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2019/07/26 お知らせ

岡山大学病院 市民フォーラム「ゲノム医療と科学の最先端」を開催しました

6月30日(日)岡山大学病院市民フォーラム2019「ゲノム医療と科学の最先端」を開催しました。高校生を中心に一般の方を含めた約130人が参加し,熱心に講演を聞かれ,「興味を引く内容ばかりで面白く,もっと話が聞きたい」「初めて知ることばかりで楽しかった」「未来の医療について知ることができた」などと好評でした。
岡山大学病院臨床遺伝子診療科の十川麗美技術職員は,がんゲノムをテーマに遺伝やがん,遺伝カウンセリングの全般的な話をしました。岡山大学病院臨床遺伝子診療科の河内麻里子助教は,急速に加速しているがんゲノム医療の診療現場や仕組みをわかりやすく解説しました。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の須藤雄気教授は,光の受容体であるロドプシンなどの膜タンパク質を利用して光を医療に応用する研究のお話をしました。岡山大学異分野融合先端研究コアの佐藤伸准教授・研究教授は,ウーパールーパーの再生能力を人間の医療に生かしていくという研究紹介をしました。
また,フォーラムの前には高校生約50名を対象に,岡山大学病院の最新の医療設備を体験する医療デモ体験を実施しました。シミュレーションセンターで内視鏡や腹腔鏡の機械の操作や縫合体験,実際の手術で使用している器具に触れ,高校生らは初めて見る医療機器に目を輝かせており,医療に対してより一層関心が高まったようでした。

        
高校生らが熱心に聴講した市民フォーラム        講演者と運営スタッフで記念撮影

        
シミュレーションセンターで医療機器のデモ体験     病態を再現する患者マネキンを使って医師の指導を受ける高校生