2022/06/20プレスリリース
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2022/06/07イベント
2022年度 岡山大学病院 専門医研修ナビ@WEB開催のお知らせ
2022年度 岡山大学病院専門医研修ナビを開催中です(2022年6月30日まで)。
事前に参加登録いただいた方は,以下よりご参加ください。参加方法はホームページ内にあります。
http://cdmhe.jp/ouh-resident-navi/
※参加には事前登録が必要です。参加をご希望の方は,下記登録フォームよりお申し込みください。
2022年度 岡山大学病院 専門医研修ナビ@WEBについて
日 時:2022年5月10日(火)~ 6月30日(木)
主 催:岡山大学病院 / 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科附属 医療教育センター
開催方法:WEB開催(オンデマンド方式・一部LIVE配信)
対 象:初期研修医・医学生(全学年)
参加費:無料
申し込み:要,参加登録フォームより応募
参加者募集期間:2022年4月18日(月)~6月30日(木)
問い合わせ先:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科附属 医療教育センター 事務局(担当:越智)
メ ー ル:resident◎okayama-u.ac.jp
(迷惑メール対策のため「@」を「◎」で表記しています)
住 所: 〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
電話番号: 086-235-6597
★参加登録フォームはこちら
2022/05/27プレスリリース
岡山大学病院 脳神経外科・耳鼻咽喉科で4K3D外視鏡「ORBEYE(オーブアイ)」を導入
「岡山大学病院 脳神経外科・耳鼻咽喉科で4K3D外視鏡《ORBEYE(オーブアイ)》を導入」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2022/05/27プレスリリース
岡山大学病院で“特定行為看護師”が始動~進化・深化したチーム医療がより安全で質の高い医療を実現する~
「岡山大学病院で“特定行為看護師”が始動~進化・深化したチーム医療がより安全で質の高い医療を実現する~」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2022/05/27お知らせ
臨床遺伝子診療科では患者・市民参画(PPI:patient and public involvement)に取り組んでいます
岡山大学病院 臨床遺伝子診療科では患者・市民参画(PPI:patient and public involvement)を推進しています。私たちは,医療の個別化や当事者の意思決定が重要になるゲノム医療・遺伝医療こそPPIの実践が重要であると考え,患者・市民参画(PPI:patient and public involvement)を実践しています。
遺伝情報(バリアント)は血縁者や地域・集団で共有していることから,「ゲノム医療は究極の地域医療・家庭医療」であるともいえます。したがって,医療圏全体を見据えて当事者に対して切れ目ない支援体制を構築するとともに,遺伝情報を「知るメリット」を理解するための体制を組み立てることが重要です。
PPIを通じて当事者・市民の目線を含めた多様な視点で円滑に遂行されるシステムを確立することで,以下の3点を目指しています。
- ゲノム医療について当事者・家族と医療者が双方向に理解する。
- 説明・同意書文書や情報提供ツールを「伝える」から「伝わる」ものに。
- 「もっと知りたくなる診療,もっと協力したくなる研究」とは何かを考える。
2022/05/09お知らせ
医療情報共有アプリ「NOBORI」の運用を5月16日(月)から開始します
岡山大学病院では,検査結果,処方の内容などの健康データを,インターネット(Web)を使ってご覧いただけるサービスを2022年5月16日(月)から開始します。
詳細はこちらをご覧ください。
2022/05/09お知らせ
岡大病院アプリ「HOPE Life Mark-コンシェルジュ」の運用を5月16日(月)から開始します
岡山大学病院では,患者サービスの向上として,診察待ち時間の密の緩和とクレジットカードでの後払い機能(らくらく会計)を使った会計待ち時間解消のため,スマートフォンアプリを使ったサービスを2022年5月16日(月)から開始します。
詳細はこちらをご覧ください。
2022/03/31お知らせ
中央採血室における受付終了時間変更のお知らせ
中央採血室の受付終了時間を令和4年4月4日より16時30分から16時15分に早める事になりましたことをお知らせいたします。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
医療技術部検査部門 中央採血室
2022/03/30イベント
緩和ケア県民公開講座 開催のお知らせ
新型コロナウイルス感染の拡大防止ため,Web(インターネット配信)での開催となります。
会場での講演は行いません。
ご自宅のパソコンやスマートフォンから,都合の良い時間にご視聴いただけます。
【視聴期間】2022年4月1日(金)〜10日(日)
【内 容】
講演 「緩和ケアが大切にしていること ~支える、寄り添う,背負う~」
淀川キリスト教病院 池永昌之先生(淀川キリスト教病院 )
【対 象 者】どなたでもご参加できます。
【参加・申込】参加無料・申込不要
【視聴期間】2022年4月1日(金)〜10日(日)
岡山大学病院緩和支持医療科のホームページを開いて,「2022県民公開講座」の枠を
クリックしてください。詳しくは,添付のポスターをご確認ください。
【本件担当】岡山大学病院 医事課診療支援担当 県民公開講座係
TEL 086-235-7072(問合せ時間 平日 8:30〜15:00)
2022/03/28お知らせ
岡山県吉備中央町が「国家戦略特別区域(デジタル田園健康特区)」に指定されました。~国立大学法人岡山大学が参画~
岡山大学は,2021年1月より岡山県吉備中央町が掲げる「吉備高原都市スーパーシティ構想」(住民がワクワクしながら安心・安全に生活できる未来型シティの創出)の推進協議会にリードアーキテクトとして参画し,「救急医療における救急救命士の役割拡大」,「母子健康情報のデジタル化」,「医療や健康情報のPHR(Personal Health Record)基盤への蓄積」を中心とした構想立案の中核を担っています。
2022年3月10日内閣府の国家戦略特別区域諮問会議において,全国初となる革新的事業連携型国家戦略特区(デジタル田園健康特区(仮称))として岡山県吉備中央町,長野県茅野市,石川県加賀市が指定されました。
この特区の趣旨・目的は,デジタル技術の活用によって,人口減少,少子高齢化など,地域における健康・医療をはじめとする地域の課題解決に重点的に取り組む複数の自治体をまとめて指定し,地域のデジタル化と規制改革を強力に推進することであり,地域の課題解決の先駆的モデルを目指すとともに,岸田内閣が進めるデジタル田園都市国家構想を先導するものです。
今後も本学としては,国が定める特区での規制改革と合わせて,住民への医療や福祉を軸とした最先端のサービス実現に向け,3自治体間での施策連携,データ連携の取り組みの中で,健康・医療分野に対する橋渡し研究支援機関及び臨床研究中核病院としての機能を発揮して活用していきます。さらに,総合大学としての幅広い学問領域(人文社会・自然・医療・教育・農)の特色を生かし,“オール岡大”として,自治体・協働企業・大学との強固な連携から「知」と「技」の結集により,「心豊かな暮らし」(Well-being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)を実現していきます。
関連ホームページ
■内閣府公式ホームページ(国家戦略特別区域諮問会議(第53回)について)
■吉備中央町ホームページ
【本件問い合わせ】
岡山大学病院研究推進課 TEL:086-235-7133 メール: kensui-soumu@adm.okayama-u.ac.jp
岡山大学研究協力部研究協力課 TEL:086-251-7115 メール: adc7116@adm.okayama-u.ac.jp
2022/03/17プレスリリース
フレイルになる人は2年前に舌の動きが衰えていた!
「フレイルになる人は2年前に舌の動きが衰えていた!」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2022/03/01お知らせ
総合診療棟3階と4階に“ホスピタルアート”を導入しました
岡山大学病院は,総合診療棟3階通路と4階ICU前待合スペースに,ホスピタルアートを導入しました。ホスピタルアートは,療養環境にアートを取り入れることで,病気や治療に対する心配や不安な気持ちを少しでも和らげ,癒しを与えられるような豊かな空間を創出することを目的としています。
このたびホスピタルアートを取り入れたのは,患者さんが病室から手術室に向かう通路(3階)と,ICU(集中治療室)前の待合スペース(4階)の壁面。手術を控えて不安な気持ちでいっぱいの患者さんや,心配しながら手術を待ったり,術後の患者さんに付き添うご家族の方々のためにと,この場所を選びました。
導入にあたっては,広島県廿日市市で色彩プロデューサーとして活動する稲田恵子さんに依頼し,兵庫県在住の現代美術家・西山美なコさんに描いていただきました。西山さんは,ピンク色の作品を制作されることで知られているアーティストで,穏やかでホッとするような気持ちを色と形で表す世界観と,その芸術性の高さで評価を得ています。
ホスピタルアートは,どちらのエリアもピンクを基調とした優しい印象のデザインで,人体に害のない塗料を使い,直接壁面に塗って描いています。お子さんが手で触れても安全です。3階通路は丸いドットの模様が歩いていく方向に軌道を描いてつながるイメージ,4階待合スペースは大きな花のような形が優しいピンク色のグラデーションで包まれるような空間になるよう表現されています。西山さんは「岡山のフルーツなども連想しつつ,主張しすぎず,見る人によって自由にイメージが膨らむように考えました。私自身も慢性疾患を抱え疼痛治療を行っており,患者さんやご家族の不安や辛さが少しは分かるようになりました。病院を訪れる方々,働いておられる方々が少しでも明るい気分になり,癒されるようなホスピタルアートにしたいと思って取り組みました」と話しています。
稲田さんは,これまでにも国立病院機構福山医療センター,福山市民病院小児病棟(福山市),JA広島総合病院(廿日市市)などでホスピタルアートをプロデュースしており,「昔々,“患部に手を当てる”という人間の持つ素朴な行為は,人と人を「気持ち」でつないだ治療法として存在していました。今,最新の医療現場において,この原始的とも思える“ふれあい”が強く求められており,厳しい状況であるほどその必要性は高いと考えます。現代の“ふれあい”も,色・形・音・香り・光などの『アート』がその役目を引き受けて,人間の五感にやさしく刺激を与え,対話を生み,生きることへの前向きな姿勢を整える“手当て”として,再び動き出したのです」と,ホスピタルアートの意義を語っています。
当院では,今後も院内の他のエリアを含めてホスピタルアートを取り入れるなど,病院を訪れるすべてのみなさまに癒しを与えられるような空間をさらに広げていきたいと考えています。
なお,今回導入したエリアのホスピタルアートは,院内で売店や食堂などを運営する一般財団法人積善会の温かいご支援により実現しました。
ドットの模様が特徴的な3階通路 |
4階待合スペースは花びらに包まれるような空間に |
壁面に描画する西山さん(右)とアシスタントの 林伸光さん |
完成したデザインをバックに西山さんと 林さん |
エアブラシを使って慎重に描いていきます |
下絵にエアブラシで色を重ねていきます |
■作家紹介
西山美なコ NISHIYAMA Minako (現代美術家)
兵庫県生まれ。1989年京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。1991年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。京都精華大学立体造形コース非常勤講師。
これまでに,帝京大学医学部附属溝口病院(神奈川),愛知医科大学病院(愛知),北野病院(大阪),千代田病院(宮崎)でホスピタルアートの実績。
■プロデューサー紹介
稲田恵子 INADA Keiko (有限会社 稲田恵子オフィス代表)
兵庫県姫路市生まれ。神戸山手短期大学教養科卒業後,神戸ドレスメーカー学院専攻科(現神戸ファッション専門学校)修了。グラフィックデザイナー・山下新治氏,カラーリスト皆美あい氏に師事。企業や病院,学校などの施設内の配色などを助言する色彩プロデューサーとして活躍し,2002年からホスピタルアートのコーディネーターを務める。県立広島病院(広島市),笠岡第一病院(笠岡市),国立病院機構米子医療センター(米子市),国立病院機構福山医療センター(福山市)など実績多数。広島県廿日市市在住。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2022/02/24イベント
岡山大学病院治験推進部第20回市民公開講座「新型コロナウイルス感染症を知り,新興感染症に備える」開催のお知らせ
岡山大学病院治験推進部は,第20回市民公開講座「新型コロナウイルス感染症を知り,新興感染症に備える」を3月19日(土)に開催します。
昨年は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが,今年はインターネット配信にてWEB開催いたします。
パソコン,タブレット,スマートフォン等で気軽にご視聴いただけますので,奮ってご参加ください。
【タイトル】岡山大学病院 治験推進部 第20回市民公開講座「新型コロナ感染症を知り,次の新興感染症に備える」
【開催日時】 2022年3月19日(土) 14時~15時30分
【プログラム】「治験についてご存じですか?」岡山大学病院治験推進部 臨床研究コーディネーター 渡邉 真苗
「新型コロナウイルス感染症を知り、次の新興感染症に備える」岡山大学学術研究院医歯薬学域 准教授 萩谷 英大
【定 員】 1000名(先着順)参加費無料
【開催方法】 オンライン開催(インターネット配信) ※ZOOMの事前申込みが必要です。
【申込方法】
下記URLより事前登録ページに進み,必要事項を入力し登録を行ってください。登録完了後,講演を視聴するためのURLがご登録のメールアドレスに送信されます。
当日はそちらのURLをクリックし,ご視聴ください。
登録URL:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_rVJyvMqKRbSj014StOGhpA
詳しくは,岡山大学病院治験推進部ホームページをご確認ください。
【問い合せ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター 治験推進部
Eメール:okadai-drchiken@okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7534(電話受付時間 9:30~16:30/土日祝休)
2022/02/17プレスリリース
急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は,肺内の炎症を軽減し,慢性期の呼吸機能低下を緩和する
「急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は,肺内の炎症を軽減し,慢性期の呼吸機能低下を緩和する」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2022/02/17プレスリリース
歯がすり減るのは寝ている時の歯ぎしりだけが原因ではない!?起きている時にも原因が!
「歯がすり減るのは寝ている時の歯ぎしりだけが原因ではない!?起きている時にも原因が!」プレスリリースを掲載しました。
2022/02/14プレスリリース
救急隊を新型コロナウイルスから守る,ポータブルスプラッシュシールドを開発 ~感染拡大から救急隊を守るために
2022/02/02イベント
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 市民公開講座/第6回 小児がんフォーラム in 岡山「小児・AYA世代のがん患者の将来の選択肢を広げるために今できること」開催のお知らせ
【タイトル】
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 市民公開講座
第6回 小児がんフォーラム in 岡山
「小児・AYA世代のがん患者の将来の選択肢を広げるために今できること」
【日時】令和4年2月27日(日)13:00~16:00(12:30より接続可)
【場所】遠隔会議システム『Zoom』上でのオンライン開催
【内容】
■13:00~13:05 開会のあいさつ
■13:05~13:45
「入院中のこと,退院してからのこと」
経験者2人の方に闘病のこと,退院後の生活についてお話しいただきます
■13:45~14:20
「小児・AYA世代がん患者への看護支援の実際~将来のために今できる支援とは~」
岡山大学病院 がん看護専門看護師 太田 佳男
■14:20~14:30 休憩(10分)
■14:30~15:05
「将来子どもを持つために:妊孕性温存治療の実際」
岡山大学病院 産科・婦人科 樫野 千明
■15:05~15:40
「小児・AYA世代がん患者の将来を支える医療~治療中,治療後の支援を考える~」
自治医科大学 小児科・小児医療センター 教授 嶋田 明
■15:40~15:55 質疑応答
■15:55~16:00 閉会のあいさつ
【対象】どなたでもご参加いただけます。
【会費】無料
【申込方法】
参加ご希望の方は,①氏名(ふりがな) ②メールアドレス ③電話番号をご記入の上,【本件担当】までメールにてお申込ください。(2/23〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
【共催】中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科,岡山大学病院リプロダクションセンター
【後援】岡山県がん診療連携協議会,岡山県,岡山市,岡山県医師会,岡山県看護協会,公益財団法人がんの子どもを守る会岡山支部,山陽新聞社,RSK山陽放送,RNC西日本放送,OHK岡山放送
【本件担当】
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局 市民公開講座係
Eメール:ganpro@adm.okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7812(電話受付時間 9:00~17:00/土日祝は休業)
2022/02/01お知らせ
《WHOに協力》 新型コロナ感染症対策専門家として萩谷英大医師(総合内科・総合診療科)をパプアニューギニアへ派遣
2021年12月~2022年2月中旬まで,国際医療ボランティアAMDAを通じて,岡山大学病院総合内科・総合診療科の萩谷英大医師をパプアニューギニアへ派遣しています。
新型コロナ感染症対策専門家として,現地で活動中の萩谷医師からのレポートをお届けいたします。
皆さん,こんにちは。岡山大学病院の萩谷英大です。現在,WHO(WPRO:WHO西太平洋地域)がすすめる各国のコロナ対策支援※に参加するためにパプアニューギニアに滞在しています。
私が所属する現地のInfection Prevention and Control(感染症の予防及び管理:以下IPC)部門は,1名のWHO正規スタッフ(オーストラリア人),1名のWHO長期コンサルタント(インド系マレーシア人),1名のWHO短期コンサルタント(チュニジア人)で構成されていました。12月末からこのチームに参加する形でパプアニューギニアに来たのですが,WHO正規スタッフはオーストラリアからリモートワーク(?)をしており,現地には滞在していません。長期コンサルタントと短期コンサルタントは,私がパプアニューギニアに到着した次の日に3時間ほど会って軽い申し送りをした後に,いずれも契約満期のためそれぞれの国に帰ってしまいました。帰国後もメールやウェブ会議ではサポートしてくれる形になっていますが,現地のIPC部門は私一人残されて,この先どうしていこうかと暗中模索の状態で年を越し,現在に至っています。嘆いてばかりいても物事は前に進みませんので,申し送りで教えてもらったNational Department of Health(日本でいうところの厚生労働省)の感染対策部門の責任者と相談を進め,まずは首都ポートモレスビーの主要医療機関の感染対策の現状を評価することを短期目標にしています。長期的には地方都市にも足を延ばして,そこでの感染対策状況の評価およびフィードバックをする予定にしています。また,1月末から1週間かけて行われる全国IPCトレーニングコース(?)のファシリテーターという大役を任されましたので,現在はその準備が中心の毎日です。
そもそもパプアニューギニアにおける新型コロナウイルスの流行状況はどうなっているのでしょうか。表向きはあまり多くの感染者が報告されている国ではありませんが,日本のような法制度に基づく報告システムがないため,十分な検査が行えていない,検査が行われていてもそれが報告として上がってきていない等,陽性者数が過小評価されていることは間違いありません。加えて,ワクチン接種率は全人口の12%以下とWHO西太平洋地域で最低接種率と言われています。ワクチンの在庫はたくさんありますが,宗教・信念・噂など,様々な要素・リテラシーの問題がワクチン接種率向上を妨げているようです。
今後もIPCの専門家として,現状評価と課題確認,改善点の提案など,現地の感染対策レベルが改善するよう積極的に働きかけていきたいと思います。
※WHOのコロナ対策支援=Global Outbreak Alert and Response Network/通称GOARNで知られている感染対策専門家派遣の枠組みによる海外派遣。GOARNからの海外派遣にはフォーカルポイント(所属機関)が必要で,今回はAMDAにフォーカルポイントとなっていただき,萩谷医師の派遣が実現しています。
萩谷医師は,国立国際医療研究センター国際感染症センター(東京都)が昨年度実施したGOARN研修を修了しています。
現地で活動する萩谷医師
「トンガの海底火山噴火が心配されますが,こちらは特に影響なく,普段の日常と変わりなく過ごしています!」
【パプアニューギニアの位置】
萩谷 英大(はぎや ひではる)
岡山大学病院 総合内科・総合診療科 医局長
岡山大学学術研究院医歯薬学域 瀬戸内(まるがめ)総合診療医学講座 准教授
2022/01/13イベント
「コロナ禍における全人的医療」開催のお知らせ
「コロナ禍における全人的医療」について
日時:2022年3月5日(土) 10:00~12:00
場所:Zoomによるオンライン開催
内容:医師,看護師による講演,総合討論,セルフコンパッションワーク 等
対象:医療従事者および医療系の学生
参加ご希望の方は,こちらよりお申込みください。 【締切:2022年2月28日(月)】
2021/12/01お知らせ
医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」が活動開始
2021/11/22お知らせ
医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」ホームページを開設しました
国立大学イノベーション創出環境強化事業の取組の一つである「オープンイノベーションラボの設置と研究開発支援」として,産学共創活動の促進を展開する《BIZEN-プロジェクト(BIZEN=Business Innovation Zone for Entrepreneurship)》のホームページを開設しました。
★ホームページはこちら★
本プロジェクトは,「臨床研究中核病院」「がんゲノム医療中核拠点病院」「橋渡し研究支援拠点」として,多様的・総合的な活動に取り組む岡山大学病院において,医療人材を育てると同時に,外部企業と協働して,医療イノベーションを推進していくものです。
《参考》内閣府「国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 新医療研究開発センター BIZENプロジェクト
TEL086-235-6979
岡山大学病院 研究推進課
TEL086-235-7983
2021/11/11イベント
「中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 第13回歯科・口腔外科インテンシブコース」開催のお知らせ
山本 哲也 先生 (高知大学医学部歯科口腔外科学講座 教授)
「4つのRから見た小線源治療:現状と将来展望」
三浦 雅彦 先生 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔放射線腫瘍学分野 教授)
佐々木 朗 先生 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科口腔顎顔面外科学分野 教授)
三宅 実 先生 (香川大学医学部歯科口腔外科学講座 教授)
テーマ 「がん拠点病院である大学病院における多職種連携システムの構築について」
1) 「広島大学病院におけるがん患者の合併症予防にむけた口腔管理の取り組み」
西 裕美 先生 (広島大学病院口腔総合診療科)
2) 「徳島大学病院における周術期等口腔機能管理
―医科歯科連携強化による周術期管理の質の向上を目指して―」
青田 桂子 先生 (徳島大学病院口腔内科 教授)
3) 「香川大学医学部附属病院におけるチーム医療の取り組み
―医学部口腔外科の立場から―」
中井 康博 先生 (香川大学医学部歯科口腔外科学講座)
4) 総合討論
ポスターのQRコードよりアクセスの上,Google フォームでのお申込みも可能です。
開催間近にウェビナー参加用URLを送付させていただきます。(12/1〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
2021/11/04プレスリリース
岡山大学が開発した早期胃癌AI診断システムの有用性
「岡山大学が開発した早期胃癌AI診断システムの有用性」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2021/10/28お知らせ
看護師の特定行為研修/2022年度受講生募集のお知らせ
当院は2020年度より,看護師の特定行為研修「術中麻酔管理領域パッケージ」と「外科術後病棟管理領域パッケージ」の2領域を開講し,現在,2022年度の受講生を募集しています。
【募集期間】2021年9月1日(水)~12月6日(月)
【募集人数】術中麻酔管理領域パッケージ 5名
外科術後病棟管理領域パッケージ 5名
【選考方法】書類審査および面接
面接日時は2021年12月中旬予定
募集要項や必要書類など,詳しくは岡山大学病院看護教育センターホームページをご覧ください。
2021/10/15お知らせ
ドクターカーの患者搬送シミュレーションを行いました
岡山大学病院は,来年度から本格運用開始予定の「ドクターカー」を使った患者搬送シミュレーションを行いました。今回のシミュレーションは,心臓の疾患のため,他院でECMO(エクモ=体外式膜型人工肺)を導入中の入院患者さん(シミュレーター用マネキン)を当院に転院搬送する想定で,救命救急科を中心に医師,看護師,臨床工学技士,事務職員約20名が参加。病院内から酸素ボンベや心電図モニターなどの医療機器を設置したストレッチャーとエクモを準備し,ドクターカーに搬入するところから始まり,医師2名,看護師1名,臨床工学技士2名と,ドライバー役の事務職員計6名がドクターカーに同乗して,実際の搬送と同じ動線で訓練を行いました。
ストレッチャーとスタッフが乗った状態で荷台のリフトの動作確認▽車内での各職種の役割▽患者につながれた機械をどう管理するか▽患者のベッド移動・固定―など,約1時間半かけて一連の流れを確認しました。
終了後の振り返りでは,「声を掛け合って動くことが大事」「全体を見て医師がリーダーとなって指示することが必要だ」「(エクモを使用する搬送では)臨床工学技士の役割が非常に重要であり,人員を割けるかどうかが課題」などの意見が挙がりました。
シミュレーションを主催した救命救急科の上田浩平医員は,「まずは地元岡山県民の救命を念頭に,試験運用を行いながら来年度の本格運用に向けて今後もシミュレーションや各部署との調整を重ねていきたい」と意気込んでいます。
※当院のドクターカーは「岡山大学病院ドクターカー」が正式名称です。ECMO(エクモ)を使用しない患者さんの搬送にも使用します。
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【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2021/10/13イベント
「オンライン市民公開講座 がんとともに生きる~患者さんに伝えたい4つのこと~」開催のお知らせ
【日時】 2021年11月7日(日)13:00~15:35(12:30より接続可)
【場所】 遠隔会議システム『Zoom』上でのオンライン開催
【内容】
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:35 「がん薬物療法への副作用対策~こんな時どうしたらいいの?~」
岡山大学病院 腫瘍センター 看護師長 西本 仁美
13:35~14:05 「がん患者さんの栄養療法の基本」
岡山大学病院 臨床栄養部 副部長 長谷川 祐子
14:05~14:15 休憩(10分)
14:15~14:45 「在宅がん患者さんに対する訪問診療支援」
訪問診療専門 つばさクリニック 院長 岡田 豊
14:45~15:15 「がんと共に暮らすための情報」
岡山大学病院 がん相談支援センター 医療ソーシャルワーカー 石橋 京子
15:15~15:30 質疑応答
15:30~15:35 閉会挨拶
【対象】 どなたでもご参加いただけます。
【会費】 無料
【申込方法】
参加ご希望の方は,①氏名(ふりがな) ②メールアドレス ③電話番号をご記入の上,【本件担当】まで
メールにてお申込ください。(11月3日〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
【主催】 中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
【後援】 岡山県,岡山市,岡山県医師会,山陽新聞社,RSK山陽放送,RNC西日本放送,OHK岡山放送
【本件担当】
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局 市民公開講座係
Eメール:ganpro@adm.okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7812(電話受付時間 9:00~17:00/土日祝は休業)
2021/10/04お知らせ
岡山大学病院に「総合トリアージ・ステーション」が完成
岡山大学鹿田キャンパス内に,発熱・下痢・嘔吐などの感染症の症状を有する“感染症疑い”患者さんに対して,問診や検査,治療ができる「総合トリアージ・ステーション(General Triage Station=GTS)」を新築しました。
総合トリアージ・ステーションは,190平方メートルの建物内に,患者さん用の広い待合スペース,診察室2部屋,スタッフルーム,検査室などを整備。“感染症疑い”患者さんに対する診療のみならず,感染症に関する教育などにも利用します。併せて,巨大地震をはじめとした自然災害発生時には医療・治療の優先度を決定するためのトリアージスペースとして展開できるなど,非常時でも病院が診療を継続できるような“診療のSDGs”を目指した設計となっています。
新型コロナウイルス感染症のような新興感染症等の流行時には,患者さんを適切にトリアージできる場所を確保することが,院内感染のリスクを下げる上で重要になります。本施設の建設にあたっては,コロナ禍においても院内感染のリスクを回避し,地域医療の最後の“砦”としての機能・役割を発揮するとともに,大学の教育・研究機能を引き続き確保することを目的として,文部科学省から全国の35国立大学に交付された助成金を活用しています。
■名 称:総合トリアージ・ステーション(General Triage Station=GTS)
■場 所:岡山大学鹿田キャンパス 歯学部棟東・マスカットキューブ北隣
■床面積:190平方メートル
■建設工事:2021年4月22日着工,2021年7月26日完成
■用 途:通常時・・・・発熱患者、感染症疑い患者の検査および治療(建物内で実施可能),感染症に関する教育
非常時・・・・新興感染症流行時,災害発生時の患者トリアージスペース
外観 |
待合 |
スタッフルーム |
★ロゴ制作:本多寛之(総合内科・総合診療科) |
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2021/10/01イベント
指導者のための「リーダーシップ講座」開催のお知らせ
指導者のための「リーダーシップ講座」開催のお知らせ
◆2022年2月27日(日)13:00~17:00 「マネジメントとリーダーシップ総論」
◆2022年3月20日(日)13:00~17:00 「マネジメントとリーダーシップ各論」
対象:医療に携わるチームリーダー(ミドルマネージャー)の方
定員:25名程度
※詳細については下記ポスターをご覧ください。
2021/09/29プレスリリース