メラノーマセンター

メラノーマセンター

活動内容・特色について

メラノーマ(悪性黒色腫)は主に皮膚に生じる悪性度の高いがんです。早期診断と適切な治療選択は,治療効果を大きく向上させます。メラノーマの診断には,臨床所見に加えて,ダーモスコピー,病理検査,遺伝子検査など専門的技術が必要です。メラノーマの進行を正確に診断するには画像診断やセンチネルリンパ節生検を実施します。病期(ステージ)にあった治療を選択することでよりよい治療効果を上げることができます。メラノーマ治療の基本は外科的手術ですが,進行期メラノーマであっても陽子線,分子標的薬,腫瘍免疫療法が可能になってきました。メラノーマ診療はより専門的になり,関係診療科が協力する診療体制が必要です。メラノーマセンターはそのために開設されました。