乳腺・内分泌外科

診療科長より

乳腺・内分泌外科は多様化する手術,薬物療法の中で患者中心の全人的な医療すなわち医師だけでなく看護師,薬剤師,リハビリなど多職種で行うチーム医療の推進を心がけています。また基礎研究から新たな治療を開発すべく,トランスレーショナルリサーチにも力を注ぎ,多くの臨床試験,コホート研究を行うとともに教育面でも乳腺専門医の育成のため多くの事業を行っています。臨床はもとより研究,教育を通じて中四国,日本の乳がん医療の発展に尽くしたいと考えています。

土井原博義

乳腺・内分泌外科長土井原 博義

対象疾患について

乳腺,甲状腺,副甲状腺の疾患を対象とした専門科です。
他科との協力の下に検査や治療(手術・薬物療法)を行います。
◎ 乳腺疾患
乳がん・乳腺の良性腫瘍
◎ 甲状腺疾患
甲状腺のがん・甲状腺の良性腫瘍・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
◎ 副甲状腺疾患
原発性副甲状腺機能亢進症・二次性副甲状腺機能亢進症

診療内容と特色について

内分泌センター(2006年9月設立)/従来の診療科別診療の垣根を取り払い,より機能的な内分泌疾患,特に甲状腺疾患の診療,研究,教育を目的として内分泌内科との協力のもとに運営しています。当センターで扱う症例数は中四国屈指です。
乳がん治療・再建センター(2008年4月設立)/乳がんのチーム医療の充実を目的とし,コメディカルを含めた専門チームを設立。特に形成外科の全面的な協力により,乳がんの治療と同時に国内トップクラスの乳房再建が可能です。
薬物療法をうける乳がん患者に対し妊娠を主とする女性機能相談支援を乳腺専門医及び専門看護師が不妊治療専門医及び生殖心理カウンセラーと共同で行っております。
NPO法人瀬戸内乳腺事業包括的支援機構(2009年9月設立)/中国・四国地域で実施される乳がんに関連した事業に対する支援を行い,地域医療の発展と市民の健康の維持と増進に貢献します。

診療科より患者の皆さまへ

当院は日本乳がん学会認定施設であり,世界標準の治療を提供すると共に,大学病院として将来を見据えた研究と専門医育成のための教育を行っています。また,看護師,薬剤師とのチーム医療を実践しています。乳がんの手術では根治性だけでなく,整容性が重視される時代となりました。当院では,乳房温存術はもとより,形成外科との協力で乳がん治療・再建センターを設立し,一期的に質の高い乳房再建術が可能です。また,遺伝外来や妊孕性温存相談外来なども専門家がご対応できるよう体制を整えておりますので,お気軽にご相談ください。