医療安全管理部

活動内容・特色について

「最高水準の安全・質の医療を患者さんと共に創る」ーこれが当医療安全管理部の基本方針です。医療の高度化に伴うリスク増加に向き合いながら,医療者と患者さんが相互に理解し,納得して受けることのできる患者参加型医療を提供していくことを目指します。

業務目標

  1. 日本医療機能評価機構が基準とする患者安全体制を積極的に導入し,患者参加型医療の啓発・推進に努めます。
  2. 現場におけるインシデント・アクシデント情報を収集分析し,PDCAサイクル手法から現場へのフィードバック及び再評価を行うことにより,将来の医療事故抑制に努めます。
  3. 院内の多様な課題を視覚化し,カイゼン効果を測定しながら,質の高い医療環境の提供を目指します。
  4. 万一,重大インシデントが発生した場合は,患者さんの被害の最小化を目指し,病院を挙げた治療連携・原状回復を図ります。
  5. 患者さんの権利と安全確保を第一とし,透明性の高い医療安全文化を目指します。

業務体制(2023年4月現在)

専従医師1名,専従薬剤師1名,専従看護師2名,専任医師1名,専任歯科医師1名,兼任医師1名,事務2名の計9名のスタッフと,医療安全管理部職員(兼任)26名,そして院内全部門に任命されている133名のペイシェントセーフティマネジャー(PSM)が一丸となって,最適な医療環境を目指します。
 

業務内容

  1. 日本医療機能評価機構の基準に準拠した方針・手順書の作成と,定着状況のモニタリング
  2. 定期的な職員安全研修,教育等による周知・啓発
  3. 重大アクシデントに対し,病院全体で対応できる治療連携体制の起動
  4. 医療事故に対する第三者を含めた事例検証,全部門からのインシデント・アクシデント情報の集積と分析,対策立案の検討・実施・評価
  5. 理解と納得が進みやすいインフォームド・コンセント体制の整備
  6. 患者参加型医療・安全文化醸成に配慮した院内環境整備


-患者さんの医療への参加が,最良な治療への道しるべになります-

★医療安全イメージキャラクターは,当院職員が作成しました。

■2022年9月に,「世界患者安全の日(WPSD)」の院内広報を行いました。 「Junko Fukutake Hall(Jホール)」のライトアップを試みました(未実施のためイメージ)。

  ※イメージ写真

■2022年11月21日,当院の医療安全推進週間イベントに,大学病院がある鹿田遺跡マスコットキャラクター「しかたん」と岡山県キャラクター「ももっち・うらっち」も参加して,「患者名乗り確認」などの啓発活動を盛り上げてくれました。

©岡山県「ももっち・うらっち」
©「しかたん」 (「しかたん」は岡山大学文明動態学研究所提供)