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」事業成果報告会
          14:25~17:15 「ナノバイオ標的医療等の新たな医療の創造とその基盤技術研究」事業
                   成果報告会

    【会場】 岡山大学鹿田キャンパス 臨床講義棟 臨床第2講義室

    【主催】 岡山県、メディカルテクノおかやま、
         岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)

    【資料】 〔PDF〕 ICONT成果発表 配布資料(600KB)





  人材育成事業 GMP入門講座


    文部科学省が平成18年度から開始した「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」事業において、
   岡山大学が提案した「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」が採択され、ナノテクノロジーと
   バイオテクノロジーの融合によるヒトに優しい標的医療を実現するため、「ナノバイオ標的医療イノベー
   ションセンター(ICONT)」の拠点化を目指しています。ICONTでは、「有望シーズの開発からの創薬開発、
   臨床試験までの全ステップを俯瞰し、個々の専門性を追及できる人材の育成」を目標に、人材育成事業
   を開発・推進しております。
    今回、研究シーズを事業化するために求められるGMPについて「バイオ製剤研究者のためのGMP入門
   講座」を開催いたしました。GMPとは何か、アカデミックのGMP対応のポイント、国際共同開発の展開等、
   実践に役立つ解説を行いました。


    【日時】 平成21年1月21日(水) 13時30分~16時40分

    【会場】 東京国際フォーラム G607

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター
          岡山大学新医療創造MOT講座

    【講師】 北九州工業高等専門学校・細胞工学センター長
            川原 浩治 先生

      
         九州大学大学院農学研究院 博士後期課程修了
         東芝 医用機器事業部、生物系特定産業技術研究推進機構を経て
         2004年から 北九州工業高等専門学校 物質化学工学科 教授・細胞工学センター長
         九州工業大学大学院 生命体工学研究科 特任教授
         九州大学バイオアーキテクチャーセンター 客員教授

    【受講者】
      大学・バイオ関連企業の研究者 8名
       あすか製薬株式会社、三洋電機株式会社メディカル事業本部、第一三共株式会社創薬基盤
       研究所、ディナベック株式会社事業開発本部、奈良先端科学技術大学院大学、日産化学工業
       株式会社新事業企画部、明治製菓株式会社医薬総合研究所、森永製菓株式会社研究所

    【講義内容】
      1.研究ラボでのGMPの実際
         *ハードウェア(施設・設備の設計、選択)
         *ソフトウェア(ドキュメント・作業体制・試薬試料のハンドリング)
         *研究室GMP運営(運転の様子、コラボレーション、まとめ)
      2.ヒト細胞でのタンパク発現
         *研究からビジネスへ(研究パートナー、行政、海外展開)
         *細胞工学にからむ開発(細胞培養、機器開発、検査技術へ)





  人材育成事業
 
  メディカルライティング 入門講座


    講師にノバルティスファーマ株式会社 臨床ドキュメント
   管理部長の安藤聡美先生をお迎えし、平成20年度人材
   育成事業の一環として「メディカルライティング入門講座」
   を開催いたしました。
    学内医歯薬学総合研究科、自然科学研究科、工学部
   在籍の研究者・学生ほか、協働企業、岡山県内の関連
   企業からも申込みがあり、当日には25名が受講しました。
   講義では、臨床研究、日本の医薬品承認申請の概要と
   そのプロセスで必要とされるメディカルライティング、書類
   について解説していただきました。実例として国内医薬品
   市場でも上位を占める降圧剤を取りあげ、3時間にわたる
   講義はたいへん好評でした。

    【日時】 平成21年1月15日(木) 13時30分~16時30分

    【会場】 岡山大学附属図書館 鹿田分館3階 情報実習室

    【内容】 臨床研究・臨床試験・治験の概要,医薬品承認申請のための開発プロセス
          医薬品開発とメディカルライティング


     メディカルライティング入門講座 開催報告詳細へ





  記者発表会 ~新しい遺伝子医薬の実用化に向けて~


    岡山大学ICONTの中核シーズである「がん抑制遺伝子
   REIC」の「がん治療遺伝子」としての作用機序の概要が
   科学的に実証されました。これを受けて、ICONT協働企
   業である日東電工株式会社、桃太郎源株式会社では、
   新しい遺伝子医薬の実用化に向けて本格的な開発に
   着手することになりました。記者発表会には、36社の報道
   関係者にお集まりいただき、予定時間を大幅に超過する
   活発な質疑応答が行われ、「夢」のがん克服を科学的に
   解明し、実用化に向けて着実に深化を続ける岡山大学
   ICONTの取り組みに対する関心の高さが伺われました。


    【日時】 平成20年12月9日(木) 11時00分~13時10分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス

    【参加】 報道関係 36社

    【内容】 11時00分 主催者代表 開会挨拶
                   国立大学法人 岡山大学 副学長 曽良達生

          11時05分 「夢のがん治療遺伝子REIC」の作用機序解明と
                  協働企業による遺伝子医薬の臨床開発着手
                    岡山大学ICONT センター長 公文裕巳

          11時30分 質疑応答

    【資料】 〔PDF〕 報道資料(1.3MB)    〔リンク〕 日東電工プレスリリース





  第2回 遺伝子治療推進産学懇話会


    産学民が一体となって 日本における固形がんに対する
    遺伝子治療の一層の推進を図ることを目的に本年9月に
    設立された遺伝子治療推進産学懇話会の第2回会合が
    行われ、日本における遺伝子治療のリーディング研究機
    関である岡山大学の最新の取り組みとベンチャーを活か
    した今後の展開を中心に講演及び討議が行われました。

    【日時】 平成20年12月9日(火) 14時00分~16時00分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス

    【参加】 アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、エーザイ株式会社、
          大塚製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、第一三共株式会社、大正製薬
          株式会社、大鵬薬品株式会社、桃太郎源株式会社、公設国際貢献大学校
          メディカルテクノおかやま、岡山大学ほか

    【内容】 14時00分 あいさつ
                   遺伝子治療推進産学懇話会 事務局長 奥野健次氏

          14時05分 がん治療遺伝子REICの作用機序の解明:
                 がん細胞の選択的細胞死と抗がん免疫の活性化
                   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長 公文裕巳

          14時45分 がん治療遺伝子REICの臨床開発 FIM試験に向けて
                   桃太郎源株式会社 取締役(学術担当) 公文裕巳

          15時10分 遺伝子医薬に向けた生分解性ポリマー型遺伝子キャリアの開発
                   日東電工テクニカルコーポレーション
                    Bio Group Chief Researcher 岡田圭策氏

          15時40分 意見交換




  人材育成事業
 
  臨床統計学 入門講座

    講師に国立がんセンターがん対策情報センターの山本
   精一郎先生を迎え、平成20年度人材育成事業の一環と
   して「臨床統計学入門講座」を開催いたしました。
    開催当日は学内研究者・学生・協働企業の方々を含め
   61名の受講者があり、盛況のうちに終了しました。約3時
   間の講義では、医学統計の基礎的な内容から説明をして
   いただき、パソコンを使った実習など、大変好評でした。

    【日時】 2008年11月28日(金) 13:30~16:30

    【会場】 岡山大学附属図書館 鹿田分館3階 情報実習室

    【内容】 臨床研究に関する倫理指針の改正、臨床研究ポータルサイトICR-Webの紹介
          *臨床研究概論
          *臨床試験
          *治験
          *生物統計学(仮説検定、交絡)


     臨床統計学入門講座 開催報告詳細へ





  岡山大学知恵の見本市 2008

    地域の企業の皆様に岡山大学の研究活動をご覧頂くため
   今年で3回目となる「岡山大学知恵の見本市2008」が津島
   キャンパスで開催されました。
    ICONTからは、「癌抑制遺伝子REIC/Dkk-3による革新的
   癌遺伝子治療とナノバイオ標的医療の融合的創出」と題し、
   ブースを出展いたしました。また、一般講演では協働企業で
   ある桃太郎源株式会社の塩見 均 代表取締役による講演
   「夢のがん抑制遺伝子REICとその事業化」も行われました。
    その他にも、合計45ブースの展示、特別講演、一般講演、
   研究施設見学、技術相談会なども行われ、約500名のご来
   場があり、盛況のうちに終了いたしました。
    なお、当日は「岡山大インキュベータ」オープニングセレモ
   ニーも同時開催されました。

    【日時】 2008年11月7日(金) 10:00~17:00 (開会式は13:00)

    【会場】 岡山大学津島キャンパス 岡山大学創立五十周年記念館 (岡山市津島1-1-1)

    【内容】 1.研究成果紹介パネル展示(45件) 10:00~17:00
         2.開会式 13:00~13:10
         3.特別講演 「我が国における産学官連携機構」 13:10~13:50
             (独)日本科学技術振興機構 理事 広瀬研吉 氏
         4.一般講演 14:00~15:20
             環境・食料・エネルギー・医療分野より各1件ずつ4件
            (医療分野;桃太郎源株式会社の塩見 均 代表取締役による講演)
         5.研究施設見学 15:30~16:30
            ・ビオトープ(環境学研究科)
            ・薬用植物園(医歯薬学総合研究科)
         6.技術相談コーナー 13:10~17:00




  Pre-Clinical Imaging system

  PET/SPECT/CTセミナー

    ICONTでは、事業開始当初より、動物実験レベルで主に
   がんに対する細胞・分子イメージングの研究開発を行って
   きました。今後は本拠点で開発する標的医療システムを
   臨床の現場で適用することを視野に入れ、臨床での汎用
   診断機器であるPETやSPECTへの適用を前提とするプロー
   ブの開発を行います。 今回はその導入として、Gamma
   Medica-Ideas社のCEOであるBradley E. Patt, Ph. D.を
   講師に迎え、動物用PET/SPECT/CTに関するセミナーを
   開催いたしました。当日は、学内および産業界から約30名
   の受講者を集めました。講義後には、活発な質疑応答も
   行われました。

    【日時】 2008年10月27日(月) 18:30~19:30

    【会場】 岡山大学鹿田キャンパス
         管理棟6階 第8カンファレンスルーム

    【主催】 岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター




  ブース出展・新技術説明会
 
  イノベーションジャパン2008 -大学見本市

    科学技術振興機構(JST)とNEDO技術開発機構の主催で
   東京国際フォーラムにて行われた 国内最大規模の産学
   マッチングイベントである「イノベーションジャパン2008 大学
   見本市」に昨年に引き続きブース出展を行いました。また、
   今年から始まった新技術説明会にてプレゼンテーションも
   行いました。


    【日時】 2008年9月16日(火)~18日(木)
         (新技術説明会:17日(水) 13:00~13:30)

    【会場】 東京国際フォーラム(東京・有楽町)

    【資料】 ブース出展資料 (PDF 2.1MB), 説明会資料 (PDF 1.5MB)




  文部科学省 平成20年度 科学技術振興調整費シンポジウム
 
  未来を担う先端融合領域のイノベーション

    平成18年に新設され、3年目を迎えた「先端融合領域イノ
   べーション創出拠点」プログラムの取組状況報告や、取組
   成果のPRを行うシンポジウムが開催され、 ICONTもポス
   ター展示と実施課題の報告を行いました。

    【日時】 2008年8月20日(水) 12:00~19:00

    【会場】 津田ホール





  第1回 遺伝子治療推進産学懇話会


    近年、新医療・創薬開発の中心分野の一つである遺伝
    子治療が脚光を浴びており、欧米、特に米国に おいて、
    今後 遺伝子治療薬の上市が相次ぐことが予測されます。

    一方、わが国の現状は 過去10年間に亘り岡山大学が
    中心となって進めてきた日本における遺伝子治療の臨床
    研究は、その数において米国の1/10程度に止まっており、
    遺伝子治療の分野においても 日本が欧米に遅れを取ると
    いう懸念はすでに現実のものとなっています。

    これらの状況を打破するためには、産学民が一体となって
    遺伝子治療の一層の推進を図ることが極めて重要、かつ
    喫緊の課題と判断されることから、「遺伝子治療推進産学
    懇話会」の設立に向け、製薬企業関係者を中心に、遺伝子
    治療の現状についての説明と意見交換を行いました。


    【日時】 平成20年6月27日(金) 13時45分~16時00分

    【会場】 財団法人主婦会館 プラザエフ パンジー (東京都千代田区六番町)

    【参加】 岡山県東京事務所、アステラス製薬株式会社、アンジェスMG株式会社、エーザイ株式
          会社、第一三共株式会社、大正製薬株式会社、大鵬薬品株式会社、武田製薬工業
          株式会社、ファイザー製薬株式会社、ヤンセンファーマ株式会社、桃太郎源株式会社、
          公設国際貢献大学校、メディカルテクノおかやま、岡山大学ほか

    【内容】 13時45分 あいさつ
                   日本遺伝子治療学会 理事長 浅野茂隆氏

          13時50分 「がんの遺伝子治療と先端医療開発特区構想」
                   岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター長 公文裕巳

          14時20分 特別発言 -先端医療開発特区構想に対する期待-
                   大阪大学大学院医学系遺伝子治療分野 教授 金田安史氏

          14時40分 「遺伝子治療薬の開発 ~米国の状況と日本~」
                   POCテクニカルリサーチ株式会社 代表取締役 小澤健夫氏

          15時00分 意見交換





  シンポジウム
 
  アジアンスタディ岡山’08 開催報告

    岡山大学では、先端融合領域イノベーション創出拠点と
   して、国および協働企業からリソースを得て、「ナノバイオ
   標的医療の融合的創出拠点の形成」事業が進められて
   おり、特に岡山大学が日本のリーディング研究機関である
   遺伝子治療分野において、アジアとの連携を深め、国際
   的なイノベーション拠点の形成を視野に入れており、昨年
   より国際シンポジウム「アジアンスタディ岡山」を開催して
   います。2回目となる今回は、「アジア人のがん体質に関す
   る遺伝子多型(SNP)共同研究」と「免疫賦活遺伝子(IL-
   12)治療の国際共同臨床試験」を中心とする、トランスレー
   ショナルリサーチ分野でのアジアンスタディの具体的な推
   進をテーマに開催いたしました。


    【日時】 2008年6月8日(日)

    【会場】 岡山コンベンションセンター 1階 イベントホール


     アジアンスタディ岡山'08 開催報告詳細へ





  「前立腺癌に対するアジア国際共同研究」 開始説明会・記者発表会


    本年7月より 国立大学法人 岡山大学を中心に、アジア
   各国(中国・韓国・シンガポール)のトップ医療研究機関と
   実施する 遺伝子治療における医師主導の探索的臨床
   研究の国際共同研究に関する開始説明会と記者発表会
   を東京ステーションコンファレンスにて行いました。

    この共同研究は日本政府からの支援も得ており、平成
   20年度 科学技術振興調整費において、国際共同研究の
   推進 (1)先端技術創出国際共同研究 として採択されて
   います。

    開始説明会・記者発表会には、中国大使館(一等書記
   官)、韓国大使館(科學官)、シンガポール大使館(一等
   書記官)ををはじめ、約60名(行政5名、記者27名、製薬
   企業5名他)と多くの皆さま方にご参加をいただき、非常に
   熱心な質疑応答が行われるなど、参加者の関心の高さが
   強く伺われました。


    【日時】 平成20年5月29日(木) 11時00分~12時30分

    【会場】 東京ステーションコンファレンス 602 (東京都千代田区丸の内)

    【内容】 11時00分 主催者代表 開会挨拶
                   国立大学法人 岡山大学 副学長 曽良達生

          11時05分 「前立腺癌に対するアジア国際共同研究」 開始説明会
                   岡山大学医歯薬学総合研究科 教授 公文裕巳

          11時40分 「前立腺癌に対するアジア国際共同研究・アジアンスタディシンポジウム」記者発表会
                   国立大学法人 岡山大学 副学長 曽良達生
                   岡山大学医歯薬学総合研究科 教授 公文裕巳
                   岡山大学医歯薬学総合研究科 教授 清水憲二
                   岡山大学医歯薬学総合研究科 准教授 那須保友

    【資料】 PDF報道資料(3.3MB)

  





  ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成事業
  ナノバイオ標的医療等の新たな医療の創造とその基盤技術研究事業
 
  合同成果報告会

    平成18年度 文部科学省科学技術振興調整費「先端融合
   領域イノベーション創出拠点の形成」 プログラムに採択され
   ている 岡山大学ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の
   形成事業は、事業開始から2年を迎えようとしており、注目
   すべき研究成果を挙げつつあります。
    また、メディカルテクノおかやまが 新たな医療技術の創造や
   将来の産業化を目指して岡山県から平成19年度より委託を
   受けて実施 している「ナノバイオ標的医療等の新たな医療の
   創造とその基盤技術研究事業」は、現在8テーマが採択され
   委託研究がすすめられています。
    この度、これら2つの事業の連携と将来に向けてのテーマ
   拡充を目的とした合同成果報告会を開催しました。

    【日時】 平成20年3月11日(火)
          13:00~14:45 ナノバイオ標的医療の融合的創出の形成事業 進捗状況報告会
          15:00~17:55 新医療創造・基盤技術研究事業 成果報告会

    【会場】 岡山大学附属図書館鹿田分館3階情報実習室 (岡山市鹿田町2-5-1)

    【主催】 メディカルテクノおかやま、岡山県、岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター


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  ICONTバイオ ITセミナー
 
  特別講義 「マイクロアレイ解析入門」

    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンターでは、
   平成19年度人材育成事業の一環として「バイオITセミナー
   特別講義」を開催しました。
    DNAチップ研究所 谷野元彦先生が鹿田キャンパスに来学
   され、マイクロアレイ解析の基本的な考え方について2時間
   に亘る講義を実施していただきました。
    岡山大学を始め ICONT協働企業などからの受講生25名が
   熱心に聴講しました。本講義の内容を 個々の現場で大いに
   活用されることを願います。

    【日時】 2008年3月10日(月) 13時30分~15時40分

    【会場】 岡山大学附属図書館鹿田分館 3階 情報実習室





  自然生命科学研究支援センター
 
  第4回 コロキウム

    岡山大学自然生命科学研究支援センターが行っている
   最先端の研究を紹介するコロキウムに於いて、同センター
   動物資源部門の落合和彦特任助教がICONTの活動に
   ついて発表を行いました。

    【日時】 2008年1月29日(火) 14時30分~18時45分

    【会場】 岡山大学医学部記念会館 2階

    【内容】 一般講演
         「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成にむけた動物資源部門の取り組み」
           動物資源部門/ナノバイオ標的医療イノベーションセンター 特任助教 落合和彦

    【資料】 抄録抜粋 PDF





  ブース出展・パネル展示
 
  岡山大学 知恵の見本市 2007

    総合大学として取り組む社会貢献の一環として、 岡山
   大学の研究シーズを公開することにより、地元企業との
   連携を深め、共同研究の推進や 研究成果を図ることを
   目的に開催された「岡山大学 知恵の見本市2007」に
   出展を行いました。

    【日時】 2007年12月7日(金) 10時00分~17時00分

    【会場】 岡山大学創立五十周年記念館

    【主催】 岡山大学研究推進・産学官連携機構

    【内容】 ブース出展 「REIC/Dkk-3遺伝子の部分断片及び診断片を含むがん治療」
         パネル展示 「新規癌抑制遺伝子REIC/Dkk-3を用いた革新的標的医療の創造 」





  シンポジウム
 
  アジアンスタディ岡山’07 開催報告

    ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成事業の
   一環として、飛躍的に拡大することが期待される先端医療
   領域におけるアジアンスタディの可能性を探るシンポジウ
   ムを、中国・香港・シンガポール・日本各国の医療・薬事
   関係者を岡山に招聘し、開催しました。

    当日は、全国から100名を超える関係産学官の皆様方に
   ご参加を頂き、遺伝子治療分野における日本のリーディング
   研究機関である岡山大学が、次世代のバイオ・新医療の
   研究・開発における拠点を岡山に形成する事業に積極的に
   取り組み、着実に深化していることを広くご理解頂くと共に、
   幅広いお立場による活発な意見交換がなされる大変熱く
   有意義なシンポジウムになりました。

    【日時】 2007年9月18日(火)

    【会場】 岡山国際交流センター 国際会議場


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  人材育成事業
 
  岡山大学ナノバイオ製剤開発講座 開催報告

    世界的に注目されている英国の橋渡し研究支援施設
   「英国国立バイオマニファクチャリングセンター」の管理
   運営会社であるエデンバイオデザイン社が、バイオ製剤
   開発全般にわたって、ベストバリューを実現する方法を
   2日の集中講座で概説しました。

    【日時】 2007年9月16日(日)・17日(月)

    【会場】 岡山大学附属病院
         南病棟11階カンファレンスルームC


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  ブース出展
 
  イノベーションジャパン2007 -大学見本市

    科学技術振興機構(JST)とNEDO技術開発機構の主催で
   東京国際フォーラムにて行われた 国内最大規模の産学
   マッチングイベントである「イノベーションジャパン2007 大学
   見本市」に「新規癌抑制遺伝子REIC/Dkk-3を用いた革新的
   標的医療の創造」と題してブース出展を行いました。岡山
   大学からは8部門5分野の出展を行いました。

    【日時】 2007年9月12日(水)~14日(金)

    【会場】 東京国際フォーラム(東京・有楽町)





  人材育成事業
 
  バイオIT公開講座 開催報告

    岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンターでは
   3月17・18日の2日間にわたり、平成18年度 人材育成事
   業の一環として「バイオIT公開講座」を開催しました。3月
   17日には、東海大学の小見山智義先生、東京医科歯科
   大学の水島洋先生に、18日には、産業技術総合研究所の
   広川貴次先生、東京医科歯科大学の荻島創一先生にご
   講義をいただきました。学内研究者、学生、一般の方を含め
   2日間で延べ61名の受講者を集め、盛況のうちに終了する
   ことができました。

    【日時】 2007年3月17日(土)・18日(日)

    【会場】 岡山大学附属図書館鹿田分館3階


     バイオIT公開講座 開催報告詳細へ





  新拠点形成シンポジウム
 
  次世代先端医療の創出と産学官連携
    ~ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成~

    このたび岡山大学では、文部科学省・平成18年度科学技術
   振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」
   事業「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成」の開始
   にあたり、シンポジウム「次世代先端医療の創出と産学官
   連携 ~ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成~」を
   10月24日に開催いたしました。当日は250名以上の参加者を
   集め、関係者、県内外企業、行政機関にも大変好評で、この
   事業の地域の産学官の方々への事業紹介と、関係機関への
   アピールという目的を十二分に達成することができました。

    シンポジウムでは、内閣府から清水大臣官房審議官を迎え
   今後の産業創出の核となる科学技術振興政策を、片岡東京
   大学教授には本分野の可能性と岡山大学プロジェクトへの
   期待を、この拠点形成プロジェクトの推進責任者である公文
   岡山大学教授よりプロジェクトの概要を、協働企業を代表して
   イーピーエスの厳社長より本事業へかける思いと中国との
   連携をお話いただきました。その後に開かれた交流会では、
   石井正弘岡山県知事も海外出張帰国直後にもかかわらず
   お越しいただき、また中国銀行 永島頭取からもご挨拶を
   いただくなど、地域の産学官財からの本事業への期待の強さ
   もうかがえました。

    【日時】 2006年10月24日(火) 13:30~18:00

    【会場】 岡山コンベンションセンター


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  業 績 集

    ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成事業に関連する論文発表などの実績集です。


  平成22年12月3日

   悪性胸膜中皮腫に対するREIC遺伝子治療臨床研究 学内審査委員会に申請


    悪性胸膜中皮腫患者は、世界的な規模で増加しています。
   この病気は、予後が極めて悪く、治療薬のニーズがますます
   高くなると予測されていますが、現時点で 高い有効性を示す
   治療薬は存在しません。
    この度、岡山大学では、独自に開発したREIC遺伝子発現
   アデノウイルスベクターを用いた「悪性胸膜中皮腫に対する
   新しい薬剤の開発」を目的に、岡山大学遺伝子治療臨床
   研究審査委員会(学内倫理委員会)に臨床研究実施の申
   請を行いました。
    同じREIC遺伝子を用いた「前立腺がんに対する遺伝子治療
   臨床研究」は、すでに上記の審査委員会で実施が承認され
   ており、国からの実施の承認が間もなく得られて臨床研究が
   開始できる見込みです。
    前立腺がんを対象とした、REIC遺伝子による今回の臨床
   研究は、わが国で初めての「悪性胸膜中皮腫に対する遺伝
   子治療」となります。

    【日時】 平成22年12月3日(金) 16時00分

    【会場】 岡山大学医学部 管理棟3階 大会議室

    【内容】 ⅰ) 研究総括責任者の豊岡伸一から森田 潔病院長への研究計画書提出
              研究の名称:悪性胸膜中皮腫に対するReduced Expression in Immortalized
                      Cells/Dickkopf-3(REIC/Dkk-3)遺伝子発現アデノウイルス
                      ベクターを用いた遺伝子治療臨床研究
              総括責任者:豊岡伸一 岡山大学病院呼吸器外科 助教
          ⅱ)研究の概要説明 
          ⅲ)質疑応答





  平成21年4月6日

   前立腺がんに対するREIC遺伝子治療臨床研究 学内審査委員会で実施承認


    ICONTにおける中核的シーズである新規がん治療遺伝子
   “REIC”は、多種類のがんに対してがん細胞だけを選択的に
   細胞死に誘導するとともに、抗がん免疫能を活性化するなど、
   がん治療における“魔法の弾丸(がん細胞だけを狙い撃つ)”
   を実現しうる夢の治療遺伝子として期待されています。
    その初期成果の臨床研究を実施すべく、「前立腺がんに対す
   るREIC遺伝子発現アデノウイルスベクターを用いた遺伝子治
   療の臨床研究」の計画を岡山大学病院に申請していましたが、
   遺伝子治療臨床研究審査委員会(IRB)において3回の審査を
   経てこのたび、実施承認されました。
    審査委員会終了後、引き続き開催された記者発表会では、
   11社の報道関係者を集め、活発な質疑応答が行われました。
    今後は、引き続き国(厚生労働省)への申請を予定しており
   ます。また、国内での実施申請に並行して、米国での実施に
   ついても計画しており、米国FDAならびに実施施設である米国
   マウントサイナイ医科大学(ニューヨーク)との協議を現在行って
   おります。

    【日時】 平成21年4月6日(月) 17時00分~19時00分

    【会場】 岡山大学医学部 管理棟3階 大会議室(審査委員会)、小会議室(記者発表会)

    【参加】 報道関係 11社

    【内容】 ①遺伝子治療臨床研究審査委員会  17時00分~
           (前立腺がんに対するREIC遺伝子発現アデノウイルスベクターを用いた遺伝子治療)
          ②記者発表会   18時00分~

    【資料】 プレス発表用資料PDF(当日配布分)





  平成20年5月1日

   初期成果の臨床研究実施に向けて学内審査委員会へ申請
    ~夢のがん抑制遺伝子REICによる遺伝子治療:前立腺がんからスタートします~


    平成18年度 文部科学省科学技術振興調整費「先端融合
   領域イノベーション創出拠点の形成」 プログラムに採択され
   ている 岡山大学ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点に
   おける中核的シーズである新規がん抑制遺伝子は、多種類の
   がんに対してがん細胞だけを選択的に細胞死に誘導すると
   ともに、抗がん免疫能を活発化するなど、がん治療における
   “魔法の弾丸(がん細胞だけを狙い撃つ)”を実現しうる夢の
   治療遺伝子として期待されています。その可能性を具体的に
   検証するために、このたび、「前立腺がんに対するREIC遺伝
   子発現アデノウイルスベクターを用いた遺伝子治療の臨床
   研究」を岡山大学遺伝子治療臨床研究審査委員会(IRB)に
   申請いたしました。 (右は記者会見の様子)

    (参考) REIC遺伝子治療臨床研究紹介パネルPDF
          山陽新聞掲載記事 (メディカルテクノおかやまにリンク)




  平成20年5月13日

   前立腺癌に対する Interleukin-12 遺伝子発現
   アデノウィルスベクターを用いた
   遺伝子治療研究がはじまりました (第一例目)

    平成20年2月に国から正式な承認がおりた 転移症例を含む
   内分泌療法抵抗性再燃前立腺癌を対象としたIL-12 遺伝子
   発現アデノウィルスベクターを用いた遺伝子治療研究の第一
   例目が5月13日に行われました。臨床研究の目的は安全性・
   最大耐量の確認、治療効果・免疫学的反応の観察です。
   (右は記者会見の様子)

    (参考) IL-12 遺伝子治療臨床研究紹介パネルPDF

 
  




   
 
平成18年度業績集(論文発表)
平成19年度 成果報告会資料
平成20年度 成果報告会資料
   (岡山医学同窓会報 平成19年10月号より)
 志賀潔・秦佐八郎記念賞を受賞して
  



  ICONTセンター長 公文裕巳連載記事
   岡大発 医学・医療の最前線

2010年 3月 8日  Vol.39 REIC術前治療で試験
2010年 2月 8日  Vol.38 臨床研究迫るAd-REIC
2010年 1月 4日  Vol.37 前立腺がん遺伝子治療の展望
2009年12月 7日  Vol.36 REICを日米中で臨床開発
2009年11月 2日  Vol.35 前立腺がん治療の課題
2009年 9月28日  Vol.34 進化する前立腺がんの手術
2009年 8月24日  Vol.33 早期発見で広がる選択肢
2009年 7月27日  Vol.32 前立腺がんのPSA検診
2009年 6月22日  Vol.31 長寿社会の優しい医療
2009年 5月25日  Vol.30 動脈硬化にも標的医療を適用
2009年 4月20日  Vol.29 石灰化小球に特殊な脂質
2009年 3月23日  Vol.28 謎の微生物の正体は?
2009年 2月23日  Vol.27 結石から謎の微生物
2009年 1月26日  Vol.26 バイオフィルムは耐性菌の温床
2008年12月22日  Vol.25 夢のがん治療に向けて
2008年11月17日  Vol.24 アジア人のがん国際共同研究
2008年10月 6日  Vol.23 アジア人のがん体質遺伝
2008年 9月 1日  Vol.22 がん医療革新へアジア連携
2008年 8月 4日  Vol.21 ナノマシーンで「分子手術」
2008年 6月30日  Vol.20 21世紀の“魔法の弾丸”
2008年 6月 2日  Vol.19 “魔法の弾丸” 次代への挑戦
2008年 4月28日  Vol.18 多機能性細胞で次世代治療
2008年 3月31日  Vol.17 前立腺がん体内でワクチン化
2008年 3月 3日  Vol.16 自己がん体内でワクチン化
2008年 1月28日  Vol.15 がん免疫とワクチン開発
2007年12月10日  Vol.14 ”殺し屋” 育てる樹状細胞
2007年11月12日  Vol.13 がん抗原攻撃する免疫療法
2007年10月15日  Vol.12 遺伝子治療でアジア連携
2007年 8月27日  Vol.11 新医療とベンチャーの役割
2007年 7月30日  Vol.10 「桃太郎源社」でがん退治
2007年 6月25日  Vol.09 夢のがん治療遺伝子
2007年 5月28日  Vol.08 がん細胞 “溶かす” 新戦略
2007年 4月23日  Vol.07 遺伝子でがんをワクチン化
2007年 3月26日  Vol.06 自殺遺伝子でがん死滅
2007年 2月26日  Vol.05 がんは「治る」から「防ぐ」
2007年 1月22日  Vol.04 必要な細胞だけに薬を運ぶ
2006年12月 4日  Vol.03 革新的がん治療実現に向けて
2006年11月 6日  Vol.02 ナノバイオでがん医療革新
2006年10月 2日  Vol.01 岡山大学が担う医療の未来

「ナノバイオ標的医療」に関する新聞記事は「メディカルテクノおかやま 新聞記事紹介」をご覧ください。