周産母子センター

周産母子センター

活動内容・特色について

地域周産期母子医療センターである当院には,母体22床と新生児18床(うちNICU6床)を有しています。合併症妊婦,胎児形態異常,早産や多胎,習慣流産・不育症などのハイリスク妊娠,出生後直ちに治療が必要な新生児が多いため,産科婦人科と小児科を中心に,関連診療科と密に連携しながらきめ細やかな周産期管理を行い,患者さん及びご家族の同意を得た上で最善の医療を提供しています。
羊水穿刺,臍帯穿刺などによる胎児の染色体,遺伝子診断や,超音波やMRIを用いた胎児診断を行っています。特に胎児心臓超音波検査が高度先進医療として認められており,出生前診断から出生後の管理まで産科婦人科と小児科,心臓血管外科,小児循環器科が協力して診療に当たっています。NICUでは,早産児を始め様々な合併症を有する新生児の治療に当たっています。母体血を用いた胎児染色体検査(NIPT)や遺伝相談を行っています。体外受精を含めた不妊症・不育症治療も当センターで行っています。