患者の皆さまへ
病院からのお知らせ
医療安全管理部
活動内容・特色について
「最高水準の安全・質の医療を提供する」ーこれは,医療安全管理部の基本方針です。医療の高度化に伴うリスク増加に向き合いながら,患者さんが安心して医療を受けることができる環境を確保し,質の高い医療を提供していく,このことが岡山大学病院の目指す方向です。
業務目標
- 日本医療機能評価機構が基準とする患者安全体制を導入し,安全確認行動を遵守します。
- 現場におけるインシデント・アクシデント情報を収集分析し,SDCAサイクル手法から現場へのフィードバック及び再評価を行うことにより,将来の医療事故防止に努めます。
- 院内の多様な課題を視覚化し,カイゼン効果を測定しながら,より質の高い医療の提供を目指します。
- 万一,医療事故が発生した場合は,患者さんの被害の最小化を目指し,病院を挙げた治療連携を図ります。また,医療事故調査制度に則り,事実究明・評価,そして再発防止策の立案を行います。
- 患者の権利と安全確保を第一とし,透明性の高い医療安全文化を確立します。
業務体制
医師3名(専従1名,専任1名,兼任1名),専従薬剤師1名,専従看護師2名,専任歯科医師1名,事務2名の計9名のスタッフと,院内全部門に任命されている142名のセーフティマネジャーおよび医療安全管理部職員が一丸となって,それぞれの患者さんに安心安全の医療環境を提供します。業務内容
- 日本医療機能評価機構の基準に準拠した方針・手順書の作成と,状況モニタリング
- 定期的な職員安全研修,教育等による周知,啓発
- 重大アクシデントに対し,病院全体で対応できる治療連携体制の起動
- 医療事故に対する第三者を含めた事例検証,ならびに院内全部門からのインシデント・アクシデント情報の集積と分析
- 患者さんがわかりやすいインフォームド・コンセント体制の整備
-患者さんと創る,医療安全-
★医療安全イメージキャラクターは,当院職員が作成しました。
■2022年9月に,「世界患者安全の日(WPSD)」の院内広報及び 「Junko Fukutake Hall (Jホール)」のライトアップを行いました。


■2022年11月21日,当院の医療安全推進週間イベントに,大学病院がある鹿田遺跡マスコットキャラクター「しかたん」と岡山県キャラクター「ももっち・うらっち」も参加して,「患者名乗り確認」などの啓発活動を盛り上げてくれました。
©岡山県「ももっち・うらっち」
©「しかたん」 (「しかたん」は岡山大学文明動態学研究所提供)