2022/03/17プレスリリース
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2022/03/01お知らせ
総合診療棟3階と4階に“ホスピタルアート”を導入しました
岡山大学病院は,総合診療棟3階通路と4階ICU前待合スペースに,ホスピタルアートを導入しました。ホスピタルアートは,療養環境にアートを取り入れることで,病気や治療に対する心配や不安な気持ちを少しでも和らげ,癒しを与えられるような豊かな空間を創出することを目的としています。
このたびホスピタルアートを取り入れたのは,患者さんが病室から手術室に向かう通路(3階)と,ICU(集中治療室)前の待合スペース(4階)の壁面。手術を控えて不安な気持ちでいっぱいの患者さんや,心配しながら手術を待ったり,術後の患者さんに付き添うご家族の方々のためにと,この場所を選びました。
導入にあたっては,広島県廿日市市で色彩プロデューサーとして活動する稲田恵子さんに依頼し,兵庫県在住の現代美術家・西山美なコさんに描いていただきました。西山さんは,ピンク色の作品を制作されることで知られているアーティストで,穏やかでホッとするような気持ちを色と形で表す世界観と,その芸術性の高さで評価を得ています。
ホスピタルアートは,どちらのエリアもピンクを基調とした優しい印象のデザインで,人体に害のない塗料を使い,直接壁面に塗って描いています。お子さんが手で触れても安全です。3階通路は丸いドットの模様が歩いていく方向に軌道を描いてつながるイメージ,4階待合スペースは大きな花のような形が優しいピンク色のグラデーションで包まれるような空間になるよう表現されています。西山さんは「岡山のフルーツなども連想しつつ,主張しすぎず,見る人によって自由にイメージが膨らむように考えました。私自身も慢性疾患を抱え疼痛治療を行っており,患者さんやご家族の不安や辛さが少しは分かるようになりました。病院を訪れる方々,働いておられる方々が少しでも明るい気分になり,癒されるようなホスピタルアートにしたいと思って取り組みました」と話しています。
稲田さんは,これまでにも国立病院機構福山医療センター,福山市民病院小児病棟(福山市),JA広島総合病院(廿日市市)などでホスピタルアートをプロデュースしており,「昔々,“患部に手を当てる”という人間の持つ素朴な行為は,人と人を「気持ち」でつないだ治療法として存在していました。今,最新の医療現場において,この原始的とも思える“ふれあい”が強く求められており,厳しい状況であるほどその必要性は高いと考えます。現代の“ふれあい”も,色・形・音・香り・光などの『アート』がその役目を引き受けて,人間の五感にやさしく刺激を与え,対話を生み,生きることへの前向きな姿勢を整える“手当て”として,再び動き出したのです」と,ホスピタルアートの意義を語っています。
当院では,今後も院内の他のエリアを含めてホスピタルアートを取り入れるなど,病院を訪れるすべてのみなさまに癒しを与えられるような空間をさらに広げていきたいと考えています。
なお,今回導入したエリアのホスピタルアートは,院内で売店や食堂などを運営する一般財団法人積善会の温かいご支援により実現しました。
ドットの模様が特徴的な3階通路 |
4階待合スペースは花びらに包まれるような空間に |
壁面に描画する西山さん(右)とアシスタントの 林伸光さん |
完成したデザインをバックに西山さんと 林さん |
![]() エアブラシを使って慎重に描いていきます |
下絵にエアブラシで色を重ねていきます |
■作家紹介
西山美なコ NISHIYAMA Minako (現代美術家)
兵庫県生まれ。1989年京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。1991年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。京都精華大学立体造形コース非常勤講師。
これまでに,帝京大学医学部附属溝口病院(神奈川),愛知医科大学病院(愛知),北野病院(大阪),千代田病院(宮崎)でホスピタルアートの実績。
■プロデューサー紹介
稲田恵子 INADA Keiko (有限会社 稲田恵子オフィス代表)
兵庫県姫路市生まれ。神戸山手短期大学教養科卒業後,神戸ドレスメーカー学院専攻科(現神戸ファッション専門学校)修了。グラフィックデザイナー・山下新治氏,カラーリスト皆美あい氏に師事。企業や病院,学校などの施設内の配色などを助言する色彩プロデューサーとして活躍し,2002年からホスピタルアートのコーディネーターを務める。県立広島病院(広島市),笠岡第一病院(笠岡市),国立病院機構米子医療センター(米子市),国立病院機構福山医療センター(福山市)など実績多数。広島県廿日市市在住。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2022/02/24イベント
岡山大学病院治験推進部第20回市民公開講座「新型コロナウイルス感染症を知り,新興感染症に備える」開催のお知らせ
岡山大学病院治験推進部は,第20回市民公開講座「新型コロナウイルス感染症を知り,新興感染症に備える」を3月19日(土)に開催します。
昨年は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが,今年はインターネット配信にてWEB開催いたします。
パソコン,タブレット,スマートフォン等で気軽にご視聴いただけますので,奮ってご参加ください。
【タイトル】岡山大学病院 治験推進部 第20回市民公開講座「新型コロナ感染症を知り,次の新興感染症に備える」
【開催日時】 2022年3月19日(土) 14時~15時30分
【プログラム】「治験についてご存じですか?」岡山大学病院治験推進部 臨床研究コーディネーター 渡邉 真苗
「新型コロナウイルス感染症を知り、次の新興感染症に備える」岡山大学学術研究院医歯薬学域 准教授 萩谷 英大
【定 員】 1000名(先着順)参加費無料
【開催方法】 オンライン開催(インターネット配信) ※ZOOMの事前申込みが必要です。
【申込方法】
下記URLより事前登録ページに進み,必要事項を入力し登録を行ってください。登録完了後,講演を視聴するためのURLがご登録のメールアドレスに送信されます。
当日はそちらのURLをクリックし,ご視聴ください。
登録URL:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_rVJyvMqKRbSj014StOGhpA
詳しくは,岡山大学病院治験推進部ホームページをご確認ください。
【問い合せ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター 治験推進部
Eメール:okadai-drchiken@okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7534(電話受付時間 9:30~16:30/土日祝休)
2022/02/17プレスリリース
急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は,肺内の炎症を軽減し,慢性期の呼吸機能低下を緩和する
「急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は,肺内の炎症を軽減し,慢性期の呼吸機能低下を緩和する」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2022/02/17プレスリリース
歯がすり減るのは寝ている時の歯ぎしりだけが原因ではない!?起きている時にも原因が!
「歯がすり減るのは寝ている時の歯ぎしりだけが原因ではない!?起きている時にも原因が!」プレスリリースを掲載しました。
2022/02/14プレスリリース
救急隊を新型コロナウイルスから守る,ポータブルスプラッシュシールドを開発 ~感染拡大から救急隊を守るために
2022/02/02イベント
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 市民公開講座/第6回 小児がんフォーラム in 岡山「小児・AYA世代のがん患者の将来の選択肢を広げるために今できること」開催のお知らせ
【タイトル】
中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 市民公開講座
第6回 小児がんフォーラム in 岡山
「小児・AYA世代のがん患者の将来の選択肢を広げるために今できること」
【日時】令和4年2月27日(日)13:00~16:00(12:30より接続可)
【場所】遠隔会議システム『Zoom』上でのオンライン開催
【内容】
■13:00~13:05 開会のあいさつ
■13:05~13:45
「入院中のこと,退院してからのこと」
経験者2人の方に闘病のこと,退院後の生活についてお話しいただきます
■13:45~14:20
「小児・AYA世代がん患者への看護支援の実際~将来のために今できる支援とは~」
岡山大学病院 がん看護専門看護師 太田 佳男
■14:20~14:30 休憩(10分)
■14:30~15:05
「将来子どもを持つために:妊孕性温存治療の実際」
岡山大学病院 産科・婦人科 樫野 千明
■15:05~15:40
「小児・AYA世代がん患者の将来を支える医療~治療中,治療後の支援を考える~」
自治医科大学 小児科・小児医療センター 教授 嶋田 明
■15:40~15:55 質疑応答
■15:55~16:00 閉会のあいさつ
【対象】どなたでもご参加いただけます。
【会費】無料
【申込方法】
参加ご希望の方は,①氏名(ふりがな) ②メールアドレス ③電話番号をご記入の上,【本件担当】までメールにてお申込ください。(2/23〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
【共催】中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科,岡山大学病院リプロダクションセンター
【後援】岡山県がん診療連携協議会,岡山県,岡山市,岡山県医師会,岡山県看護協会,公益財団法人がんの子どもを守る会岡山支部,山陽新聞社,RSK山陽放送,RNC西日本放送,OHK岡山放送
【本件担当】
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局 市民公開講座係
Eメール:ganpro@adm.okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7812(電話受付時間 9:00~17:00/土日祝は休業)
2022/02/01お知らせ
《WHOに協力》 新型コロナ感染症対策専門家として萩谷英大医師(総合内科・総合診療科)をパプアニューギニアへ派遣
2021年12月~2022年2月中旬まで,国際医療ボランティアAMDAを通じて,岡山大学病院総合内科・総合診療科の萩谷英大医師をパプアニューギニアへ派遣しています。
新型コロナ感染症対策専門家として,現地で活動中の萩谷医師からのレポートをお届けいたします。
皆さん,こんにちは。岡山大学病院の萩谷英大です。現在,WHO(WPRO:WHO西太平洋地域)がすすめる各国のコロナ対策支援※に参加するためにパプアニューギニアに滞在しています。
私が所属する現地のInfection Prevention and Control(感染症の予防及び管理:以下IPC)部門は,1名のWHO正規スタッフ(オーストラリア人),1名のWHO長期コンサルタント(インド系マレーシア人),1名のWHO短期コンサルタント(チュニジア人)で構成されていました。12月末からこのチームに参加する形でパプアニューギニアに来たのですが,WHO正規スタッフはオーストラリアからリモートワーク(?)をしており,現地には滞在していません。長期コンサルタントと短期コンサルタントは,私がパプアニューギニアに到着した次の日に3時間ほど会って軽い申し送りをした後に,いずれも契約満期のためそれぞれの国に帰ってしまいました。帰国後もメールやウェブ会議ではサポートしてくれる形になっていますが,現地のIPC部門は私一人残されて,この先どうしていこうかと暗中模索の状態で年を越し,現在に至っています。嘆いてばかりいても物事は前に進みませんので,申し送りで教えてもらったNational Department of Health(日本でいうところの厚生労働省)の感染対策部門の責任者と相談を進め,まずは首都ポートモレスビーの主要医療機関の感染対策の現状を評価することを短期目標にしています。長期的には地方都市にも足を延ばして,そこでの感染対策状況の評価およびフィードバックをする予定にしています。また,1月末から1週間かけて行われる全国IPCトレーニングコース(?)のファシリテーターという大役を任されましたので,現在はその準備が中心の毎日です。
そもそもパプアニューギニアにおける新型コロナウイルスの流行状況はどうなっているのでしょうか。表向きはあまり多くの感染者が報告されている国ではありませんが,日本のような法制度に基づく報告システムがないため,十分な検査が行えていない,検査が行われていてもそれが報告として上がってきていない等,陽性者数が過小評価されていることは間違いありません。加えて,ワクチン接種率は全人口の12%以下とWHO西太平洋地域で最低接種率と言われています。ワクチンの在庫はたくさんありますが,宗教・信念・噂など,様々な要素・リテラシーの問題がワクチン接種率向上を妨げているようです。
今後もIPCの専門家として,現状評価と課題確認,改善点の提案など,現地の感染対策レベルが改善するよう積極的に働きかけていきたいと思います。
※WHOのコロナ対策支援=Global Outbreak Alert and Response Network/通称GOARNで知られている感染対策専門家派遣の枠組みによる海外派遣。GOARNからの海外派遣にはフォーカルポイント(所属機関)が必要で,今回はAMDAにフォーカルポイントとなっていただき,萩谷医師の派遣が実現しています。
萩谷医師は,国立国際医療研究センター国際感染症センター(東京都)が昨年度実施したGOARN研修を修了しています。

現地で活動する萩谷医師
「トンガの海底火山噴火が心配されますが,こちらは特に影響なく,普段の日常と変わりなく過ごしています!」
【パプアニューギニアの位置】
萩谷 英大(はぎや ひではる)
岡山大学病院 総合内科・総合診療科 医局長
岡山大学学術研究院医歯薬学域 瀬戸内(まるがめ)総合診療医学講座 准教授
2022/01/13イベント
「コロナ禍における全人的医療」開催のお知らせ
「コロナ禍における全人的医療」について

日時:2022年3月5日(土) 10:00~12:00
場所:Zoomによるオンライン開催
内容:医師,看護師による講演,総合討論,セルフコンパッションワーク 等
対象:医療従事者および医療系の学生
参加ご希望の方は,こちらよりお申込みください。 【締切:2022年2月28日(月)】
2021/12/01お知らせ
医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」が活動開始


2021/11/22お知らせ
医療系オープンイノベーション・プログラム「BIZEN-プロジェクト」ホームページを開設しました
国立大学イノベーション創出環境強化事業の取組の一つである「オープンイノベーションラボの設置と研究開発支援」として,産学共創活動の促進を展開する《BIZEN-プロジェクト(BIZEN=Business Innovation Zone for Entrepreneurship)》のホームページを開設しました。
★ホームページはこちら★
本プロジェクトは,「臨床研究中核病院」「がんゲノム医療中核拠点病院」「橋渡し研究支援拠点」として,多様的・総合的な活動に取り組む岡山大学病院において,医療人材を育てると同時に,外部企業と協働して,医療イノベーションを推進していくものです。
《参考》内閣府「国立大学イノベーション創出環境強化事業」に採択
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 新医療研究開発センター BIZENプロジェクト
TEL086-235-6979
岡山大学病院 研究推進課
TEL086-235-7983
2021/11/11イベント
「中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 第13回歯科・口腔外科インテンシブコース」開催のお知らせ
山本 哲也 先生 (高知大学医学部歯科口腔外科学講座 教授)
「4つのRから見た小線源治療:現状と将来展望」
三浦 雅彦 先生 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔放射線腫瘍学分野 教授)
佐々木 朗 先生 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科口腔顎顔面外科学分野 教授)
三宅 実 先生 (香川大学医学部歯科口腔外科学講座 教授)
テーマ 「がん拠点病院である大学病院における多職種連携システムの構築について」
1) 「広島大学病院におけるがん患者の合併症予防にむけた口腔管理の取り組み」
西 裕美 先生 (広島大学病院口腔総合診療科)
2) 「徳島大学病院における周術期等口腔機能管理
―医科歯科連携強化による周術期管理の質の向上を目指して―」
青田 桂子 先生 (徳島大学病院口腔内科 教授)
3) 「香川大学医学部附属病院におけるチーム医療の取り組み
―医学部口腔外科の立場から―」
中井 康博 先生 (香川大学医学部歯科口腔外科学講座)
4) 総合討論
ポスターのQRコードよりアクセスの上,Google フォームでのお申込みも可能です。
開催間近にウェビナー参加用URLを送付させていただきます。(12/1〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
2021/11/04プレスリリース
岡山大学が開発した早期胃癌AI診断システムの有用性
「岡山大学が開発した早期胃癌AI診断システムの有用性」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2021/10/28お知らせ
看護師の特定行為研修/2022年度受講生募集のお知らせ
当院は2020年度より,看護師の特定行為研修「術中麻酔管理領域パッケージ」と「外科術後病棟管理領域パッケージ」の2領域を開講し,現在,2022年度の受講生を募集しています。
【募集期間】2021年9月1日(水)~12月6日(月)
【募集人数】術中麻酔管理領域パッケージ 5名
外科術後病棟管理領域パッケージ 5名
【選考方法】書類審査および面接
面接日時は2021年12月中旬予定
募集要項や必要書類など,詳しくは岡山大学病院看護教育センターホームページをご覧ください。
2021/10/15お知らせ
ドクターカーの患者搬送シミュレーションを行いました
岡山大学病院は,来年度から本格運用開始予定の「ドクターカー」を使った患者搬送シミュレーションを行いました。今回のシミュレーションは,心臓の疾患のため,他院でECMO(エクモ=体外式膜型人工肺)を導入中の入院患者さん(シミュレーター用マネキン)を当院に転院搬送する想定で,救命救急科を中心に医師,看護師,臨床工学技士,事務職員約20名が参加。病院内から酸素ボンベや心電図モニターなどの医療機器を設置したストレッチャーとエクモを準備し,ドクターカーに搬入するところから始まり,医師2名,看護師1名,臨床工学技士2名と,ドライバー役の事務職員計6名がドクターカーに同乗して,実際の搬送と同じ動線で訓練を行いました。
ストレッチャーとスタッフが乗った状態で荷台のリフトの動作確認▽車内での各職種の役割▽患者につながれた機械をどう管理するか▽患者のベッド移動・固定―など,約1時間半かけて一連の流れを確認しました。
終了後の振り返りでは,「声を掛け合って動くことが大事」「全体を見て医師がリーダーとなって指示することが必要だ」「(エクモを使用する搬送では)臨床工学技士の役割が非常に重要であり,人員を割けるかどうかが課題」などの意見が挙がりました。
シミュレーションを主催した救命救急科の上田浩平医員は,「まずは地元岡山県民の救命を念頭に,試験運用を行いながら来年度の本格運用に向けて今後もシミュレーションや各部署との調整を重ねていきたい」と意気込んでいます。
※当院のドクターカーは「岡山大学病院ドクターカー」が正式名称です。ECMO(エクモ)を使用しない患者さんの搬送にも使用します。
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【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2021/10/13イベント
「オンライン市民公開講座 がんとともに生きる~患者さんに伝えたい4つのこと~」開催のお知らせ
【日時】 2021年11月7日(日)13:00~15:35(12:30より接続可)
【場所】 遠隔会議システム『Zoom』上でのオンライン開催
【内容】
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:35 「がん薬物療法への副作用対策~こんな時どうしたらいいの?~」
岡山大学病院 腫瘍センター 看護師長 西本 仁美
13:35~14:05 「がん患者さんの栄養療法の基本」
岡山大学病院 臨床栄養部 副部長 長谷川 祐子
14:05~14:15 休憩(10分)
14:15~14:45 「在宅がん患者さんに対する訪問診療支援」
訪問診療専門 つばさクリニック 院長 岡田 豊
14:45~15:15 「がんと共に暮らすための情報」
岡山大学病院 がん相談支援センター 医療ソーシャルワーカー 石橋 京子
15:15~15:30 質疑応答
15:30~15:35 閉会挨拶
【対象】 どなたでもご参加いただけます。
【会費】 無料
【申込方法】
参加ご希望の方は,①氏名(ふりがな) ②メールアドレス ③電話番号をご記入の上,【本件担当】まで
メールにてお申込ください。(11月3日〆切)
※詳細はこちら(ポスター)をご覧ください。
【主催】 中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
【後援】 岡山県,岡山市,岡山県医師会,山陽新聞社,RSK山陽放送,RNC西日本放送,OHK岡山放送
【本件担当】
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局 市民公開講座係
Eメール:ganpro@adm.okayama-u.ac.jp
TEL:086-235-7812(電話受付時間 9:00~17:00/土日祝は休業)
2021/10/04お知らせ
岡山大学病院に「総合トリアージ・ステーション」が完成
岡山大学鹿田キャンパス内に,発熱・下痢・嘔吐などの感染症の症状を有する“感染症疑い”患者さんに対して,問診や検査,治療ができる「総合トリアージ・ステーション(General Triage Station=GTS)」を新築しました。
総合トリアージ・ステーションは,190平方メートルの建物内に,患者さん用の広い待合スペース,診察室2部屋,スタッフルーム,検査室などを整備。“感染症疑い”患者さんに対する診療のみならず,感染症に関する教育などにも利用します。併せて,巨大地震をはじめとした自然災害発生時には医療・治療の優先度を決定するためのトリアージスペースとして展開できるなど,非常時でも病院が診療を継続できるような“診療のSDGs”を目指した設計となっています。
新型コロナウイルス感染症のような新興感染症等の流行時には,患者さんを適切にトリアージできる場所を確保することが,院内感染のリスクを下げる上で重要になります。本施設の建設にあたっては,コロナ禍においても院内感染のリスクを回避し,地域医療の最後の“砦”としての機能・役割を発揮するとともに,大学の教育・研究機能を引き続き確保することを目的として,文部科学省から全国の35国立大学に交付された助成金を活用しています。
■名 称:総合トリアージ・ステーション(General Triage Station=GTS)
■場 所:岡山大学鹿田キャンパス 歯学部棟東・マスカットキューブ北隣
■床面積:190平方メートル
■建設工事:2021年4月22日着工,2021年7月26日完成
■用 途:通常時・・・・発熱患者、感染症疑い患者の検査および治療(建物内で実施可能),感染症に関する教育
非常時・・・・新興感染症流行時,災害発生時の患者トリアージスペース
外観 |
待合 |
スタッフルーム |
★ロゴ制作:本多寛之(総合内科・総合診療科) |
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2021/10/01イベント
指導者のための「リーダーシップ講座」開催のお知らせ
指導者のための「リーダーシップ講座」開催のお知らせ
◆2022年2月27日(日)13:00~17:00 「マネジメントとリーダーシップ総論」
◆2022年3月20日(日)13:00~17:00 「マネジメントとリーダーシップ各論」
対象:医療に携わるチームリーダー(ミドルマネージャー)の方
定員:25名程度
※詳細については下記ポスターをご覧ください。

2021/09/29プレスリリース
岡山大学病院で全国に先駆けて遺伝性骨・軟部腫瘍の専門外来を開設
2021/09/29お知らせ
9月17日「世界患者安全の日」の活動を行いました
9月17日は「世界患者安全の日(WPSD:World Patient Safety Day)」です。これは,「患者安全を促進すべく世界保健機関加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすること」を目的として,医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するために,2019年に世界保健機関(WHO)で制定されました。
岡山大学病院では,医療安全管理部のスタッフがこのイベントのテーマカラーであるオレンジ色のTシャツを着て,医療者や患者さん・ご家族の皆さま,市民の皆さまに患者安全・医療安全推進の取り組みに関心を持ってもらおうと,活動を行いました。特に職員に向けては「医療安全のABC」として,「A=当たり前のことを B=ばかにしないで C=ちゃんとやる」のスローガンを掲げ,安全な医療実現のための啓発活動を行いました。
これからも,病院を挙げて医療安全の取り組みを強化してまいりますので,ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◆「医療安全のABC」ポスターはこちら。
医療安全管理部のスタッフ |
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【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
2021/09/01お知らせ
岡山大学病院にECMOを搭載できる大型救急搬送車「ドクターカー」を配備しました
8月31日,体外式膜型人工肺「ECMO(エクモ)」を搭載できる大型の救急搬送車「ドクターカー」を配備しました。当院の調べでは,全国で同様のドクターカーは現在10台あり,中国・四国地方では初めての導入となります。
重症呼吸不全などの患者が発生した場合,ECMO装着を行った状態でドクターカーでの広域搬送が可能となります。当院では今後,要請に迅速に応えられるよう,体制を整えていきます。
このたび配備したドクターカーは,医師や看護師,臨床工学技士などの医療従事者が乗り込み活動を行います。一般の救急車よりも車内が広くなっており,ECMOなどの高度医療機器を用いた重症患者さんの搬送に使用することが可能です。
車内にはECMOを含め,自動体外式除細動器(AED)や自動心臓マッサージシステム,人工呼吸器などの医療機器を整備し,搬送時から早期に治療介入ができるよう,整備を進めていく予定です。
車両は,公益財団法人「日本財団」からの助成金を活用して購入しました。車体外観の装飾は,岡山大学病院の職員による広報チーム「岡大病院“Face”活性化ミーティング」メンバーの本多寛之医師(総合内科・総合診療科)のデザインで,波のような曲線は船舶の航走波をイメージしており,ドクターカーがスピーディーに移動する様子を表しています。
2022年度からの本格的な導入を目指して,岡山県内はもちろん,近隣県で重症患者が発生した場合に,広域搬送ができるよう体制を構築してまいります。
岡大病院に配備したドクターカー |
本多寛之医師がデザインした外装 |
![]() 医療従事者が複数人乗り込める広い車内 |
![]() 前田嘉信病院長と,高度救命救急センターのスタッフ |
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
電話番号 086-235-6749
2021/09/01イベント
第15回 岡山県がん診療連携拠点病院 公開講座(岡山大学病院主催)に申込みいただきましたみなさまへ
第15回 岡山県がん診療連携拠点病院 公開講座(岡山大学病院主催)に申込みいただきましたみなさまへ
申込みいただきましたすべての方へ, 9月3日(金)に参加案内メールを送付いたします。
参加案内が届いていない場合は, 9月9日(木)17:00までにお問い合わせ先メールアドレスにその旨連絡願います。
お手数でございますが, 送付時のメールタイトルには「公開講座」と入れてください。
※オンデマンド配信のみ申込みの方につきましても,締切は同じです。ご了承願います。
◆お問合わせ先
岡山大学病院 医事課 診療支援担当
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:086-235-7072
Mail: sinryousien@adm.okayama-u.ac.jp
2021/08/16お知らせ
「令和3年度大藤内分泌医学賞」授賞式を行いました
2021年8月13日に,令和3年度大藤内分泌医学賞授賞式を大学院医歯薬学総合研究科が開催しました。
本医学賞は,元学長・医学部長の大藤眞氏のご遺族の意志に基づき,学術研究院医歯薬学域(医学系),大学院医歯薬学総合研究科(医学系),医学部及び大学病院(医学系)において視床下部・下垂体の内分泌学に関する医学研究を行う若手の研究者・医師・大学院生に対して与える賞であり,表彰状の授与及び研究費の助成を行っています。
令和3年度の受賞者は3名であり,大学院医歯薬学総合研究科の伊達勲研究科長より賞状が授与され,「今後も研究に励み,内分泌分野の発展に寄与していただきたい」との激励のことばが贈られました。
【令和3年度受賞者】
■大熊 佑(脳神経外科学・医学部客員研究員)
「虚血再灌流障害による下垂体損傷のモニタリング法の解明」
■長谷川 功(総合内科・総合診療科・講師)
「IgG4関連疾患に見られる下垂体病変の病態解析と臨床指標の抽出」
■宮﨑 晴子(分子医化学・助教)
「ハンチントン病モデルマウスにおける神経ペプチド遺伝子群発現低下メカニズムの解析」

左から,大橋俊孝教授,大塚文男教授(委員長),宮﨑晴子助教(受賞者・分子医化学),長谷川功講師(受賞者・総合内科・総合診療科),大熊佑客員研究員(受賞者・脳神経外科学),伊達勲医歯薬学総合研究科長
2021/08/04お知らせ
フィッシング詐欺による患者情報漏洩インシデントの発生について
令和3年7月23日,岡山大学病院の医師が個人で使用していたクラウドサービス用ID及びパスワードをフィッシング詐欺により窃取され,当該ID・パスワードで紐づけられた個人のクラウド上の保存データ等にアクセスできなくなったことが判明しました。
当該クラウドサーバには,大学の規定に反して,治療経過を確認する資料として収集された延べ269人の個人情報を含む患者情報を記したファイルが保存されており,攻撃者により閲覧可能な状態になっています。
なお,現時点で情報の悪用等は確認されていません。また,大学基幹システム,電子カルテなどの医療情報システムへの不正アクセスも確認されていません。
引き続き,岡山県警察本部及び関係各所に協力を仰ぎながら,問題解決に努めます。
患者の皆さまや関係の皆さまにご心配ご迷惑をおかけし,誠に申し訳ございません。
8月2日から,該当する患者の皆さまに事実関係の説明とお詫びの文書を発送し,順次電話にて説明と謝罪を行っております。
本学では全職員に対して定期的に個人情報保護及び情報セキュリティの確保について,セキュリティ教育や研修を通じて継続的に啓発してまいりましたが,今回の事案では,当該医師において本学の規定を遵守できておりませんでした。本学の情報管理体制に不備があったことを深く反省し,今後このようなことが起きないよう,全職員への個人情報の管理及び情報セキュリティ意識に関する指導を徹底してまいります。
今後,全職員に対して,業務上必要な個人情報を保有する際の必須条件,保管場所等を指導・徹底させるとともに,特に個人情報を含む診療情報については,定期的に個人情報保有状況を調査して監督することにより各職員のセキュリティ意識を向上させて,適切な個人情報の管理及び運用の強化を図ってまいります。
【学長コメント】
今回このような事案を発生させたことについて,ご迷惑をおかけした関係の皆さまに対しまして,深くお詫び申し上げます。
今回の事態を重く受け止め,全学として個人情報の管理及び情報セキュリティに関する指導を徹底し強化してまいります。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-7849
2021/08/03プレスリリース
かかりつけ精神科での個別の検診勧奨で,統合失調症患者さんの大腸がん検診受診率が大きく改善~精神障害を有する患者さんでのがん検診受診率の格差解消に期待~
「かかりつけ精神科での個別の検診勧奨で,統合失調症患者さんの大腸がん検診受診率が大きく改善~精神障害を有する患者さんでのがん検診受診率の格差解消に期待~」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2021/07/30イベント
第15回 岡山県がん診療連携拠点病院 公開講座(岡山大学病院主催)開催のお知らせ
『もしも一年後、この世にいないとしたら~病と向き合い、豊かに生きるために~』
公益財団法人がん研究会 有明病院 腫瘍精神科部長 清水 研
◆日時 2021年9月12日(日)13:00~15:30
◆形態 オンライン開催
◆申込み 事前予約必要、参加費無料
◆申込方法 下記URLまたはチラシにありますQRコードよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/rYJsG8NrQfdpNzPo7
2021年8月31日(火)申込締切
◆オンデマンド配信/2021年9月13日(月)正午~19日(日)24時
※オンデマンド配信希望の方も申込みが必要です。
◆お問合せ先
岡山大学病院 医事課 診療支援担当
〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:086-235-7072
Mail:shinryousien@adm.okayama-u.ac.jp
※詳細はこちら(PDF)をご確認下さい。
2021/07/29プレスリリース
岡山大学病院口唇裂・口蓋裂総合治療センターの新たな試み:ホッツ床を出来るだけ早期にお渡しする取り組みを始めました
「岡山大学病院口唇裂・口蓋裂総合治療センターの新たな試み:ホッツ床を出来るだけ早期にお渡しする取り組みを始めました」プレスリリースを掲載しました。
*詳細はこちらをご覧ください。2021/07/13イベント
夏のゾーニング・セミナー 開催のお知らせ
夏のゾーニング・セミナーについて

日時:2021年8月1日(日) 9:00~11:30
場所:岡山大学鹿田キャンパス 医歯薬融合型教育研究棟(融合棟)4階・3階
講師:萩谷 英大 先生
参加ご希望の方は,こちらよりお申込みください。 【締切:2021年7月25日(日)】
2021/07/05お知らせ
歯科医師を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の研修会を開催
岡山大学では,本学で実施する新型コロナウイルスワクチンの職域接種会場に歯科医師を派遣するため,対応にあたる歯科医師への研修会を開催しました。大学病院と学術研究院医歯薬学域(歯)に所属する歯科医師を対象に希望者を募り,申し込みをした200名が受講しました。
研修は6月28日,7月2日,5日の3日間で実施。(1)動画視聴(2)動画視聴後のテスト(3)実技シミュレーションの3つすべてを修了した人に,「受講修了証」が授与されました。
実技シミュレーションでは受講者同志がペアになり,上腕部に装着したシミュレータを用いてお互いに筋肉注射を打つ練習を実施。岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)地域医療人材育成講座の小川弘子教授,岡山大学病院総合内科・総合診療科の萩谷英大准教授,初期研修医(医科)らが,打つ場所や注射器の持ち方を教えたり,「針刺し事故のないように」「血液をサラサラにする薬を飲んでいないか確認を忘れずに!」など,安全に接種するための指導を行いました。
受講した歯科医師は「筋肉注射は初めてだが,歯科診療では口の中に注射をすることもあり,今回の研修は良いトレーニングになった。ワクチン接種に少しでも貢献したい」と話していました。
岡山大学病院では,これまでに新型コロナウイルス感染拡大防止対策や患者の受入れはもちろん,後遺症患者のための専門外来開設などに取り組んできましたが,今後はワクチン接種人材の派遣や,ワクチンによる副反応への対応も含め,さまざまな場面で貢献できるよう努めてまいります。
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| 医師の指導を受けながら、針を刺す位置を確認 | |
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| 疑問点を確認しながら受講者同志で練習 | 研修を修了した歯科医師に「受講修了証」が授与されました |
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-6749

ドットの模様が特徴的な3階通路


外観
スタッフルーム
医療安全管理部のスタッフ
岡大病院に配備したドクターカー
本多寛之医師がデザインした外装 




