リンパ浮腫専門ケアチーム

活動内容・特色について

リンパ浮腫はがんの治療後や外傷の後,あるいは先天性にリンパの流れが滞り,腕や足がむくんでしまう病気です。早期に発見して治療を開始することで悪化を予防し,生活しやすくなりますが,現在リンパ浮腫を専門的に治療できる施設は数えるほどしかありません。当リンパ浮腫専門ケアチームは医療リンパドレナージセラピストを中心として医師・看護師・理学療法士・作業療法士がチームとなって,患者さん一人一人に適した治療を行っております。また市内で保存的入院治療が可能な光生病院リンパ浮腫治療センターと連携してリンパ浮腫の重症度や日常生活動作の程度に則した最適なケアを提供しています。リンパ浮腫の外科治療に関しては2000年から開始しており,リンパ管静脈吻合術や血管柄付きリンパ節移植術,脂肪吸引術など800例以上の症例があり,個々の症例に応じて複数の術式を組み合わせて実施することも可能です。

リンパ浮腫専門ケアチーム