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子どもを救う“ひと息”が減っている!?~コロナ禍で蘇生時の人工呼吸が敬遠,小児の救命に影響~
2025/07/22
プレスリリース
子どもを救う“ひと息”が減っている!?~コロナ禍で蘇生時の人工呼吸が敬遠,小児の救命に影響~
岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)地域救急・災害医療学講座の小原隆史講師(特任),同学域救命救急・災害医学の内藤宏道准教授,中尾篤典教授,および学術研究院医療開発領域(岡山大学病院)高度救命救急センターの塚原紘平講師(小児救急科長)らの研究グループは,学術研究院医歯薬学域(医)疫学・衛生学分野の松本尚美助教,賴藤貴志教授らと共同で「All-Japan Utstein Registry」(総務省消防庁)を用いて,コロナ流行前(2017-2019)とコロナ禍(2020-2021)の期間において,小児の院外心停止患者に対する目撃者による蘇生法の変化が,死亡などの転帰に与えた影響を調査しました。その結果,もともと減少傾向にあった人工呼吸の実施率は,コロナの流行をきっかけにさらに約12%も低下していることが判明しました。一方で,増加した胸骨圧迫のみの蘇生法は,子どもの死亡や重い後遺症のリスクと関係しており,コロナ禍には年間10.7人の子どもが,本来助けられたはずの命を失っていた可能性が示されました。
本研究成果は7月5日,オランダ Elsevier社の『
Resuscitation
』に掲載されました。
*プレスリリースの詳細は
こちら
をご覧ください。
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本研究成果は7月5日,オランダ Elsevier社の『Resuscitation』に掲載されました。
*プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。