脳神経外科

科長のご紹介

科長 田中 將太
専門医
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医
米国医師免許(ミネソタ州・マサチューセッツ州医師免許)
専門分野 脳神経外科一般,脳腫瘍,悪性脳腫瘍,がんゲノム医療,神経内視鏡

脳神経外科は,脳・脊髄・末梢神経の疾患に対して外科的治療を中心に行う医療分野です。当科では脳腫瘍,脳血管障害,脊椎脊髄疾患,機能的脳神経外科,小児脳神経外科疾患,頭部外傷の全ての分野に,最先端の治療を安全・確実に行える体制を整えています。年間の手術件数は550〜600件で,全国の国立大学病院の中でも屈指の数となっており,安心して治療を受けていただけます。

 

主な対象疾患

  • 脳腫瘍(髄膜腫,下垂体腺腫,神経鞘腫,グリオーマ,悪性リンパ腫,転移性脳腫瘍)に対する外科的治療と後療法
  • 脳血管障害(脳動脈瘤,脳動静脈奇形,硬膜動静脈瘻,内頚動脈狭窄)に対する直達術と血管内治療のバランスがとれた治療
  • 脊椎脊髄(脊柱菅狭窄症,脊髄腫瘍,脊髄血管障害,奇形・嚢胞性病変)に対する内科的・外科的治療
  • 機能的脳神経外科疾患(てんかん,パーキンソン病,本態性振戦,三叉神経痛,顔面痙攣)に対する外科的治療
  • 小児疾患(水頭症,頭蓋骨形成異常,二分脊椎,脊髄髄膜瘤)に対する外科的治療
  • 頭部外傷(急性/慢性硬膜下血腫,急性硬膜外血腫)に対する外科的治療
 

診療内容と特色

脳腫瘍や脳卒中,頭部外傷に対する生命を救う手術から,未破裂脳動脈瘤等に対する予防的手術,脊椎脊髄疾患やパーキンソン病・てんかんなどの症状を改善させるための機能的手術まで,広い範囲をカバーしています。様々な疾患に対して各専門家が揃っており,保存的加療から高難度手術まで広く深い治療を提供することができます。従来用いられてきた手術用顕微鏡による手術だけでなく,最近では外視鏡手術や神経内視鏡手術に積極的に取り組んでいますし,術中MRIやナビゲーションシステム,各種モニタリングを用いて,安全な手術を行っています。また,血管内・血管外科治療を同時に行うハイブリッド手術が可能です。その他,脳腫瘍では覚醒下手術や高度な遺伝子診断を用いた個別化脳腫瘍治療,脳動脈瘤では3Dモデルによる術前シミュレーションを活用した最適化治療,神経内視鏡や脊椎脊髄内視鏡を用いた低侵襲手術にも積極的に取り組んでおり,最先端のテクノロジーを用いて最適な治療を行っています。

 

研究について

腫瘍グループ,脳血管グループ,移植ステレオグループに分かれて,基礎研究・臨床研究に取り組んでいます。基礎研究では,in vitro study,in vivo study両方の視点から,組織学的,生化学的,生理学的,行動学的に,複数の解析を行いながら,世界の最先端の研究を目指して,個々が能動的に研究計画を作成して,精力的に実験を行っています。また,学内・学外の基礎系の研究室と共同研究を行うことにより,実験の幅を広げると共に,研究の質の向上を図っています。

各研究グループの研究内容は,脳神経外科学ホームページを参照ください。

診療実績

[各年1月~12月の実績]
各種実績 2023年 2024年 2025年
初診患者数(人) 536 609 533
再診患者数(人) 8,842 9,318 8,749
1日平均外来患者数(人) 38.9 40.7 38.5
新入院患者数(人)(※1) 839 820 798
1日平均入院患者数(人) 23.8 24.5 26.9
平均在院日数(日) 10.4 10.9 12.1
手術件数(件)(※2) 393 443 454
(※1)入院実施をした診療科で計上(転科先は含めない)
(※2)IVRを除く。中央手術室と外来手術センターにて行われた件数

 
脳神経外科学のホームページを参照ください。
 

スタッフ紹介