小児頭蓋顔面形成センター

活動内容・特色について

小児頭蓋顔面形成センターは,頭蓋,顔面などになんらかの変形があるお子さんに対して,その機能や外観をできるかぎり満足いくものにするという目的で設立されました。頭蓋顔面疾患は,生まれながらに発症していることが多い病気です。乳幼児期から頭部や顔面に変形が生じ,なかには頭蓋内圧の亢進という生命に関わる状態になっていることもあり,早期の手術が必要になることもあります。また,この疾患は成長とともに変化し,変形が次第に悪化したり,成長期になってから食べることや話すことなどの機能に悪い影響が現れたりすることがあります。そのため,必要に応じて適切な時期に治療がなされることが大切です。脳神経外科,形成外科,矯正歯科が中心となりチームを組んで総合的な医療を行っております。当センターで扱う代表疾患である頭蓋骨縫合早期癒合症に対しては,従来法による一期的な頭蓋形成術もしくは骨延長法(MCDO法を含む)による治療を行っています。  

岡山大学病院 脳神経外科

岡山大学病院 形成外科

岡山大学病院 矯正歯科