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ドクターカーの患者搬送シミュレーションを行いました
2021/10/15
お知らせ
ドクターカーの患者搬送シミュレーションを行いました
岡山大学病院は,来年度から本格運用開始予定の「ドクターカー」を使った患者搬送シミュレーションを行いました。今回のシミュレーションは,心臓の疾患のため,他院でECMO(エクモ=体外式膜型人工肺)を導入中の入院患者さん(シミュレーター用マネキン)を当院に転院搬送する想定で,救命救急科を中心に医師,看護師,臨床工学技士,事務職員約20名が参加。病院内から酸素ボンベや心電図モニターなどの医療機器を設置したストレッチャーとエクモを準備し,ドクターカーに搬入するところから始まり,医師2名,看護師1名,臨床工学技士2名と,ドライバー役の事務職員計6名がドクターカーに同乗して,実際の搬送と同じ動線で訓練を行いました。
ストレッチャーとスタッフが乗った状態で荷台のリフトの動作確認▽車内での各職種の役割▽患者につながれた機械をどう管理するか▽患者のベッド移動・固定―など,約1時間半かけて一連の流れを確認しました。
終了後の振り返りでは,「声を掛け合って動くことが大事」「全体を見て医師がリーダーとなって指示することが必要だ」「(エクモを使用する搬送では)臨床工学技士の役割が非常に重要であり,人員を割けるかどうかが課題」などの意見が挙がりました。
シミュレーションを主催した救命救急科の上田浩平医員は,「まずは地元岡山県民の救命を念頭に,試験運用を行いながら来年度の本格運用に向けて今後もシミュレーションや各部署との調整を重ねていきたい」と意気込んでいます。
※当院のドクターカーは「岡山大学病院ドクターカー」が正式名称です。ECMO(エクモ)を使用しない患者さんの搬送にも使用します。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749
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ストレッチャーとスタッフが乗った状態で荷台のリフトの動作確認▽車内での各職種の役割▽患者につながれた機械をどう管理するか▽患者のベッド移動・固定―など,約1時間半かけて一連の流れを確認しました。
終了後の振り返りでは,「声を掛け合って動くことが大事」「全体を見て医師がリーダーとなって指示することが必要だ」「(エクモを使用する搬送では)臨床工学技士の役割が非常に重要であり,人員を割けるかどうかが課題」などの意見が挙がりました。
シミュレーションを主催した救命救急科の上田浩平医員は,「まずは地元岡山県民の救命を念頭に,試験運用を行いながら来年度の本格運用に向けて今後もシミュレーションや各部署との調整を重ねていきたい」と意気込んでいます。
※当院のドクターカーは「岡山大学病院ドクターカー」が正式名称です。ECMO(エクモ)を使用しない患者さんの搬送にも使用します。
【本件問い合わせ】
岡山大学病院 企画・広報課
TEL086-235-6749