岡山大学病院

岡山大学病院眼科外来において，23人の患者さんに対して，自費診療で行った検査の費用を誤って徴収していたことが判明しました。
院内調査の結果，自費診療で行った検査は，診断の補助的検査として実施した検査で，全額本院負担とすべきであったものです。該当された患者さん，ご家族には，ご連絡を差し上げ，謝罪を行うとともに，返金の手続きを取らせていただきました。
今回の事例は，医師の保険診療への理解不足，患者さんへの説明不足等が招いたことであり，患者さんやそのご家族，また地域の皆さまに，ご迷惑とご心配をおかけしましたことは深くお詫び申し上げます。このような事態は，岡山大学病院としてはあってはならないことであり，重く受け止めています。今後，眼科をはじめ各診療科への指導を強化するとともに，患者さんの信頼に応えられるよう努力してまいる所存です。

＜病院長コメント＞　
自費診療となる検査は，診断の補助的検査として実施したもので，全額本院負担とすべきであったところです。ご不快な思いをされた患者さんやそのご家族の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことについて，心よりお詫び申し上げます。
なお，一部報道で当該検査が「研究目的で行ったものである」とされていますが，事実ではありません。このような事態が生じたことを病院長として重く受け止め，眼科をはじめ各診療科への指導を強化するとともに，患者さんの信頼にこたえられるような病院づくりをしてまいる所存でございます。

【本件問い合わせ】
岡山大学病院　企画・広報課
TEL086-235-7849