希少がんセンター

活動内容・特色について

「希少がん」とは「人口10万人あたりの罹患数が6例未満の“まれ”な“がん”」の総称です。実際にはたくさんの種類の「希少がん」があり,およそ200種類に及びます。個々のがん種で見ると罹患する人が非常に少ないために,診療・研究面において多くの課題があります。
この課題解決のために,国立がん研究センター中央病院に希少がんに関する正確かつ最新の情報を患者さんに届ける「希少がんセンター」が2014年に設置されました。また,その後全国にも地域ごとに希少がんセンターを設置することとなり,2024年2月より当院にも希少がんセンターを設置いたしました。
希少がんセンターでは,患者さん・ご家族,さらに医療関係者のご相談に対応するための「希少がんホットライン」を開設しています。
 

■希少がんホットライン

希少がんホットラインでは,がん領域の看護スタッフが中心となり患者さん・ご家族・医療機関関係者からの「希少がん」に関するご相談をお受けします。
 
 
  受付時間:月曜日・木曜日 9時~12時 (祝日は除く)
  電話番号:086-235-6756
 
注)「希少がんセンター」は診療科ではありませんので,診療セカンドオピニオンのお申込みについては,各担当が窓口となります。ホットラインでの受診手続きはできません。
 

■ホットラインの利用について

・診療科ではないので,受診手続きはできません
・相談は無料ですが,通話料金がかかります
・相談時間はお一人20分までとさせていただきます
・電話がつながらない場合は,少し時間をおいておかけ直しください
・正確な情報提供を行うため,氏名,年齢,居住地などの個人情報を伺うことがあります
・相談内容の秘密は厳守します
・内容によってはすぐに回答できない場合があります。その場合は,関連部署に確認し,後日回答する場合がございます
 

■相談できる内容について

・どの診療科を受診・紹介すればよいかわからない
・あまり情報がなく,概略を聞きたい
・検査や治療のことを知りたい
・受診病院では,まれながんを扱っている診療科はないと言われた

注)・専門的な内容や個別の判断を要する場合など,ご相談の内容によっては一般の診療やセカンドオピニオンをおすすめすることがあります。
    ・診断に関することや個別の症状への意見など,医学的な判断が必要なご相談には対応できません。