2024/10/23プレスリリース
新しい歯科用局所麻酔剤の国内薬事承認を取得
厚生労働省から2024年9月24日付けで,「セプトカイン配合注カートリッジ」が製造販売承認されました(麻酔成分の一般名はアルチカイン)。この製品の審査では,岡山大学学術研究院医歯薬学域(歯)歯科麻酔・特別支援歯学分野の宮脇卓也教授が主導した医師主導治験の成績が臨床での評価に全面的に使用されました。
医薬品の開発は通常,3つの段階(第1相,第2相,第3相)からなりますが,アカデミアがすべての段階を主導することは極めて稀です。2016年10月に第1相の治験を開始後,約8年間をかけて承認を得ることができました。
国内の歯科領域ではリドカイン製剤が局所麻酔剤として広く使われていますが,世界的にはアルチカイン製剤も広く使われております。今回の承認取得により,歯科用局所麻酔剤の選択肢が広がり,海外での治療経験も国内に反映しやすくなることが期待されます。
*プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください。
本講演会では,岡山で最も在留外国人数の多い国であるベトナム出身の通訳者さんが,実際に医療通訳タブレットを利用したコミュニケーション方法について教えてくれます。
◆日時 2024年12月18日(水)17:00~18:00(予定)
◆開催方法 対面開催
◆会場 岡山大学 鹿田キャンパス内 臨床講義棟2階 第2講義室
◆プログラム内容
(1)開会のあいさつ
国際診療支援センター 和田 淳 センター長
(2)メディフォン株式会社による講演
●遠隔医療通訳デモンストレーション
●知っておくと役に立つベトナム情報
●Q&A ・・・等
(3)閉会のあいさつ
国際診療支援センター 荒木 元朗 副センター長