クラウンブリッジ補綴科では,歯の喪失のみでなく,脳卒中後などに生じる食べる機能の協調性の喪失やその他の障害に対しても様々なリハビリテーション医療を提供しています。また,基礎教育研究分野が,医歯薬学総合研究科インプラント再生補綴学分野であることもあり,口腔インプラントや再生医療,デジタル技術に関連した世界の最先端の基礎研究,臨床研究の成果を,いち早く臨床応用して行きます。
患者の皆さまへ
病院からのお知らせ
クラウンブリッジ補綴科では,歯の喪失のみでなく,脳卒中後などに生じる食べる機能の協調性の喪失やその他の障害に対しても様々なリハビリテーション医療を提供しています。また,基礎教育研究分野が,医歯薬学総合研究科インプラント再生補綴学分野であることもあり,口腔インプラントや再生医療,デジタル技術に関連した世界の最先端の基礎研究,臨床研究の成果を,いち早く臨床応用して行きます。
クラウンブリッジ補綴科長
(技工室長)窪木 拓男
取り外し式の義歯やブリッジがうまく合わず,よく噛めない方,お口の周りの見た目に満足しておられない方,歯が破折したり,むし歯や歯周病で抜歯をする必要があると言われた方,顎関節の雑音や痛み,咀嚼筋の痛み,原因不明の歯やお口の周りの痛みで苦しんでおられる方,強度のいびきや歯ぎしり,睡眠時無呼吸症候群と言われた方,金属アレルギーが疑われる方,外傷やがん治療のために顎顔面部の欠損が生じた方,入院して外科処置を予定されていたり,むせなど摂食嚥下障害の疑いがある方,スポーツをする際に着用するマウスガードを作成したい方など。
口腔インプラント,接着ブリッジ,CAD/CAM冠,義歯,組織再生療法など,最新の技術と生体材料を用いてお口の機能を回復し,美しく整えます。医科関連分野と協力して顎関節症・口腔顔面痛,睡眠時無呼吸症候群,金属アレルギーの診断・治療,病床患者の栄養管理を担当し,地域医療の最後の砦としての機能を提供します。また,口腔インプラントにおいては,高い技術を持つ歯科技工士との連携により,その日,もしくは翌日に,インプラントの埋入とそれを固定源とした義歯を患者さんに提供し,患者さんが義歯のない間の食事の苦痛や見た目・発音の問題に苦しまなくてもよい方法を採用しています。また,事前にあごの骨の形をCT画像で三次元的に把握しておき,コンピューター上でインプラントの埋め込み手術を模倣しておくことで,入院せずにその日のうちに帰宅できるガイドサージェリーを実施しています。