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2021/07/05 お知らせ

歯科医師を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の研修会を開催

岡山大学では,本学で実施する新型コロナウイルスワクチンの職域接種会場に歯科医師を派遣するため,対応にあたる歯科医師への研修会を開催しました。大学病院と学術研究院医歯薬学域(歯)に所属する歯科医師を対象に希望者を募り,申し込みをした200名が受講しました。
研修は6月28日,7月2日,5日の3日間で実施。(1)動画視聴(2)動画視聴後のテスト(3)実技シミュレーションの3つすべてを修了した人に,「受講修了証」が授与されました。

実技シミュレーションでは受講者同志がペアになり,上腕部に装着したシミュレータを用いてお互いに筋肉注射を打つ練習を実施。岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)地域医療人材育成講座の小川弘子教授,岡山大学病院総合内科・総合診療科の萩谷英大准教授,初期研修医(医科)らが,打つ場所や注射器の持ち方を教えたり,「針刺し事故のないように」「血液をサラサラにする薬を飲んでいないか確認を忘れずに!」など,安全に接種するための指導を行いました。
受講した歯科医師は「筋肉注射は初めてだが,歯科診療では口の中に注射をすることもあり,今回の研修は良いトレーニングになった。ワクチン接種に少しでも貢献したい」と話していました。

岡山大学病院では,これまでに新型コロナウイルス感染拡大防止対策や患者の受入れはもちろん,後遺症患者のための専門外来開設などに取り組んできましたが,今後はワクチン接種人材の派遣や,ワクチンによる副反応への対応も含め,さまざまな場面で貢献できるよう努めてまいります。
 
医師の指導を受けながら、針を刺す位置を確認
 
疑問点を確認しながら受講者同志で練習 研修を修了した歯科医師に「受講修了証」が授与されました


【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL:086-235-6749