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2025/06/17 プレスリリース

腹臥位CT 検査・治療をもっと快適に!患者負担を軽減するクッションを開発

岡山大学学術研究院 医療開発領域 放射線科(岡山大学病院 IVRセンター)馬越紀行助教らの研究グループは,アズワン株式会社(大阪市)との共同研究により,腹臥位での検査・治療時に患者の負担を軽減する腹臥位用胸部クッションを研究開発しました。
CTなどの検査や治療では,患者さんが長時間うつ伏せ姿勢を維持する場合があり,肩の痛みや胸腹部の圧迫による不快感が課題となっていました。看護師は,患者さんに適した姿勢になるように,まくらやクッションを組み合わせて調整する必要がありました。本研究は,看護師が抱えていた「患者さんの負担を軽減し,スムーズな検査や治療を提供したい」という医療現場のニーズからスタートしました。
現場観察や医療従事者へのヒアリングを重ね,ユーザビリティーを追及した結果,患者さんの快適性を向上させるクッションが完成しました。これにより,より安定した姿勢での検査や治療が可能となり,医療従事者の負担軽減にも寄与することが期待されます。

*プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。
開発に携わった(左から)森光 祐介 主任診療放射線技師,馬越 紀行 助教 ,谷 来代子 看護師インターベンションエキスパートナース(INE)
開発に携わった(左から)森光 祐介 主任診療放射線技師,馬越 紀行 助教 ,谷 来代子 看護師インターベンションエキスパートナース(INE)