腎臓・糖尿病・内分泌内科

診療科長より

腎臓・糖尿病・内分泌内科では,生活習慣病から難病(腎臓病や内分泌疾患)まで多くの疾患の診療を行っております。生活習慣病は高血圧,脂質異常症,糖尿病,肥満症,慢性腎臓病など多くの方々に関係する病気です。これらの病気は症状があまりありませんが,放置しておくと治療が困難になる合併症を来す場合があります。診断・治療でお困りの方がおられましたら,受診をお勧めいたします。

腎臓・糖尿病・内分泌内科長
(血液浄化療法部長、糖尿病センター長)
和田 淳

対象疾患について

腎臓・糖尿病・内分泌内科は,主に糖尿病・脂質異常症,腎臓病,高血圧,内分泌疾患の専門的な診療を行っています。従来の治療に抵抗する難治性の腎臓病に対しては,血液浄化療法,免疫抑制療法等の最先端の治療法を駆使することにより,治療成績の向上に努力しています。また,大きな社会問題にもなっている生活習慣病(糖尿病,脂質異常症,高血圧など)では,予防医学にも力を注いでいます。内分泌疾患の診療では外科との合同で内分泌センターを2006年に立ち上げ,病院内の複数科と連携しながら病態に応じた最新の治療を行っております。主な対象疾患は以下のとおりです。急性腎炎, 慢性腎炎(IgA腎症等), ネフローゼ症候群, 急速進行性腎炎, 急性腎不全, 慢性腎不全, 1型糖尿病, 2型糖尿病, 肥満症, 脂質異常症, 高血圧症,動脈硬化, 下垂体機能低下症, 先端巨大症,中枢性尿崩症,バセドウ病,副甲状腺機能亢進症,褐色細胞腫, 原発性アルドステロン症, クッシング症候群等。

診療内容と特色について

糖尿病,メタボリック症候群,脂質異常症の診療では,看護部門,薬剤師,管理栄養士との緊密な連携による療養支援,インスリンポンプ療法による厳密な血糖コントロール,合併症の早期診断・予防に定評があります。腎臓病では,慢性腎臓病(CKD)および急性腎障害(AKI)をはじめとして,糸球体腎炎,ネフローゼ症候群,慢性腎不全を呈する幅広い疾患群を対象に,腎生検所見より的確な診断と適切な治療に努めています。腎不全に対しては,保存期には食事療法,血圧コントロール等を中心とした治療により腎機能の保持に努め,腹膜透析・血液透析に当たっては専門スタッフにより適切な治療と患者教育を行っています。また腎移植を含めた腎不全療法選択や腎移植後の内科的サポートも行っています。内分泌内科では内分泌センターの内科部門として視床下部・下垂体・甲状腺・副甲状腺・膵・副腎・性腺など全身に及ぶ全ての内分泌疾患を対象に希少疾患も含め集学的に診療しています。

診療科より患者の皆さまへ

当院腎臓・糖尿病・内分泌内科,リウマチ・膠原病内科は,糖尿病,高血圧,慢性腎臓病(CKD)といった一般的な生活習慣病から膠原病や内分泌疾患に特に多い,診断が難しく希少な病気や難病まで非常に幅広い病気を診療しています。その中で各分野(腎臓・糖尿病・内分泌・膠原病)の専門家が豊富な経験と最新の知見を駆使して分野の枠を超えて協力し,1人1人の患者さんにあった最善の医療として提供することを常に心がけています。