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2025/12/18 お知らせ

新型インフルエンザ発生を想定した感染対策訓練を実施しました

岡山大学病院は12月12日,岡山市保健所と共同で,新型インフルエンザの発生を想定した感染対策訓練を実施しました。本訓練は,感染拡大時における医療機関と保健所との連携や情報共有体制を確認し,地域全体での適切な対応力向上を目的として行われたものです。
当日は,岡山県内9つの医療機関の医療従事者および保健所職員など,約60人が参加しました。訓練では,岡山市内で1日あたり約200人の新型インフルエンザ患者が発生し,病床がひっ迫している状況を想定。患者役の参加者が症状を申告し,それを基に医療機関が入院の必要性や受け入れの可否について検討しました。 
また,病床状況や患者の重症度などの情報を保健所へ共有し,限られた医療資源を地域全体でどのように調整・活用するかについて,実践的な確認を行いました。こうした一連の流れを通じて,緊急時における迅速かつ円滑な情報連携が可能かを検証しました。
感染症内科の萩谷英大准教授は,「どれくらいの患者が発生しているかは,単一の医療機関だけでは把握できません。保健所に情報を集約し,地域全体で共有することで,より効果的な感染対策を進めることが重要です」と述べました。
岡山大学病院では,今後も関係機関と連携しながら,感染症発生時においても地域医療を支える体制づくりに努めてまいります。

【本件問い合わせ】
岡山大学病院 感染制御部
TEL086-235-7590
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