災害対策室長より

 平成30年8月より,岡山大学病院内にあります災害対策室長を拝命いたしました。当院は,研究機関としての大学病院と災害時に地域の司令塔となる災害拠点病院としての役割を果たしております。災害拠点病院として,日本DMAT隊員を有し,その活動のための各種機器や設備を備えております。また,急性期後の救護班を編成し,派遣した実績もあります。
 しかし,大きな災害に長年みまわれたことがなかった岡山県下での7月の西日本豪雨災害を受け,平時からの災害対策の重要性を重く受け止めております。
 災害対策室としては,岡山県下の災害拠点病院と連携を取り,院内各部署とのマネジメント体制を構築することを図ります。そのため,平時からの院内職員向け災害医療教育,院外関係機関との協同訓練などによって地域の災害医療体制の構築に貢献いたします。
 当院は,このような使命を持つ災害拠点病院であり,その役目を果たさなければなりません。入院患者,通院患者及びその関係者の皆様方におかれましては,大災害発生時にはご協力をお願いすることもあるかもしれません。中四国の国立大学の中心的立場として,予期されている南海トラフ大地震にも対処しなければなりません。どうぞ,皆様方のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
 
岡山大学病院 災害対策室長
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 災害医療マネジメント学講座 教授
                                       中尾 博之