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2025/06/01 お知らせ

「総合周産期母子医療センター」開所式およびMFICU内覧会を行いました

岡山大学病院は,入院棟西4階にNICU(新生児集中治療室)12床,GCU(新生児回復室) 12床を有していますが,このたび入院棟東4階にMFICU(Maternal Fetal Intensive Care Unit:母体胎児集中治療室)を6床新設し,6月1日から運用を開始しました。昨年のNICU/GCU拡充(参考:2024年8月28日プレスリリース)およびMFICU設置を受けて2025年6月1日付けで,岡山県から「総合周産期母子医療センター」として指定されました。

指定に先だち5月27日,岡山大学病院において「総合周産期母子医療センター」の開所式およびMFICU(母体・胎児集中治療室)の内覧会を執り行いました。会場には,岡山県保健医療部長をはじめとする来賓,医療関係者,院内職員,報道関係者など,約40名が出席しました。開所式では,前田嘉信病院長が「MFICU開設により,母子の安全をより一層高める医療体制が整備されました。地域全体の周産期医療の質と安全性をさらに向上させるための重要な一歩です」と挨拶。その後,梅木和宣 岡山県保健医療部長より,県内における周産期医療への期待を込めた祝辞をいただきました。続いて,センター長を務める増山寿教授(産科・婦人科学)が,センターの役割や今後の展望について説明し,「地域の医療機関との連携強化を図るとともに,周産期医療に従事する医療人材の育成にも力を注いでまいります」と抱負を述べました。
その後,前田病院長,梅木部長,増山センター長に加え,塚原宏一 小児医科学教授,岩谷美貴子 看護部長によるテープカットと記念撮影を行い,式典を締めくくりました。

式典後には,報道機関および院内関係者を対象としたMFICUの内覧会も実施され,増山センター長と産科婦人科の衛藤英理子講師の案内で医療設備や病室環境が紹介されました。
岡山大学病院は,今後も地域の周産期医療の中核として,安全で質の高い医療提供と人材育成に取り組んでまいります。
 

挨拶する前田病院長

梅木和宣 岡山県保健医療部長

「総合周産期母子医療センター」の説明をする増山センター長
 

報道関係者へ説明する増山センター長

運用開始前のMFICU病室を内覧する出席者ら


【本件問い合わせ】
岡山大学病院 総務企画課
TEL086-235-6749
「総合周産期母子医療センター」看板前で行われたテープカット
「総合周産期母子医療センター」看板前で行われたテープカット