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2018/09/04 お知らせ

岡山大学病院と岡山産業保健総合支援センターが「治療と仕事の両立支援」に関する協定を締結

岡山大学病院と岡山産業保健総合支援センターは平成30年8月8日,『治療と仕事の両立支援事業実施に係る協定』を締結しました。がん等の疾病により入院・通院している患者さんで,治療を継続しながら仕事を続けることを希望する患者さんのさまざまな相談に対応し,治療と仕事の両立の促進を図ることを目的としています。
働き方改革の一環として推進されている,治療と仕事の両立支援事業を実施している同センターの両立支援事業の一つに,個別調整支援があります。必要に応じて医療機関等と連携し,個別の患者さん(労働者)に係る健康管理について具体的な調整支援を行うものです。7月26日から岡山大学病院内に同センターの出張相談窓口を設置しており,個別調整支援を希望される患者さんに対して,同センターの両立支援促進員または産業保健専門職を院内に派遣していただき,随時相談にあたっています。
岡山大学病院はがん診療連携拠点病院であることから,支援の対象はがん患者さんが中心となります。また,脳卒中や肝炎等の病気や難病の患者さんも支援の対象となります。特に難病の患者さんには若年者が多く,「治療と仕事の両立支援は当院にとっても重要な課題でした。今回の連携により,がんや難病の方々が安心して就業継続や職場復帰できるようサポートしていきます」と金澤右岡山大学病院長は話しています。

協定を締結した産業保健センターの石川紘所長(左)と金澤右岡山大学病院長(右)。
 

【本件担当】医事課 診療支援担当
      TEL086-235-7072