2025/12/25お知らせ
がん対策推進岡山県議会議員連盟が岡山大学病院を訪問
2025年12月19日,がん対策推進岡山県議会議員連盟(以下,がん議連)が岡山大学病院を訪問しました。がん議連では毎年,勉強会や病院視察を実施しており,今年は小児・AYAがん患者の現状について理解を深めることを目的に,約20名の議員が参加しました。
はじめに,大塚基之 副病院から挨拶があり,岡山大学病院の概要について説明しました。その中で,岡山大学が「最後の砦」としての使命を果たすため,今後も引き続き連携をお願いしたいと述べました。
続いて,塚原宏一 小児科長から,当院の小児・AYAがん総合センターの概要や取り組みについて説明があり,石田悠志 小児血液・腫瘍科助教から,当院における小児・AYAがん診療について紹介しました。参加者からは,当院がクラウドファンディングを活用して実施した入院中の子どもの環境整備事業や,小児・AYAがん患者が診断後,長期にわたって抱える課題や困りごとについて質問が寄せられ,活発な意見交換が行われました。
最後に,長谷井嬢 医療情報化診療支援技術開発講座教授から,メタバース病棟を活用した取り組みについて説明があり,参加社は実際にVRゴーグルを装着して仮想空間内での交流を体験しました。長谷井教授は「より多くの患者さんにこの取り組みを知ってもらい,交流の輪を広げていきたい」と述べました。
今回の訪問を通じて,小児・AYAがん患者への理解が一層深まるとともに,当院における小児・AYAがんへの包括的な取り組みが広く認知されることが期待されます。
【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 総務企画課 総務・広報担当
TEL:086-235-7507




岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)の冨樫庸介教授(呼吸器内科長)が,第22回日本学術振興会賞を受賞しました。令和8年2月3日に日本学士院(東京都)において授賞式が行われる予定です。























