感染症内科

診療科長より

感染性疾患は全ての臓器に発症するため,総合的な診察能力・対応力が求められます。診断困難例・難治例が紹介されることの多い当院では,感染性疾患に関して高い専門性と知識・経験を有する医師の役割は非常に大きいと考えており,当院では総合内科・総合診療科と感染症内科が二人三脚で外来・病棟の診療を行える環境を整えています。

感染症内科長大塚 文男

副診療科長より

当科は「すべての臓器のあらゆる感染症」を診療することをモットーとしています。高度救命救急センターが設置され,年間手術件数が1万件を超える当院では,感染症リスクを抱える方が多く入院しています。また専門各科による臓器移植や多種多様な免疫抑制療法によって免疫不全状態で入院・通院される方が多く,適切な感染症予防と治療の提供が不可欠です。当科では多職種連携に基づいた感染症コンサルテーション対応・血流感染症患者のマネジメント・特定抗菌薬の適正使用などを通して,院内における感染症診療の標準化に大きく貢献しています。さらに,岡山県内唯一の第一種感染症指定医療機関として機能するために新興/再興感染症対策に主体的に携わり,エイズ診療拠点病院としての役割も担っています。安全に海外渡航していただくための渡航ワクチン外来も開設するなど,感染症の診断・治療・予防に関して多岐にわたる診療活動を展開しています。

感染症内科副科長萩谷 英大

対象疾患について

全身の感染性疾患に対応しています。
1.血流感染症:感染性心内膜炎・感染性動脈瘤
2.中枢神経系:脳炎・髄膜炎・脳腫瘍
3.頭頚部:副鼻腔炎・咽頭炎・扁桃炎・リンパ節炎
4.呼吸器:肺炎・気管支炎・結核・非結核性抗酸菌症
5.消化器:腸炎・胆嚢炎・胆管炎・膵炎
6.筋骨格系:関節炎・脊椎炎・腸腰筋膿瘍
7.泌尿器系:膀胱炎・腎盂腎炎・腎膿瘍・前立腺炎
8.性感染症(梅毒・淋菌・クラミジア・HIV)

診療内容と特色について

1)外来・病棟・集中治療室などで「すべての臓器のあらゆる感染症」を診療いたします。
2)岡山県内唯一の第一種感染症指定医療機関として新興/再興感染症発生時には率先して対応する体制を整えています。
3)岡山県のエイズ治療拠点病院の一つとして機能しています。
4)渡航ワクチン外来を開設し,海外への留学・赴任・派遣に伴って必要なワクチン接種や帰国後の体調不良時の診療を行っています。

HPVワクチン「キャッチアップ接種」(2025年3月末まで)

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の接種が無料で受けられる「キャッチアップ接種」が,2025年3月で終了してしまいます!
HPVワクチンは半年間で3回接種する必要がありますので,今年の夏までには1回目を打つ必要があります。対象年齢の方で未接種の方はぜひ近隣の医療機関に相談をしてください。
 

子宮頸がんワクチン接種についてPDF
 

診療科より患者の皆さまへ

当科では様々な感染症を対象に,診断・治療・予防の対応ができるよう取り組んでいます。必要に応じて,当院の専門診療科の先生方と協力しながら診療を進めておりますので,質の高い感染症診療が提供できると自負しています。また院内感染対策にも力を入れていますので安心して受診・入院してください。