HIV感染症の曝露前予防「PrEP」処方について(感染症内科)

HIV感染症の曝露前予防内服「PrEP」処方について

感染症内科では,HIV感染症の曝露前予防「PrEP」(Pre-Exposure Prophylaxis通称:プレップ)を希望する方への処方・検査を始めました。
 

対象

◆HIV未感染で,今後,HIV感染リスクを軽減するために抗HIV薬を予防内服したい方
 特にPrEPが推奨される方は以下の通りです。
  • パートナーがHIV感染者の方
  • 性行為や,日常生活においてHIVに感染するリスクが高い方
  • 性感染症に罹患したことがある方

予防方法

『ツルバダ』というお薬を1日1回1錠毎日服用していただきます(デイリーPrEP)。
※感染リスクのある行為の前後で内服するオンデマンドPrEPは推奨していません。

 

費用

★自由診療のため,医療保険の対象とはなりません。
検査項目によって料金の変動があります。また薬剤料は除きます。
初回受診 [初診料・判断料・検査料(HIV・B型肝炎・C型肝炎・梅毒・腎機能)] 約12,000円
2回目以降[再診料・判断料・検査料(HIV・B型肝炎・C型肝炎・梅毒・腎機能)] 約7,400円
処方薬 『ツルバダ』 1カ月あたり 約75,000円

受診間隔

継続的にPrEPの処方を希望する方は,お薬による腎機能障害が出現する可能性がありますので,3カ月毎に受診をしていただきます。

 

受診方法

メールアドレス(travel●okayama-u.ac.jp)に受診される方のお名前・生年月日・住所・電話番号・受診希望の旨を記載して送ってください。
※メール送付時は,●を@に変換してください。
数日たっても返信がない場合は,再度メールいただくか岡山大学病院にお電話ください(代表電話番号:086-223-7151におかけいただき,「感染症内科外来」におつなぎいただくようお伝えください)。

 

関連リンク集

  1. ⽇本におけるHIV感染予防のための曝露前予防(PrEP)利⽤の⼿引き【第1版】(医療関係者向け)
  2. ⽇本におけるHIV感染予防のための曝露前予防(PrEP)<利⽤者ガイド>【第1版】(利⽤者向け)
  3. PrEPポケットガイド(利⽤者向け)
  4. 国⽴国際医療研究センターSH(Sexual Health)外来
  5. PrEP in JAPAN
  6. PrEP@TOKYO
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