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救急救命士のための超音波検査セミナーを実施しました
2022/12/15
お知らせ
救急救命士のための超音波検査セミナーを実施しました
岡山大学病院で,救急救命士を対象とした超音波(エコー)検査セミナーを12月13日(火)に実施しました。国が目指す「スーパーシティ」構想の一環である「デジタル田園健康特区」に指定されている岡山県吉備中央町との連携事業で,当院では救急救命士による救急車内超音波検査に対する検証を行っています。
町内に総合病院がない吉備中央町では,重症患者の多くは30分以上かけて岡山市内の病院に搬送されます。「デジタル田園健康特区」事業では搬送時間を有効活用するため,救急救命士が,現在は法律で認められていない超音波検査などを救急車内で実施できるよう,救急救命士の役割を拡大し,病院到着後の適切な処置につなげることを目指しています。
今回のセミナーでは,岡山県南東部の救急救命士28人が参加。最初にVR動画を視聴した後,人型のシミュレーターを使って,実際のエコー検査を体験してもらいました。岡山大学病院救命救急科および産科婦人科の医師が,シミュレーターに装置(プローブ)をあてて出血部位を確認する「FAST検査」についてレクチャーし,「プローブはダイナミックに動かすと良い」などとアドバイスしました。
地域救急・災害医療学講座の上田浩平助教は「今後もセミナーや研修会を開催し,救急救命士の技術向上やスムーズな患者搬送へ向けた地域の医療体制強化に努めていきます」と話しています。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
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町内に総合病院がない吉備中央町では,重症患者の多くは30分以上かけて岡山市内の病院に搬送されます。「デジタル田園健康特区」事業では搬送時間を有効活用するため,救急救命士が,現在は法律で認められていない超音波検査などを救急車内で実施できるよう,救急救命士の役割を拡大し,病院到着後の適切な処置につなげることを目指しています。
今回のセミナーでは,岡山県南東部の救急救命士28人が参加。最初にVR動画を視聴した後,人型のシミュレーターを使って,実際のエコー検査を体験してもらいました。岡山大学病院救命救急科および産科婦人科の医師が,シミュレーターに装置(プローブ)をあてて出血部位を確認する「FAST検査」についてレクチャーし,「プローブはダイナミックに動かすと良い」などとアドバイスしました。
地域救急・災害医療学講座の上田浩平助教は「今後もセミナーや研修会を開催し,救急救命士の技術向上やスムーズな患者搬送へ向けた地域の医療体制強化に努めていきます」と話しています。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749